*《&ruby(シンセティック・エンジェル){人造天使};/Synthetic Seraphim》 [#top] 永続罠 このカードがフィールド上に存在する限り、 カウンター罠カードが発動する度に、 自分フィールド上に「人造天使トークン」(天使族・光・星1・攻/守300)1体を特殊召喚する。 [[POWER OF THE DUELIST]]で登場した[[永続罠]]。~ [[カウンター罠]]が[[発動]]した場合に、その[[効果処理>効果解決時]]の直後に[[人造天使トークン]]を[[特殊召喚]]する。~ [[カウンター罠]]の[[発動]]という比較的緩い条件で[[トークン]]を1体[[特殊召喚]]できる。~ しかし、[[発動条件]]が受動的であることを踏まえると、大半の[[デッキ]]では[[《スケープ・ゴート》]]等の方が[[トークン]]生成[[カード]]として優秀。~ [[カウンター罠]]の採用枚数が多くなる[[【パーミッション】]]であれば[[発動条件]]は満たしやすくなるが、生成した[[トークン]]の使い途が乏しい。~ この[[カード]]を有効活用するのであれば、[[【エンジェル・パーミッション】]]がいいだろう。~ 特に[[《裁きを下す者−ボルテニス》]]と相性が良く、[[トークン]]が多ければ多いほど爆発力が高まり、[[召喚条件]]もこの[[カード]]とほぼ一致している。~ ただし、[[人造天使トークン]]は低[[ステータス]]故に維持しづらく、増やしすぎても[[フィールド]]を圧迫するだけのため、タイミングは図る必要がある。 -[[カウンター罠]]の[[発動]]を[[無効]]にされると、[[効果]]の[[トリガー]]にならない。~ ただし、[[カウンター罠]]の[[発動]]を[[無効]]にできるのは[[カウンター罠]]のみであるため、結局1体は[[トークン]]が[[特殊召喚]]される。~ -[[相手]]が[[発動]]した[[カウンター罠]]でも[[効果]]は[[適用]]される。~ -この[[カード]]自体は[[永続罠]]であり、[[スペルスピード]]は[[カウンター罠]]より遅いので、[[カウンター罠]]に[[チェーン]]して[[発動]]は出来ない。~ -[[英語名]]の「Seraphim」は[[《翼を織りなす者》]]を参照。~ 「Angel(天使)」が別の単語に変更されることはよくあることだが、天使の位階の1つである「Seraphim(熾天使)」はよいのだろうか。~ 人に造られた天使が最高位に属することも謎である。 -原作・アニメにおいて―~ アニメGXのデュエルアカデミアの3年生の筆記試験に、この[[カード]]の漢字表記を問う問題があった。~ また、3期EDで明日香の[[デッキ]]に確認できる。 -コナミのゲーム作品においてー~ TAG FORCEでは、[[カウンター罠]]をあまり入れていない明日香が何故かこの[[カード]]を[[デッキ]]に入れている。~ 当時、未[[OCG]]だった[[サイバー・エンジェル]]とかけているのだろうか。~ デュエルカーニバルでは真月の[[セイクリッド]][[デッキ]]に[[カウンター罠]]が入っていないのに投入されている。~ 何かしらの設定の暗喩だろうか?~ **関連カード [#card] -[[人造天使トークン]] -[[《もけもけ》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【エンジェル・パーミッション】]] **収録パック等 [#pack] -[[POWER OF THE DUELIST]] POTD-JP059 -[[DUELIST EDITION Volume 1]] DE01-JP042 **FAQ [#faq] Q:[[トークン]]の[[特殊召喚]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~ A:いいえ、作りません。 Q:どのタイミングで[[特殊召喚]]しますか?~ A:[[カウンター罠]]の処理が終わった直後です。~ 例えば「1:[[《地砕き》]]」→「2:[[《マジック・ジャマー》]]」と[[チェーン]]が積まれたとします。~ この場合、逆順処理で「2:[[《地砕き》]]を[[無効]]」にし[[トークン]]1体を[[特殊召喚]]、「1:[[発動]]・[[効果]][[無効]]により処理なし」となります。 ---- &tag(《人造天使》,罠,永続罠,);