効果モンスター 星5/水属性/魔法使い族/攻1000/守1000 このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、 (3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の魔法&罠ゾーンに表側表示でカードが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。 (2):このカードの攻撃力・守備力は、フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数×600アップする。 (3):自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のカード2枚を墓地へ送って発動できる。 デッキからレベル4以下のモンスター1体を墓地へ送る。
Vジャンプ(2022年8月号) 付属カードで登場する水属性・魔法使い族の上級モンスター。
自分の魔法&罠ゾーンに表側表示でカードが存在する場合に手札から特殊召喚できる効果、フィールドの表側表示の魔法・罠カードの数×600ステータスを自己強化する効果、自分の魔法&罠ゾーンの表側表示カード2枚を墓地へ送る事でレベル4以下1体をデッキから墓地へ送る効果を持つ。
(1)は手札からの特殊召喚効果。
ペンデュラムモンスター・永続魔法・装備魔法・永続罠などをある程度採用したデッキならば条件は容易く満たせよう。
宝玉獣の様に自身の効果で魔法&罠ゾーンに置かれるカードとも相性は良い。
特殊召喚が容易なレベル5水属性のため、(2)以降の効果を無視して《No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ》のエクシーズ素材にするのも手。
【ダイナミスト】はレベルと属性が一致するペンデュラムモンスター中心のデッキであり、エクシーズ召喚も狙いやすい。
自己特殊召喚効果を持つレベル5としては腐りづらく扱いやすい方に入る為、【ランク5】は勿論、レベル5の非チューナーを必要とする【インティ&クイラ】でも採用を検討できる。
【インティ&クイラ】と相性がいい《スキルドレイン》との相性は良くないが、特殊召喚して即座にシンクロ素材にするだけであれば何も支障は無い。
ただし、よりシンクロ召喚に繋げやすい《使神官−アスカトル》・《死神官−スーパイ》も存在する為、エクシーズ召喚やリンク召喚ができる点で差別化する必要がある。
(2)はステータスの自己強化。
倍率は600と高く、(1)を満たすために永続カードやペンデュラムモンスターを採用しているはずなので、それなりの数値は見込みやすい。
相手フィールドもカウントするため、相手のデッキ次第ではかなりのステータスも望めるだろう。
なお、この効果のみ参照するのが魔法&罠ゾーンではなくフィールドであるため、フィールド魔法や罠カードとしても"扱う"罠モンスターも倍率に含める。
(3)は下級モンスターの墓地肥やし。
レベル4以下と墓地へ送る範囲は非常に広く、効果の発動等のデメリットもないため、墓地効果の補助にも使える。
しかし、魔法&罠ゾーンの表側表示カード2枚のコストは重く、普通に使用するとディスアドバンテージが大きく、(1)(2)とも相性が悪い。
余程墓地へ送りたいモンスターが存在するか、魔法&罠ゾーンを空けたい場合以外は発動すべきかはよく考えたい。
また(1)のトリガーになるもののうちペンデュラムモンスターは墓地へ送られないため、コストにならない点は注意。
単に下級モンスターの墓地肥やしをしたいだけであれば、使い切り且つ召喚権を消費する代わりにコストが不要な《マスマティシャン》も存在する。
こちらを使う場合は属性やレベル、(1)の効果で差別化する必要がある。
【V・HERO】では、レベル3V・HEROは永続罠の状態から(3)で墓地へ送っても自身の効果により戦闘ダメージを受けるだけで永続罠に戻せるため、コストの重さがほぼ気にならない。
《E・HERO シャドー・ミスト》などを墓地へ送ることでデッキを回転させることができる。
《E・HERO アブソルートZero》の融合素材になれたり、《V・HERO ファリス》とランク5のエクシーズ召喚もできる点も小さくない利点である。
また、【ウィッチクラフト】では自己サルベージ効果を有する《ウィッチクラフト・スクロール》・《ウィッチクラフト・バイストリート》の存在により、コストの重さがほぼ気にならない。
《ウィッチクラフト・シュミッタ》などを墓地へ送ることでデッキを回転させることができる。
種族サポートを共有出来たり、《ウィッチクラフト・バイスマスター》の融合素材になれたり、《ウィッチクラフト・エーデル》とランク5のエクシーズ召喚もできる点も小さくない利点である。
―(2)の類似効果