*《&ruby(マーメイル){水精鱗};−メガロアビス/Mermail Abyssmegalo》 [#cd141e86]
 効果モンスター
 星7/水属性/海竜族/攻2400/守1900
 自分のメインフェイズ時、
 手札からこのカード以外の水属性モンスター2体を墓地へ捨てて発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚に成功した時、
 デッキから「アビス」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
 また、このカード以外の自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
 水属性モンスター1体をリリースする事で、
 このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
//英語名http://www.yugioh-card.com/en/products/bp-abyr.html

 [[ABYSS RISING]]で登場した[[水属性]]・[[海竜族]]の[[最上級モンスター]]。~
 自身を[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[起動効果]]、その[[効果]]で[[特殊召喚]]された時[[サーチ]]を行う[[誘発効果]]、[[2回攻撃]]を行う[[起動効果]]の3つの[[効果]]を持つ。~

 [[特殊召喚]]にはこの[[カード]]を含む3体の[[モンスター]]を要するため、[[《サルベージ》]]等で補助してやるといいだろう。~
 [[手札]]から[[捨てる]]行為自体は、同じ[[水精鱗]]の[[《水精鱗−アビスグンデ》]]・[[《水精鱗−アビスヒルデ》]]と相性が抜群で、3つ目の[[効果]]の[[コスト]]をスムーズに整える事が可能。~
 [[【水精鱗】]]によく併用される[[海皇]][[モンスター]]とも相性が良い。~
 なお[[チェーンブロック]]を作るため、[[《神の宣告》]]や[[《ライオウ》]]に[[無効]]にされない代わりに[[《天罰》]]や[[《朱光の宣告者》]]に引っかかる。~
 また、[[水精鱗]]のサポートの多くはこの[[カード]]の[[特殊召喚]]が可能なので、無理に自身の[[効果]]での[[特殊召喚]]を狙う必要はない。

 自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]した時、[[アビス]]と名のつく[[魔法・罠カード]]を[[手札]]に加えられる。~
 [[《アビスケイル−クラーケン》]]を[[サーチ]]して装備すれば、[[相手]]の[[モンスター効果]]を[[無効]]にする[[攻撃力]]2800の[[モンスター]]として運用できる。~
 [[《アビストローム》]]は[[《海》]]を別に維持する必要があるものの、[[《大嵐》]]の[[効果]]を[[エンドサイク]]のような感覚で使用できる。~
 [[《アビスフィアー》]]を[[サーチ]]し、次の[[自分]]の[[ターン]]までこの[[カード]]と[[《アビスフィアー》]]を維持すれば、2体目のこの[[カード]]を[[特殊召喚]]して[[《水精鱗−ガイオアビス》]]を[[エクシーズ召喚]]することも可能。~

 [[2回攻撃]][[効果]]は[[コスト]]を要するため、先述の[[カード]]を利用する、別に[[水属性]][[モンスター]]を[[通常召喚]]する等して[[コスト]]を整えるといいだろう。~
 [[《海皇の重装兵》]]を用意できれば、邪魔な[[相手]][[モンスター]]や[[ロック]][[カード]]を[[除去]]した上で更なる[[モンスター]]を追加し、[[1ターンキル]]級の[[ダメージ]]を与える事も不可能ではない。~
 ただし、[[リリース]]出来るのは[[表側攻撃表示]]限定なので、[[《浮上》]]で[[蘇生]]した[[モンスター]]を[[コスト]]にすることはできない。
 ただし、[[リリース]]できるのは[[表側攻撃表示]]限定なので、[[《浮上》]]で[[蘇生]]した[[モンスター]]を[[コスト]]にすることはできない。

-[[チェーン]]処理が複雑になりやすい[[カード]]。~
以下に[[手札]]から捨てられた時に[[誘発効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]を[[コスト]]にして自己[[特殊召喚]][[効果]]を使用した場合の処理を記す。~

--[[手札]]を2枚捨て[[起動効果]]を[[発動]]。この時点では捨てた[[モンスター]]の[[効果]]は[[発動]]しない。~
>
+[[手札]]を2枚捨て[[起動効果]]を[[発動]]。~
この時点では捨てた[[モンスター]]の[[効果]]は[[発動]]しない。~
[[お互い]]に[[チェーン]]する[[カード]]がなければ効果処理に入り、この[[カード]]を[[特殊召喚]]する。~
[[《マインドクラッシュ》]]などによりこの[[カード]]が捨てられるなどして[[特殊召喚]]ができなかった場合、[[特殊召喚]]に成功した時に[[発動]]する[[効果]]は[[発動]]できない。

--その後、この[[カード]]の[[サーチ]][[効果]]と[[手札コスト]]にした[[モンスター]]の[[誘発効果]]を1つの[[チェーン]]に載せ処理する。~
[[同時に複数のカードが発動した場合]]に基づき、まず[[強制効果]]を[[チェーン]]に載せ、次に[[任意効果]]を[[チェーン]]に載せる。~
[[《マインドクラッシュ》]]などによりこの[[カード]]が捨てられるなどして[[特殊召喚]]ができなかった場合、[[特殊召喚に成功した]]時に[[発動]]する[[効果]]は[[発動]]できない。
+その後、この[[カード]]の[[サーチ]][[効果]]と[[手札コスト]]にした[[モンスター]]の[[誘発効果]]を[[チェーン]]処理する。~
[[同時に複数のカードが発動した場合]]に基づき、まず[[強制効果]]から[[チェーン]]を作り、次に[[任意効果]]の[[チェーンを積む]]。~
なお、この[[カード]]の[[誘発効果]]は[[任意効果]]であり、[[手札]][[コスト]]にした際[[発動]]する[[海皇]]の[[誘発効果]]は全て[[強制効果]]、[[水精鱗]]の[[誘発効果]]は全て[[任意効果]]である。~
[[《水精鱗−アビスグンデ》]]と[[《海皇の重装兵》]]を捨てて[[特殊召喚]]した場合、まず[[《海皇の重装兵》]]を[[チェーン]]1に載せ、次に[[《水精鱗−アビスグンデ》]]とこの[[カード]]の[[誘発効果]]を好きな順番で[[チェーン]]2・3に載せる。~

--一連の[[誘発効果]]の[[チェーン]]を組み終わった後、[[相手]]および[[自分]]は更に[[チェーン]]して[[カード]]を[[発動]]できる。~
[[《水精鱗−アビスグンデ》]]と[[《海皇の重装兵》]]を捨てて[[特殊召喚]]した場合、まず[[強制効果]]の[[《海皇の重装兵》]]を[[チェーン]]1にし、次に[[任意効果]]の[[《水精鱗−アビスグンデ》]]とこの[[カード]]の[[誘発効果]]を好きな順番で[[チェーン]]2・3に積む。~
+一連の[[誘発効果]]の[[チェーン]]を組み終わった後、[[相手]]および[[自分]]は更に[[チェーン]]して[[カード]]を[[発動]]できる。~
この[[カード]]の[[特殊召喚]]に対する[[《奈落の落とし穴》]]はここで[[発動]]する必要がある。~

--[[チェーン]]を組み終わったら効果処理に入る。~
+[[チェーン]]を組み終わったら効果処理に入る。~
先程の例で言えば、まず[[チェーン]]3のこの[[カード]]、[[チェーン]]2の[[《水精鱗−アビスグンデ》]]、[[チェーン]]1の[[《海皇の重装兵》]]の順に処理を行う。~

-この[[カード]]で[[《水精鱗−アビスヒルデ》]][[《水精鱗−アビスグンデ》]]を捨てた場合。~
上記の通り、この[[カード]]の[[サーチ]]効果もこれらの[[水精鱗]]の[[特殊召喚]]も[[任意効果]]なため好きな順番で[[チェーン]]を組む事ができるが、[[《水精鱗−アビスヒルデ》]][[《水精鱗−アビスグンデ》]]を[[チェーン]]2以降にした方がよい。~
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-この[[カード]]で[[《水精鱗−アビスヒルデ》]]・[[《水精鱗−アビスグンデ》]]を捨てた場合。~
上記の通り、この[[カード]]の[[サーチ]]効果もこれらの[[水精鱗]]の[[特殊召喚]]も[[任意効果]]なため好きな順番で[[チェーン]]を組む事ができるが、[[《水精鱗−アビスヒルデ》]]・[[《水精鱗−アビスグンデ》]]を[[チェーン]]2以降にした方がよい。~
こうすれば効果処理が[[特殊召喚]]→[[サーチ]]の順番になるため、[[特殊召喚]]された[[水精鱗]]に対して[[相手]]は[[《奈落の落とし穴》]]などの[[特殊召喚]]時に[[発動]]する[[カード]]を[[発動]]できなくなる。~
[[《激流葬》]]で全員吹き飛ばされる事もなくなるので覚えておこう。~
[[《激流葬》]]で[[全体除去]]される事もなくなるので覚えておこう。~

-1つ目の「この[[カード]]以外」とあるが、「[[手札]]から[[特殊召喚]]する」なので元からこの[[カード]]を[[墓地へ捨てて>墓地に捨てる]][[効果を発動>モンスター効果の発動]]することはできない。~
//[[空撃ち]]などの別の解釈を生まないように分かりやすくしたためだろうが、蛇足といえる。~

-海外版では[[レアリティ]]が[[シークレットレア>Secret]]に昇格している。

-名前の由来は、約1,800万年前から約150万年前に生息していたサメの一種「メガロドン(和名:ムカシオオホホジロザメ)」だろう。~
「メガロ(megalo)」とは、英語またはギリシャ語で「大きな」といった意味を持つ。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#f11fe928]
-[[水精鱗]]
-[[アビス]]

-[[《水精鱗−リードアビス》]]

-[[《エンシェント・シャーク ハイパー・メガロドン》]]

//―《水精鱗−メガロアビス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#g79e818a]
-[[【水精鱗】]]

**収録パック等 [#sa657e03]
-[[ABYSS RISING]] ABYR-JP020 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#p91c6c30]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]と[[バトルフェイズ]]中に[[2回攻撃]]できる[[効果]]の種別は[[起動効果]]となります。また、[[特殊召喚に成功した]]時に[[発動]]できる[[効果]]の種別は、[[誘発効果]]となります。(12/08/08)

Q:[[モンスター]]を[[リリース]]して[[2回攻撃]]を行う[[効果]]を、1[[ターン]]中に複数回[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(12/08/01)

Q:[[モンスター]]を[[リリース]]して[[2回攻撃]]を行う[[起動効果]]は[[メインフェイズ]]2で[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できるのは[[メインフェイズ]]1の時のみです。(12/08/01)

Q:先攻第一ターンで[[バトルフェイズ]]が無いとき、~
また、[[《氷霊神ムーラングレイス》]]の効果によって[[バトルフェイズ]]がスキップされるとき、
[[2回攻撃]]を行う[[起動効果]]は[[メインフェイズ]]1で発動できますか?~
A:先攻第一ターンは[[バトルフェイズ]]がないため発動できません。
Q:先攻第1ターンで[[バトルフェイズ]]が無いときや、[[《氷霊神ムーラングレイス》]]の効果によって[[バトルフェイズ]]がスキップされるとき、[[2回攻撃]]を行う[[起動効果]]は[[メインフェイズ]]1で発動できますか?~
A:先攻第1ターンは[[バトルフェイズ]]がないため発動できません。~
[[《氷霊神ムーラングレイス》]]などでスキップされる状況では発動可能です。(13/01/12)


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。