*《&ruby(せいこうかくりつ){成功確率};0%/Success Probability 0%》 [#ia7bcab4]
 通常罠
 相手の融合デッキから融合モンスター2体をランダムに墓地へ送る。

 [[SHADOW OF INFINITY]]で登場した[[通常罠]]。~

 新エキスパートルールにおいて、[[融合デッキ]]は何枚でも用意できたため、[[融合モンスター]]は3枚積みが多く、非常に[[効果]]が薄かった。~
 しかし[[エクストラデッキ]]として最大15枚となり、同名の[[融合モンスター]]が[[積ま>積む]]れる枚数も減ったため、[[相手]]の[[デッキ]]次第では活躍することもあるだろう。~
 具体的には、[[【E・HERO】]]や[[【E−HERO】]]などが[[相手]]の場合である。

 ただし、この[[カード]]で[[融合モンスター]]を[[墓地に送って>墓地に送る]]も、[[相手]]の[[《貪欲な壺》]]の[[発動]]を助けてしまう可能性もある。~
 その場合、[[融合モンスター]]は[[デッキ]]ではなく[[エクストラデッキ]]に戻るので、この[[カード]]を使う前の状況+[[《強欲な壺》]]と化してしまい、全く意味が無い。~

 [[相手]]の[[《融合》]]などに[[チェーン]]し、さらに運良くその[[カード]]を[[墓地に送れ>墓地に送る]]ば、[[融合]]を妨害することはできる。~
 その際[[融合モンスター]]が2枚であれば確実に阻止できる。~
 だがそこまでして[[融合召喚]]を止めることを狙うよりは、他の対[[融合モンスター]]用[[カード]]や、[[《奈落の落とし穴》]]や[[《強制脱出装置》]]を使うほうが賢明である。

-公式カードリストによれば、「0%」は「れいパーセント」ではなく「ゼロパーセント」と読む。
//http://www.yugioh-card.com/japan/list/index.php
//ぜろぱーせんとはより

-[[イラスト]]には不気味な笑みを浮かべた[[《魔導サイエンティスト》]]が描かれており、キーボードの傍の写真立てには[[《コザッキー》]]の姿も見られる。~
《成功確率0%》であるのは何の事であろうか?という疑問があったが、MASTER GUIDE2によると[[《ガガギゴ》]]の強化手術の成功確率のようだ。~
こんな計算結果が出たにもかかわらず、[[《魔導サイエンティスト》]]の制止も聞かずに[[《コザッキー》]]は手術を行ったために[[《ガガギゴ》]]は[[変わり果てた姿>《ギガ・ガガギゴ》]]に。~

-[[自分]]の[[エクストラデッキ]]を対象にできれば[[《ゲール・ドグラ》]]などと同様、[[融合モンスター]]を[[墓地に送る]]手段になっていただろう。~
[[罠カード]]の[[効果]]を移し変える[[カード]]があればよいのだが、今のところそのような[[カード]]はない。~

-第6期からは、[[エクストラデッキ]]に投入できる[[シンクロモンスター]]が登場した。~
ただし、''この[[カード]]で[[墓地に送る]]ことができるのはあくまでも[[融合モンスター]]のみである。''~
[[シンクロモンスター]]を[[墓地に送る]]ことはできないので注意。~
一方、[[《ゲール・ドグラ》]]はテキストの微妙な違いにより[[シンクロモンスター]]を[[墓地に送る]]ことができてしまうので混同しないようにしたい。~

--この「[[融合モンスター]]のみを[[墓地に送る]]」という裁定により、[[効果]]処理を正しく行う為、[[シンクロモンスター]]と[[融合モンスター]]が混在する[[エクストラデッキ]]を確認する目的で[[相手]]の[[エクストラデッキ]]を[[ピーピング]]することが可能になった。(08/03/21)~
この裁定のおかげで、使い道の少なかったこの[[カード]]にも光が見えてきた。

-[[相手]]の[[融合モンスター]]2体ちょうど[[墓地]]へ送る[[効果]]の為、[[エクストラデッキ]]が2枚未満の場合は[[発動]]できない。~
また、[[発動]]した後[[相手]]の[[エクストラデッキ]]に[[融合モンスター]]が2枚未満だった場合にどう処理するかは[[調整中]]である。(10/05/27)~
また、[[発動]]した後[[相手]]の[[エクストラデッキ]]に[[融合モンスター]]が2枚未満だった場合は[[不発]]になる。(10/09/29)~

**関連カード [#l47fddda]
-[[《フュージョニストキラー》]]
-[[《記憶破壊者》]]

-[[《ドラグニティナイト−トライデント》]]

-[[《フュージョン・ガード》]]
-[[《ヘル・ポリマー》]]
-[[《融合禁止エリア》]]
-[[《融合失敗》]]
-[[《融合体駆除装置》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《コザッキー》]]
-[[《魔導サイエンティスト》]]

**収録パック等 [#l0538ccf]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP177
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP057

**FAQ [#v056a79b]
Q:[[エクストラデッキ]]のカードを「[[ランダム]]に」[[墓地]]へ送るためにはどうすればいいのですか?~
A:厳密なルールはありませんが、[[シャッフル]]して、中身の分からない[[相手]][[プレイヤー]]に選ばせるのが一般的です。

Q:[[シンクロモンスター]]を[[墓地に送る]]ことができますか?~
A:できません。[[エクストラデッキ]]を[[お互い]]に[[確認]]して[[融合モンスター]]のみを抜き出し、その中から2体を[[ランダム]]に[[墓地]]へ送ります。(09/12/17)~
//  なお[[《抹殺の使徒》]]や[[《フュージョン・ガード》]]などとは違い、確認する必要はありません。(08/03/22)
//確認するのは任意、ということらしい。
//意味不明なので一旦コメントアウト
//意味不明には同意だけど、ともかく確認する側(この場合は発動者)は必ずしも相手のエクストラデッキを確認しなくても良い。
//っで、具体的にはこの罠を発動した際、例えば相手が「エクストラデッキにはシンクロモンスターしかいません」と宣言した場合に、発動者は確認しなくても良い、ということで、必ず確認しなければならない抹殺の使徒とは違うらしい。