*《&ruby(せいこうかくりつ){成功確率};0%/Success Probability 0%》 [#ia7bcab4]
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 通常罠
 相手の融合デッキから融合モンスター2体をランダムに墓地へ送る。
 ※[[テキスト]]中の「[[融合デッキ]]」は「[[エクストラデッキ]]」を指す。~

 [[SHADOW OF INFINITY]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[エクストラデッキ]]の[[融合モンスター]]2体をランダムに[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~
 [[相手]]の[[エクストラデッキ]]の[[融合モンスター]]2体を[[ランダム]]に[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ。~

 [[融合モンスター]]を[[エクストラデッキ]]から直接[[墓地]]に落とす[[効果]]を持つが、[[相手]]が[[融合モンスター]]を使用していなければ無意味であり、[[相手]]に依存する[[効果]]である。~
 [[相手]]が[[融合モンスター]]を採用していない場合でも、[[エクストラデッキ]]を確認できるので、[[アドバンテージ]]は得られないものの、完全に無駄にはならない。~
 特に、[[相手]]の[[《融合》]]等に[[チェーン]]し、対象の[[融合モンスター]]を運良く[[墓地へ送る]]ことができれば、[[融合]]を妨害することができる。~
 15枚の枚数制限を持つ[[エクストラデッキ]]から、2枚の[[融合モンスター]]を使用不能にできる点は優秀である。~
 [[相手]]の[[エクストラデッキ]]全てが[[融合モンスター]]の場合、重要な[[モンスター]]は複数積みされていることが多いため影響は少ない。~
 しかし、[[融合モンスター]]以外にも[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]が投入された構築だった場合は有効打となり得る。~
 例えば、[[融合モンスター]]を極端に減らした[[【M・HERO】>【E・HEROビート】]]ならば、[[チェンジ]]や[[融合召喚]]を行う[[カード]]を軒並み[[死に札>腐る]]にできる可能性がある。~
 ただし運要素は強く、[[相手]]の[[エクストラデッキ]]にどの程度[[融合モンスター]]が入っているかは[[発動]]するまで分からないため、[[カード]]1枚を消費するのはリスクが大きい。~

 しかし、最近はそもそも[[融合モンスター]]を使用する[[デッキ]]は少ない。~
 また、[[【E・HERO】]]などの[[融合モンスター]]を多用する[[デッキ]]は、複数種類の[[融合モンスター]]を採用している場合が多く、狙いの[[融合モンスター]]を落とせない場合も多い。~
 逆に、[[【Dragoon D−END】]]など、特定の一種類の[[融合モンスター]]を切り札に使用する[[デッキ]]はそれらが3枚投入されている場合も多く、1枚では対応できないこともある。~
 [[《貪欲な壺》]]や[[《ミラクル・フュージョン》]]の[[発動]]を助けてしまう可能性があるのも痛い。~
 [[【カラクリ】]]や[[【セイクリッド】]]など[[《簡易融合》]]を使用する[[デッキ]]に対しては少しは有効かもしれない。~
 [[【機械族】]]を使う際に、[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]の対策ができなくもない。~
 おまけに[[墓地へ送る]]のは2体と決まっているため、[[相手]]の[[融合モンスター]]が1枚以下の場合でも無駄撃ちとなる。~
// [[《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》]]
 [[《フュージョン・デステニー》]]や[[《烙印融合》]]に[[融合モンスター]]を組み合わせた[[出張]]構築に対応できない場合も多い。~

-この[[カード]]は[[相手]]の[[エクストラデッキ]]を[[ピーピング]]することが可能である数少ない[[カード]]である。~
//「[[融合モンスター]]のみを」ランダムに[[墓地へ送る]][[効果]]処理のために、[[エクストラデッキ]]を確認できるからである。~
-[[《ゲール・ドグラ》]]と違い、[[融合モンスター]]以外を[[墓地へ送る]]ことはできない。~
このため、[[エクストラデッキ]]から[[融合モンスター]]のみを抜き出し、その中から[[ランダム]]に2枚を選ぶという処理を行う。~

-[[《ゲール・ドグラ》]]と違い、''[[融合モンスター]]以外を[[墓地へ送る]]ことはできない''。~
--[[相手]]の[[エクストラデッキ]]が2枚未満の場合は[[発動]]できない。~
また、[[発動]]後[[相手]]の[[エクストラデッキ]]に[[融合モンスター]]が2枚未満だと分かった場合、[[墓地へ送る]][[効果]]処理は行われない。~

-[[相手]]の[[融合モンスター]]2体ちょうど[[墓地へ送る]][[効果]]であり、[[エクストラデッキ]]が2枚未満の場合は[[発動]]できない。~
また、[[発動]]した後[[相手]]の[[エクストラデッキ]]に[[融合モンスター]]が2枚未満だった場合どうなるかは[[調整中]]である。~
--「[[エクストラデッキ]]に[[表側表示]]で存在する、[[融合モンスター]]である[[ペンデュラムモンスター]]」も[[ランダム]]で当てることができれば[[墓地へ送る]]事ができる。

-公式カードリストによれば、「0%」は「れいパーセント」ではなく「ゼロパーセント」と読む。
-[[テキスト]]はまったく変わっていないのに、ルール変更により[[効果]]処理が2度も変更されている変わった[[カード]]である。~

--この[[カード]]の登場当時使われていた[[新エキスパートルール]]では、[[融合デッキ]]に入る[[カード]]は[[融合モンスター]]しか存在しなかった。~
そのため、[[融合デッキ]]から[[カード]]を[[ランダム]]に2枚選べば、それで[[テキスト]]通りの処理が可能であった。~
ただし、[[融合デッキ]]には枚数制限がないため[[融合モンスター]]は各種3枚フル投入が普通であり、100枚以上の[[融合デッキ]]を作ることも可能だったため、狙った[[融合モンスター]]を[[落とす]]ことは極めて困難であった。~
当時のこの[[カード]]は今以上に存在価値がなかったと言ってよいだろう。~

--[[マスタールール]]への移行により、1度目の[[裁定変更]]が行われる。~
[[融合デッキ]]が[[エクストラデッキ]]となり、[[シンクロモンスター]]が含まれるようになったため、まずは[[エクストラデッキ]]から[[融合モンスター]]のみを抜き出し、その中から2枚を選ぶという[[裁定]]となった。~
更に、この[[カード]]を[[発動]]した[[プレイヤー]]は[[相手]]の[[エクストラデッキ]]を[[確認]]する事ができるという[[裁定]]が出された。~
これは「[[融合モンスター]]のみ」を「[[ランダム]]に」[[墓地へ送る]]という処理の都合上、[[相手]]がきちんと全ての[[融合モンスター]]から[[ランダム]]に選んでいるかを[[確認]]する必要があるためである。~
[[テキスト]]にない[[ピーピング]]能力を獲得した事になり、この時期がこの[[カード]]の全盛期と言えよう。~

--2016年6月の[[裁定変更]]で、それまで認められていた「[[非公開情報]]が[[効果]]処理に関わる場合に、[[相手]]が[[非公開情報]]を確認できる」[[裁定]]が一律で削除された。~
(詳細は[[非公開情報]]を参照)~
これにより、この[[カード]]は[[ピーピング]]能力を失ってしまった。~

---このように[[裁定]]と強弱が変化してきた[[カード]]であるが、どの時期においても1枚の[[カード]]を消費するには割に合わない[[効果]]であるという点は一貫しており、この[[カード]]が広く使われた事はまったくない。~

//-公式カードリストによれば、「0%」は「れいパーセント」ではなく「ゼロパーセント」と読む。~
//http://www.yugioh-card.com/japan/list/index.php
//ぜろぱーせんとはより
//ちなみに「れいパーセント」は僅かな可能性がある場合に使われるが、「ゼロパーセント」は全くない場合に使われる。~
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=2&cid=6623
//↑カードデータベースだと読みが不明です。
-[[公式データベース>遊戯王カードデータベース]]でカード名検索を行う場合、「ゼロパーセント」「ぜろパーセント」で検索するとヒットするが「レイパーセント」「れいパーセント」で検索するとヒットしない。~
[[カード名]]を[[宣言]]する際は「ゼロパーセント」と読むのが無難だろう。

-「[[マスターガイド2>書籍付属カード]]」によると、「成功確率」とは[[《ガガギゴ》]]の強化手術の成功確率のようだ。~
[[イラスト]]には不気味な笑みを浮かべた[[《魔導サイエンティスト》]]が描かれており、キーボードの傍の写真立てには[[《コザッキー》]]の姿も見られる。~
こんな計算結果が出たにもかかわらず、[[《魔導サイエンティスト》]]の制止も聞かずに[[《コザッキー》]]は手術を行ったために[[《ガガギゴ》]]は[[変わり果てた姿>《ギガ・ガガギゴ》]]になった。~
-[[マスターガイド2>書籍付属カード#MG02]]によると、[[《ガガギゴ》]]の[[強化手術>《レベル変換実験室》]]の成功確率とのこと。~
こんな計算結果が出たにもかかわらず、[[《コザッキー》]]は[[《魔導サイエンティスト》]]の制止も聞かずに手術を強行したために、[[《ガガギゴ》]]は[[変わり果てた姿>《ギガ・ガガギゴ》]]になってしまった。~
なお、[[《戦友の誓い》]]もそうだが、[[《ガガギゴ》]]と[[融合モンスター]]の関連性は特にない。~

-[[新エキスパートルール]]では[[融合デッキ]]に枚数制限がなく、[[融合モンスター]]は各種3枚フル投入が普通であった。~
100枚以上の[[融合デッキ]]を作ることさえも可能であり、この[[カード]]は現在以上に存在価値がなかった。~

//モチーフ関連やカード名の和訳、意訳を記述。
//「原作・アニメにおいて」のすぐ上部に

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#l47fddda]
**関連カード [#card]
-[[《フュージョニストキラー》]]
-[[《記憶破壊者》]]

-[[《ドラグニティナイト−トライデント》]]
-[[《エクストラゲート》]]

-[[《フュージョン・ガード》]]
-[[《ヘル・ポリマー》]]
-[[《融合禁止エリア》]]
-[[《融合失敗》]]
-[[《融合体駆除装置》]]

-[[エクストラデッキの融合モンスターを墓地へ送るカード>融合モンスター#SG]]

―[[イラスト]]関連
-[[《コザッキー》]]
-[[《魔導サイエンティスト》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#l0538ccf]
**収録パック等 [#pack]
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP057
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP177

**FAQ [#v056a79b]
**FAQ [#faq]
Q:[[融合デッキ]]の[[カード]]を「[[ランダム]]に」[[墓地へ送る]]ためにはどうすればいいのですか?~
A:厳密なルールはありませんが、[[シャッフル]]して、中身の分からない[[相手]][[プレイヤー]]に選ばせるのが一般的です。

Q:[[シンクロモンスター]]を[[墓地に送る]]ことはできますか?~
Q:[[シンクロモンスター]]を[[墓地へ送る]]ことはできますか?~
A:できません。~
[[エクストラデッキ]]を[[お互い]]に[[確認]]して[[融合モンスター]]のみを抜き出し、その中から2体を[[ランダム]]に[[墓地]]へ送ります。(09/12/17)~
//改変され、COされていたため元の形に復帰
//  なお[[《抹殺の使徒》]]や[[《フュージョン・ガード》]]などとは違い、確認する必要はありません。(08/03/22)
//確認するのは任意、ということらしい。
//意味不明なので一旦コメントアウト
//意味不明には同意だけど、ともかく確認する側(この場合は発動者)は必ずしも相手のエクストラデッキを確認しなくても良い。
//っで、具体的にはこの罠を発動した際、例えば相手が「エクストラデッキにはシンクロモンスターしかいません」と宣言した場合に、発動者は確認しなくても良い、ということで、必ず確認しなければならない抹殺の使徒とは違うらしい。
  [[エクストラデッキ]]から[[融合モンスター]]のみを抜き出し、その中から2体を[[ランダム]]に[[墓地]]へ送ります。(09/12/17)~
//「[[お互い]]に[[確認]]して」は削除

Q:[[相手]]が全ての[[融合モンスター]]から[[ランダム]]に2枚を選んでいるか[[確認]]するために、[[エクストラデッキ]]を[[確認]]する事はできますか?~
A:ゲームのルールとして[[確認]]が必須であるとは定めておりません。~
 まずは[[プレイヤー]]同士でどのように対戦を進行するか話し合い、解決できない場合はジャッジの判断を仰いでください。(16/06/16)

Q:この[[カードの発動]]後、もし[[相手]]の[[エクストラデッキ]]に入っている[[融合モンスター]]が2体未満だった場合、どうなりますか?~
A:0枚の場合は[[エクストラデッキ]]の[[融合モンスター]]が存在しない事を[[お互い]]に[[確認]]し、効果処理は行いません。(12/03/23)~
 1枚のみの場合は[[調整中]](14/03/03)
//  [[効果解決時]]に[[エクストラデッキ]]の枚数が2枚未満だった場合は確認する必要はありません。(11/01/08)
//A:0枚の場合は[[エクストラデッキ]]の[[融合モンスター]]が存在しない事を[[お互い]]に[[確認]]し、[[効果]]処理は行いません。(12/03/23)~
//  1枚のみの場合でも[[適用]]されません。(14/08/17)
//  [[効果解決時]]に[[エクストラデッキ]]の枚数が2枚未満だった場合は[[確認]]する必要はありません。(11/01/08)
A:処理は行われません。(20/06/12)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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