通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●相手フィールドのリンクモンスター1体を選んで墓地へ送る。 ●自分の墓地から「星遺物」カード7枚を除外して発動できる。 デッキからサイバース族モンスター1体を手札に加える。
RISING RAMPAGEで登場した通常罠。
相手のリンクモンスター1体を墓地へ送るか、墓地の星遺物7枚を除外してサイバース族1体をサーチする効果を持つ。
1つ目の効果は相手リンクモンスターを墓地へ送るもの。
リンクモンスターは展開に不可欠であり、多くのデッキに入るため発動機会は多い。
対象を取らず破壊も介さない除去なので大概の耐性も無視できる。
フリーチェーンの奇襲性と合わせて、相手の計算を狂わせることはできるだろう。
ただし、高速化の進む現環境において遅い罠カードで範囲が限定された単体除去と見た場合、力不足の感は否めない。
確かに除去性能では優れているものの、リンクモンスターを大して重視しないデッキ相手には腐る欠点は大きい。
このカードを採用するのならば仮想敵が高リンクを重視する場合か、星遺物に属する点を活かすと良い。
例えばレベル5のシンクロ召喚を得意とするデッキならば、《星杯の神子イヴ》でサーチできるため、返しのターンの防御と制圧に貢献できる。
2つ目の効果はサイバース族のサーチ。
発動コストが星遺物7枚と多く、高速化した現在では墓地が肥える前に勝負が決まることも多い。
そもそもサイバース族のサーチには《サイバネット・マイニング》・《サイバネット・バックドア》・《フォーマッド・スキッパー》で事足りることが多い。
一応、条件を達しつつ1つ目の効果が腐ってしまった時などには選択肢に入るが、めったにある事ではないだろう。
―イラスト関連