遊戯王カードWiki - 《星遺物を巡る戦い》のバックアップ(No.9)

《星遺物(せいいぶつ)を巡(めぐ)る戦(たたか)い》 †

速攻魔法
(1)：自分フィールドの表側表示モンスター１体をエンドフェイズまで除外し、
相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力は、
このカードを発動するために除外したモンスターのそれぞれの元々の数値分ダウンする。

　弱体化は除外するモンスターの数値に依存する上、弱体化を攻めに活用するには他に戦闘を行えるモンスターが必要となる。
　しかし、弱体化は永続するため、相手ターンで使用し、帰還したモンスターで弱体化したモンスターを攻撃するといった動きが可能。

　弱体化よりも速攻魔法による一定期間だけ除外という点の方が有用で、サクリファイス・エスケープを自分のターンに行いやすい。
　展開しやすいデッキなら《亜空間物質転送装置》などと同様に制約のリセットに使え、弱体化も活かしやすい。
　聖刻とは相性が良く、あちらの効果で特殊召喚された、元々の攻撃力の高い通常モンスターを除外することで大きく弱体化を狙うと同時に攻撃力をリセットできる。
　攻撃力の変化する効果なのでダメージステップでも使用でき、それにより攻撃を回避することも可能。

発動条件が多少ややこしいので注意が必要である。
まず、相手モンスターを対象に取る必要があるため、相手フィールドにモンスターがいないと発動自体ができない。
さらに、攻撃力・守備力を下げる処理を行うため、元々の攻撃力と守備力が共に０であるモンスターはコストにできない。

イラストの《星杯の妖精リース》をよく見ると、羽根が紫に変色している。
CIRCUIT BREAK SETガイドブックの記述によると、この「些細な変化」に気付いた者は誰も居なかったらしい。