*《&ruby(い){生};け&ruby(にえ){贄};&ruby(ドール){人形};/Tribute Doll》 [#teb1a294]
*《&ruby(い){生};け&ruby(にえ){贄};&ruby(ドール){人形};/Tribute Doll》 [#top]
 通常魔法
 自分フィールド上モンスター１体を生け贄に捧げて発動する。
 手札から通常召喚可能なレベル７のモンスター１体を特殊召喚する。
 そのモンスターはこのターン攻撃できない。
　※[[テキスト]]中の「[[生け贄]]」は「[[リリース]]」を指す。~

　[[ユニオンの降臨]]で登場した[[通常魔法]]。~
　[[レベル]]７の[[最上級モンスター]]専用の[[特殊召喚]]サポート。
　[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]１体を[[リリース]]する事で[[レベル]]７の[[通常召喚モンスター]]１体を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~

　[[下級モンスター]]を[[通常召喚]]したその[[ターン]]で[[最上級モンスター]]を[[特殊召喚]]できるという速攻性を持つ。~
　しかしながら、消費する[[カード]]が[[モンスター]]から[[魔法>魔法カード]]に変わっただけで[[ディスアドバンテージ]]は変わっていない。~
　またその[[ターン]]に[[攻撃]]ができないので、比較的簡単に対処されやすいのも難点。~
　[[通常召喚]]機会こそ消費しないが、その報酬として割に合うかは微妙なところである。~
　基本的に[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]や[[《ジェスター・コンフィ》]]を使ったほうが良い。~
　[[モンスター]]１体を用意すれば[[手札]]の[[レベル]]７[[モンスター]]を[[特殊召喚]]でき、[[召喚権]]を[[下級モンスター]]に使っていても問題ない。~
　しかし、消費する[[カード]]が[[モンスター]]から[[魔法カード]]に変わっただけで２枚消費する[[ディスアドバンテージ]]は変わっていない。~
　また、その[[ターン]]に[[攻撃]]ができないので[[除去]]されれば[[ディスアドバンテージ]]になってしまう。~

　[[生け贄]]は[[コスト]]であるため、[[羊トークン]]や[[特殊召喚]]された[[ターン]]中の[[綿毛トークン]]等を使える利点はある。~
　この[[カード]]を運用する場合は、[[ディスアドバンテージ]]が少ないこの方法を狙うのが基本である。
　[[カード]]２枚を使って[[レベル]]７の[[特殊召喚]]を狙うなら[[ペンデュラムスケール]]８を用いた[[ペンデュラム召喚]]でも良い。~
　[[レベル]]７[[通常モンスター]]ならば、[[《古のルール》]]も存在する。~
　[[レベル]]７を[[召喚]]する場合は[[《死皇帝の陵墓》]]・[[《クシャトリラ・バース》]]を使えば[[リリース]]無しで[[召喚]]可能である。~

　[[特殊召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]できない[[デメリット]]は、[[攻撃]]せずとも[[効果]]を[[発動]]できる[[効果モンスター]]を[[特殊召喚]]する事である程度解消される。~
　[[起動効果]]を持つ[[《リボルバー・ドラゴン》]]ならば、不確実ながら[[攻撃]]せずとも[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]できる。~
　また、[[特殊召喚]]扱いになるので、[[《メタル化寄生生物−ルナタイト》]]を[[特殊召喚]]し、別個に[[通常召喚]]を行って[[ユニオン]]させるのもよい。~
　[[レベル]]７の[[モンスター]]２体を[[特殊召喚]]し、[[ランク]]７の[[エクシーズモンスター]]を[[特殊召喚]]するのも良いが、[[手札事故]]になりやすくなる。
　[[特殊召喚]]しやすい[[《黄泉ガエル》]]等を[[リリース]]すれば[[召喚権]]こそ消費しないが、その報酬として割に合うかは微妙なところである。~
　基本は[[《オイスターマイスター》]]等の[[コスト]]で[[リリース]]しても[[タイミングを逃さない>タイミングを逃す]][[効果]]を持つ[[カード]]と併用したい。~
//[[《ダンディライオン》]]
　[[リリース]]なので[[トークン]]も[[コスト]]に使える他、[[聖刻]][[モンスター]]や[[《九蛇孔雀》]]の[[効果]]も[[使用]]できる。~
　[[聖刻]]は[[レベル]]７の[[通常モンスター]]を[[特殊召喚]]し、[[ランク]]７の[[エクシーズ召喚]]に繋げることもできる。~

-[[最上級]][[通常モンスター]]の[[特殊召喚]]に使うならば、[[《古のルール》]]を使ったほうが良い。~
　[[特殊召喚]]した[[ターン]]に[[攻撃]]できない[[デメリット]]は、[[攻撃]]せずとも[[効果]]を[[発動]]できる[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する事である程度解消される。~
　[[起動効果]]を持つ[[《リボルバー・ドラゴン》]]ならば、不確実ながら[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]できる。~
　また、[[《メタル化寄生生物−ルナタイト》]]を[[特殊召喚]]し、別個に[[通常召喚]]を行って合体させることが可能。~

-[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]は[[通常召喚モンスター]]に限定されているが、この[[カード]]の登場時には[[特殊召喚モンスター]]は自身の[[テキスト]]に記された方法でしか[[特殊召喚]]できないものばかりで無意味な[[テキスト]]だった。~
2017年に[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]できる[[レベル]]７の[[特殊召喚モンスター]]の[[《究極変異態・インセクト女王》]]が登場した事でようやく意味のある[[テキスト]]となった。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける初の[[タッグデュエル]]「十代＆翔vs迷宮兄弟」において登場。~
彼らの象徴である[[三魔神]]＆[[《ゲート・ガーディアン》]]の[[特殊召喚]]に使用された。~
エキスパートルールに変更となったために[[召喚]]しにくくなった[[三魔神]]をできる限り[[特殊召喚]]しやすくしようとしたのだろう。~
また、迷宮兄弟はこの[[カード]]を２枚使い、どちらも[[《地雷蜘蛛》]]を[[生け贄]]にしている。~
なお、作中ではルビを無視して「いけにえにんぎょう」と呼ばれていた。
アニメGXにおける初の[[タッグデュエル]]「十代＆翔vs迷宮兄弟」戦において、迷宮兄弟が２人共使用。~
どちらも[[《地雷蜘蛛》]]を[[生け贄]]にして、兄は[[《水魔神−スーガ》]]を、弟は[[《風魔神−ヒューガ》]]をそれぞれ[[特殊召喚]]した。~
なお、作中ではルビを無視して「いけにえにんぎょう」と呼ばれていた。~
--アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};ではアストラルが似た[[効果]]を持つ[[永続魔法]]《リリース・チケット》を使用している。~
こちらは[[カード]]そのものを２体分の[[リリース]]の代用にできる[[効果]]であり、[[アドバンス召喚]]以外にも使用できた。~

**関連カード [#h70617d8]
//-コナミのゲーム作品において―~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]でも同一の[[効果]]で実装されている。~
あちらでは[[通常のドロー]]枚数が多いが[[召喚権]]に相当するルールが無いので、どうしても[[レベル]]７[[モンスター]]を[[特殊召喚]]したい場合にしか役に立たない。~
[[RUSH:《生け贄人形》]]を参照。~

**関連カード [#card]
-[[《古のルール》]]

**収録パック等 [#r2a800be]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ユニオンの降臨]] 302-039 &size(10){[[Rare]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP094

**FAQ [#y7f1d99f]
Ｑ：[[《スケープ・ゴート》]]などの通常の[[生け贄]]には不可能な[[トークン]]も[[生け贄]]に使用できますか？~
Ａ：はい。通常の[[生け贄召喚]]ではないため可能です。
**FAQ [#faq]
Ｑ：[[《スケープ・ゴート》]]などの[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]にできない[[トークン]]も[[リリース]]できますか？~
Ａ：はい、[[アドバンス召喚]]ではないため可能です。

Ｑ：[[フィールド]]に[[《絶対魔法禁止区域》]]が存在するとき、このカードで[[通常モンスター]]を[[特殊召喚]]したらその[[モンスター]]は[[攻撃]]できますか？~
Ａ：いいえ。[[攻撃]]できません。
Ｑ：[[フィールド]]に[[《絶対魔法禁止区域》]]が存在するとき、この[[カード]]で[[通常モンスター]]を[[特殊召喚]]した場合、その[[モンスター]]は[[攻撃]]できますか？~
Ａ：いいえ、[[攻撃]]できません。

Ｑ：[[チェーン]][[《おジャマトリオ》]]で[[モンスターカードゾーン]]に空きがなくなった場合、どう処理しますか？~
Ｑ：[[チェーン]]された[[《おジャマトリオ》]]によって[[モンスターゾーン]]に空きがなくなった場合、どう処理しますか？~
Ａ：[[通常召喚]]可能な[[レベル]]７[[モンスター]]を[[特殊召喚]]することはできません。(09/08/21)

//質問だけの投稿はお止めください。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《生け贄人形》,魔法,通常魔法,);