精気(せいき)()骨の塔(ボーンタワー)/Soul-Absorbing Bone Tower》

効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻 400/守1500
自分フィールド上にこのカード以外のアンデット族モンスターが存在する場合、
このカードを攻撃する事はできない。
アンデット族モンスターが特殊召喚に成功する度に、
相手のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。

 天空の聖域で登場した、闇属性アンデット族下級モンスター
 自身への攻撃を封印する永続効果と、相手デッキトップ2枚を墓地へ送る誘発効果を持つ。

 2体以上が並ぶことで、攻撃対象を選択することができなくなるロックカード。
 しかし、アンデット族特殊召喚からの展開が得意な種族であるために活躍の機会は少ない。
 また、もう一方の効果も直接的なアドバンテージには繋がらず、このカードを護る意味も見当たらない。

 《地獄の暴走召喚》に対応するステータスなのは嬉しいところ。
 3体をフィールドに並べれば、一般的なデッキ相手なら6*6=36でアンデット族を6回特殊召喚すればデッキ切れを引き起こせる。
 デュエルが進み相手デッキが減るほどに、必要な回数はさらに少なくなる。
 《ゾンビ・マスター》《馬頭鬼》《生者の書−禁断の呪術−》《アンデットワールド》とサポートが豊富なアンデット族ならば容易に可能だろう。
 よって、活用するためにはデッキ切れを狙う専用デッキを組む必要がある。
 このカードを中心としたデッキ破壊デッキとしては【アンデットデッキデス】【アンデットオーム】が存在する。

 《アンデットワールド》発動下で《レベル・スティーラー》等の自己再生が容易なモンスターと併せて使えば、このカード1枚でも結構な枚数のデッキ破壊が可能。

関連カード

イラスト関連

―《精気を吸う骨の塔》の姿が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:《精気を吸う骨の塔》がフィールドに存在している時、《生者の書−禁断の呪術−》を使いアンデット族モンスター蘇生させました。
 更に蘇生させたアンデット族モンスター《地獄の暴走召喚》を使った場合、相手デッキの上から墓地へ送るカードは何枚になりますか?
 また、効果処理順はどのようになりますか?
A:《生者の書−禁断の呪術−》によって特殊召喚した時に《精気を吸う骨の塔》の効果発動し、それにチェーンする形で《地獄の暴走召喚》発動した場合、《地獄の暴走召喚》によって特殊召喚された後にデッキから2枚送り、チェーン処理が終了した後に再度発動し、デッキから2枚送るので、結果4枚送ることになります。(09/08/21)

Q:《DNA改造手術》アンデット族が指定されています。
 アンデット族以外のモンスター特殊召喚されたとき、デッキ破壊できますか?
A:特殊召喚成功時点でアンデット族となるため、「アンデット族特殊召喚した」扱いとなり、デッキ破壊できます。

Q:このカード特殊召喚成功時に《地獄の暴走召喚》発動し、デッキから更に2体の《精気を吸う骨の塔》を特殊召喚しました。
 この時、3体の《精気を吸う骨の塔》の効果はどの様に処理しますか?
A:《精気を吸う骨の塔》は、自身の特殊召喚成功時には効果発動できません。
 したがって、ご質問頂きました状況の場合、効果発動する事ができるのは既に場に存在する1体目の《精気を吸う骨の塔》のみとなります。 (11/12/03)