*《&ruby(せいき){精気};を&ruby(す){吸};う&ruby(ボーンタワー){骨の塔};/Soul-Absorbing Bone Tower》 [#g42f63a1]
 効果モンスター
 星3/闇属性/アンデット族/攻 400/守1500
 自分フィールド上にこのカード以外のアンデット族モンスターが存在する場合、
 このカードを攻撃する事はできない。
 アンデット族モンスターが特殊召喚に成功する度に、
 相手のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。

 [[天空の聖域]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[下級モンスター]]。~
 自身への[[攻撃]]を封印する[[永続効果]]と、[[相手]]の[[デッキトップ]]2枚を[[墓地へ送る]][[誘発効果]]を持つ。~

 2体以上が並ぶことで、[[攻撃対象]]を選択することができなくなる[[ロック]][[カード]]。~
 しかし、[[アンデット族]]は[[特殊召喚]]からの展開が得意な[[種族]]であるために[[ロック]][[効果]]が生きる機会は少ない。~
 また、[[デッキ]][[効果]]も直接的な[[アドバンテージ]]には繋がらず、[[ビートダウン]]ではこの[[カード]]を護る意味も見当たらない。~

 よって、活用するためには[[デッキ切れ]]を狙う専用[[デッキ]]を組む必要がある。~
 この[[カード]]を中心とした[[デッキ破壊]][[デッキ]]としては[[【アンデットデッキデス】]]・[[【アンデットオーム】]]が存在する。~

 [[《地獄の暴走召喚》]]に対応する[[ステータス]]なのは嬉しいところ。~
 [[相手]]が40枚の[[デッキ]]なら、3体を[[フィールド]]に並べた上で[[アンデット族]]を6回[[特殊召喚]]すれば2×3×6=36枚の[[デッキ破壊]]となり、[[デッキ切れ]]を引き起こせる。~
 [[デュエル]]が進み[[相手]]の[[デッキ]]が減るほどに、必要な回数はさらに少なくなる。~
 [[《ゾンビ・マスター》]]・[[《馬頭鬼》]]・[[《生者の書−禁断の呪術−》]]・[[《アンデットワールド》]]とサポートが豊富な[[アンデット族]]ならば容易に可能だろう。~

 [[《アンデットワールド》]][[発動]]下で[[《レベル・スティーラー》]]等の[[自己再生]]が容易な[[モンスター]]と併せて使えば、この[[カード]]1枚でも結構な枚数の[[デッキ破壊]]が可能。
 [[《アンデットワールド》]][[適用]]下で[[《レベル・スティーラー》]]等の[[自己再生]]が容易な[[モンスター]]と併せて使えば、この[[カード]]1枚でも結構な枚数の[[デッキ破壊]]が可能。

-[[《ピラミッド・タートル》]]との相性が良い。~
[[自分]]の[[ターン]]であれば連続[[自爆特攻]]で[[相手]]の[[デッキ]]を削ることができ、[[相手]][[ターン]]ならば[[リクルート]]先がいる限りこの[[カード]]への[[攻撃]]を逸らしてくれる。~
[[《ブロークン・ブロッカー》]]との相性も良く、[[戦闘破壊]]された後に残りの2体を[[リクルート]]することで後続の[[攻撃]]を防ぐことができる。

-[[デッキ破壊]]の[[効果]]を[[送りつけ]]で[[自分]]に向け、驚異的な速さで[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行うことができる[[カード]]として見てみるのも面白い。~
[[《ライトロード・ビースト ウォルフ》]]や[[《ライトロード・アーチャー フェリス》]]は自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]できるため、この恩恵を受けられる。~
変わったところでは[[《ペンギン・ナイト》]]で[[デッキ]]再生によって自滅を回避してみるというのも面白いだろう。~

-この[[カード]]が[[特殊召喚]]された時には、この[[カード]]自身の[[誘発効果]]は[[発動]]しない。

-この[[カード]]だけではないが、OCGには大きさから[[モンスター]]とは思えない[[カード]]が幾つか存在する。(該当カードは[[《島亀》]]を参照)

-[[イラスト]]には、精気を吸われた[[《ゴブリン突撃部隊》]]が伺える。~
ちなみに[[《ゴブリン突撃部隊》]]は、[[イラスト]]に登場するたびに悲惨な目に遭っている。~

**関連カード [#wb49ee8a]
-[[《増幅する悪意》]]

-[[《切り込み隊長》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ゴブリン突撃部隊》]]

―《精気を吸う骨の塔》の姿が見られる[[カード]]
-[[《魔界発現世行きバス》]]

-[[《アンデットワールド》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#ff69a30f]
-[[【アンデットデッキデス】]]

**収録パック等 [#uedf56b6]
-[[天空の聖域]] 308-011
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP123
-[[ストラクチャーデッキ−アンデットの脅威−]] SD2-JP009

**FAQ [#k444cbe3]
Q:《精気を吸う骨の塔》が[[フィールド]]に存在している時、[[《生者の書−禁断の呪術−》]]を使い[[アンデット族]][[モンスター]]を[[蘇生]]させました。~
 更に[[蘇生]]させた[[アンデット族]][[モンスター]]に[[《地獄の暴走召喚》]]を使った場合、[[相手]]の[[デッキ]]の上から[[墓地へ送る]][[カード]]は何枚になりますか?~
 また、[[効果]]処理順はどのようになりますか?~
A:[[《生者の書−禁断の呪術−》]]によって[[特殊召喚]]した時に《精気を吸う骨の塔》の[[効果]]が[[発動]]し、それに[[チェーン]]する形で[[《地獄の暴走召喚》]]を[[発動]]した場合、[[《地獄の暴走召喚》]]によって[[特殊召喚]]された後に[[デッキ]]から2枚送り、[[チェーン]]処理が終了した後に再度[[発動]]し、[[デッキ]]から2枚送るので、結果4枚送ることになります。(09/08/21)

Q:[[《DNA改造手術》]]で[[アンデット族]]が指定されています。~
 [[アンデット族]]以外の[[モンスター]]が[[特殊召喚]]されたとき、[[デッキ破壊]]できますか?~
A:[[特殊召喚]]成功時点で[[アンデット族]]となるため、「[[アンデット族]]を[[特殊召喚]]した」扱いとなり、[[デッキ破壊]]できます。

Q:この[[カード]]の[[特殊召喚]]成功時に[[《地獄の暴走召喚》]]を[[発動]]し、[[デッキ]]から更に2体の《精気を吸う骨の塔》を[[特殊召喚]]しました。~
 この時、3体の《精気を吸う骨の塔》の[[効果]]はどの様に処理しますか?~
A:《精気を吸う骨の塔》は、自身の[[特殊召喚]]成功時には[[効果]]を[[発動]]できません。~
 したがって、ご質問頂きました状況の場合、[[効果]]を[[発動]]する事ができるのは既に場に存在する1体目の《精気を吸う骨の塔》のみとなります。 (11/12/03)


Q:《精気を吸う骨の塔》が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する場合、[[《ゴーストリックの人形》]]の[[効果]]によって[[《ゴーストリック・スケルトン》]]を[[裏側守備表示]]で[[特殊召喚]]した時、[[相手]]の[[デッキ]]の上からカードを2枚[[墓地]]へ送る処理は行いますか?~
A:ご質問頂きました状況の場合、[[裏側表示]]で[[特殊召喚]]に成功しているため、《精気を吸う骨の塔》の[[効果]]は[[発動]]しません。(14/02/19)