*《&ruby(せいしんそうさ){精神操作};/Mind Control》 [#l80c84cb]
 通常魔法(制限カード)
 このターンのエンドフェイズ時まで、
 相手フィールド上に存在するモンスター1体のコントロールを得る。
 このモンスターは攻撃宣言をする事ができず、リリースする事もできない。

 [[遊戯王デュエルモンスターズインターナショナル2 付属カード>ゲーム付属カード#q4317c97]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[表示形式]]を問わず[[相手]][[モンスター]]1体の[[コントロール]]を[[エンドフェイズ]]時まで得る。

 [[《心変わり》]]の後継の一つで、[[攻撃宣言]]と[[リリース]]する事が封印される。~
 [[リリース]]できないが、[[除外]]、[[シンクロ素材]]、[[墓地]]へ送る、[[破壊]]は可能。~ 
 [[リリース]]できない制約があるため、奪った[[モンスター]]は[[シンクロ素材]]にしてしまうのが基本。~
 一時的な[[除去]]や[[リバース効果]][[モンスター]]を奪うのにも使えるが、[[シンクロ召喚]]を考えないならば[[《エネミーコントローラー》]]や[[《クロス・ソウル》]]の方が良い。~
 [[コントロール]]を得ることができず、[[リリース]]することができる[[《クロス・ソウル》]]の役割を全く逆にした[[カード]]と言える。

 《精神操作》で[[相手]][[モンスター]]の[[コントロール]]を得て[[《光帝クライス》]]で[[破壊]]し[[ドロー]]する事も可能。~
 [[表示形式]]を問わず[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]し、強力な[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]することもできる。~
 多様な[[レベル]]の[[シンクロモンスター]]と[[チューナー]]を用意しておけば心強い。~
 特に[[最上級モンスター]]を奪った場合を想定して、通常は採用されにくい[[レベル]]9以上の[[シンクロモンスター]]も考慮しておきたい。~

 また、[[融合素材]][[モンスター]]の[[コントロール]]を得て、[[融合]]することもできる。~
 その際[[《E・HERO ガイア》]]や[[《E・HERO アブソルートZero》]]なら[[融合]]しやすい。

 [[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]]、[[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]の[[特殊召喚]]は[[リリース]]扱いではないため、この[[カード]]が使える。~
 [[《サイバー・ヴァリー》]]の2つ目の[[効果]]で勝手に[[除外]]してしまうのも良い。~
 [[ドラゴン族]]を奪ったなら、[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]の[[除外]]要員にすることもできる。~

-「[[攻撃宣言]]をする事ができず、[[リリース]]する事もできない」というのは、[[コントロール奪取]]している間のみ。~
[[相手]]の場に戻った後は、[[攻撃]]も[[リリース]]も可能である。(08/06/22)~

-[[シンクロモンスター]]が登場する以前はあまり評価されるような[[カード]]ではなかった。~
[[攻撃]]も[[リリース]]もできないため、[[相手]]の場の[[モンスター]]を一時的になくすぐらいしか使い道がない。~
あるいは、さらにコンボカードとして[[《生贄の祭壇》]]を積むなど無理をする必要があり、[[デュエル]]ではまず使われることはない状況だった。~
だが、[[シンクロ召喚]]は[[リリース]]扱いではないためこの[[カード]]の制約に引っかからないということが判明してから採用率は急上昇した。~
無条件に[[相手]]の[[モンスター]]を奪い最終的に[[シンクロ素材]]とすることで、[[下位互換]]といえど[[《心変わり》]]とほぼ同等の働きをしていた。~
それ故に、[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]に[[制限カード]]に指定されることになった。~
[[《レスキューキャット》]]などと同じく、[[シンクロ召喚]]によって大いに恩恵を受けたカードの一つである。~

-[[シンクロモンスター]]の概念が登場してから急に需要が高まったが、[[ゲーム付属カード]]であったため、入手しにくい[[カード]]だった。~
[[トーナメントパック2008 Vol.4]]で再録されても依然として入手が難しいままであったが、[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]]に再録された。~
しかし、後者は[[シナジー]]が皆無に等しい。~

-[[シンクロ召喚]]がなかった2008年世界大会優勝者の[[サイドデッキ]]に入っていた。~
これは、[[【剣闘獣】]]の[[ミラーマッチ]]を警戒しての事である。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「城之内vsエスパー絽場」戦にて絽場が使用。~
城之内の[[《ランドスターの剣士》]]を奪い、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]の[[召喚]]へと繋げた。~
原作では[[通常罠]]で、[[テキスト]]は「敵[[モンスター]]1体の[[コントロール]]を得る 2ターン後に[[破壊]]」と言う、何が[[破壊]]されるかも明記されていない非常に曖昧な物だった。~

-コナミのゲーム作品において―~
「[[遊戯王デュエルモンスターズ NIGHTMARE TROUBADOUR>ゲーム付属カード#d64543d5]]」では、CPUの「エスパー絽場」がこの[[カード]]と、[[《生贄の祭壇》]]の[[コンボ]]を使ってくる事がある。~
絽場自体はそんなに強くないので、あまり脅威ではないのだが。~
しかも、何故かこの[[カード]]を[[空撃ち]]してくることもある。~
遊戯王タッグフォース3においては、斎王の[[アルカナフォース]]、三沢大地の[[シンクロデッキ>【シンクロ召喚】]]に3枚積みされている。

**関連カード [#gb8b8f3d]
-[[《心変わり》]]
-[[《洗脳−ブレインコントロール》]]

**収録パック等 [#t6f2d0c4]
-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP021
-[[遊戯王デュエルモンスターズインターナショナル2 付属カード>ゲーム付属カード#q4317c97]] DI2-JP003 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2008 Vol.4]] TP08-JP010

**FAQ [#p131a06c]
Q:[[攻撃]]・[[リリース]]ができないのはいつまでですか?~
A:[[コントロール]]を得ている間です。~
  次の[[ターン]]以降は全ての制約が消滅します。(09/02/02)

Q:[[《エクトプラズマー》]]の[[リリース]]には使えますか?~
A:いいえ、出来ません。[[《エクトプラズマー》]]に限らず、すべての[[リリース]]行為が禁止されます。

Q:[[裏側表示]]の[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]の[[コントロール]]を《精神操作》で得た後に[[表側表示]]にした場合[[攻撃宣言]]及び[[リリース]]する事は可能ですか?~
  また、[[エンドフェイズ]]に[[コントロール]]は戻りますか?~
A:[[表側表示]]にした時点で[[コントロール]]が戻ります。(09/08/21)

Q:[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]を[[《強制転移》]]などで[[相手]]に戻した場合、[[《ヴォルカニック・クイーン》]]などの[[リリース]]にはできますか?~
  ([[コントロール]]を戻した時点で[[効果]]が打ち切られますか?)~
A:[[コントロール]]が移ると自動的に《精神操作》の[[効果]]が無くなりますので制約も無くなります。よって[[リリース]]も可能です。(09/04/27)