通常魔法(制限カード、15/10/01から準制限カード) 相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。 このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターのコントロールを得る。 この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃宣言できず、リリースする事もできない。
遊戯王デュエルモンスターズインターナショナル2 付属カードで登場した通常魔法。
表示形式を問わず相手モンスター1体のコントロールをエンドフェイズ時まで得る。
《心変わり》の後継の一つで、ノーコストで発動でき相手モンスターの表示形式も問わないが、攻撃宣言とリリースを制限される。
このため、コントロール奪取したモンスターはシンクロ素材やエクシーズ素材として使う事になるだろう。
シンクロ素材とする場合は多様なレベルのシンクロモンスターを用意しておく必要があり、エクストラデッキの圧迫がネックとなる。
とは言え、チューナーさえ用意できれば最上級モンスターであっても大抵はシンクロ素材にできるため、極端に処理に困ることはないだろう。
逆にエクシーズ召喚に利用する場合は、常に同じレベルのモンスターをコントロール奪取できるとは限らないため安定性が落ちる。
一応、エクシーズモンスター自体を奪った場合は《ダウナード・マジシャン》やRUM等を採用しておくことで処理はある程度容易となる。
しかし、ランク7以上の場合はそういった処理が難しく、やはりエクシーズ召喚が主体の環境では使い勝手が良いとは言いにくい。
レベルを操作するカードを用意しておくと、ある程度この問題は解決できる。
その他、《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》や《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》等の召喚コストはリリースではないので、それらなら問題なく使える。
《サイバー・ヴァリー》の2つ目の効果で除外する、リリースには使えないが《光帝クライス》で破壊しドローするといった運用も可能である。
表示形式を問わない点から、裏側守備表示のリバース効果モンスターを狙う事もできる。
しかし、確実性に欠けるためコントロール奪取したモンスターの使い道を明確にするためにも、表側表示のモンスターを狙った方が効果的である。
以上から、基本的に高ランクのエクシーズモンスターしか並んでいないようなデッキが相手だと腐りやすいという欠点がある。
また、自分が種族やカテゴリを統一しているデッキを使用する場合は、モンスターを奪っても素材にできないことが多い。
こういったデッキでは自身の展開を停滞させてしまう羽目にもなるため、エクストラデッキと相談して採用するかを決めたい。
Q:攻撃・リリースができないのはいつまでですか?
A:コントロールを得ている間です。
次のターン以降は全ての制約が消滅します。(09/02/02)
Q:《エクトプラズマー》のリリースには使えますか?
A:いいえ、使えません。
《エクトプラズマー》に限らず、すべてのリリース行為が禁止されます。
Q:裏側表示の《ホルスの黒炎竜 LV6》をコントロール奪取し、表側表示にした場合、攻撃宣言及びリリースする事は可能ですか?
また、エンドフェイズにコントロールは戻りますか?
A:表側表示にした時点でコントロールが戻ります。(09/08/21)
Q:コントロール奪取したモンスターを《強制転移》などで相手に戻した場合、リリースする事はできますか?
(コントロールを戻した時点で効果が打ち切られますか?)
A:コントロールが移ると自動的に《精神操作》の効果が無くなりますので制約も無くなります。
よってリリースも可能です。(09/04/27)
Q:《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で発動した場合、攻撃・リリースはできますか?
A:いいえ、できません。(12/02/13)