*《&ruby(せいれい){精霊};の&ruby(かがみ){鏡};/Mystical Refpanel》 [#q6ec0211]
 通常罠
 プレイヤー1人を対象とする魔法の効果を別のプレイヤーに移し替える。

 [[LIMITED EDITION 3>LIMITED EDITION#ke3b0eac]]で登場した[[通常罠]]。~
 極めて狭い[[カウンター]][[効果]]を持つ。~
 [[プレイヤー]]1人を対象とする魔法[[効果]]とは、[[手札]]関連の[[カード]]や[[ライフ]]増減[[効果]]程度しかない。~
 ([[《終焉のカウントダウン》]]には使用不可能)

 [[《ご隠居の猛毒薬》]]や[[《デス・メテオ》]]等と言った直接[[火力]][[カード]]が対象に目立つ。~
 だが、一般的な[[デッキ]]にそれらを求めることはあまりに無謀。~

 [[《強欲な壺》]]・[[《天使の施し》]]、[[ハンデス三種の神器]]に対して[[発動]]できれば相当有利になるため、これらの[[カード]]が全盛の時代は[[メタカード]]として重宝されていた。~
 しかしこれらの[[カード]]は全て[[禁止>禁止カード]]されているため、現在はほとんど採用されない。~
 複数枚採用する場合、[[自分]]の[[カードの効果]]を[[相手]]に移す[[コンボ]]を狙って、[[《謙虚な壺》]]などを用意するなどの工夫も必要になる。~

 [[【フルバーン】]]が[[相手]]ならば[[発動]]機会は増えるだろう。~
 しかし、[[相手]]は細かく削ってくるので1枚程度を[[カウンター]]した所で、どうにかなるものでも無い。~
 ただし、[[【チェーンバーン】]]の[[《連鎖爆撃》]]に対して[[発動]]できればかなりの痛手を負わせられる。~

 今では[[《強欲な壺》]]・[[《天使の施し》]]が禁止になってしまったが、それに連なって[[手札交換]][[カード]]が増えている。~
 もっとも[[【スタンダード】]]全てに[[手札交換]][[カード]]が入っているとは考えにくいため、かつての[[環境]]からすれば[[汎用性]]は曇っていると言える。~
 基本的には[[環境]]次第の[[メタカード]]と言えるだろう。~
 [[相手]]の[[デッキ]]次第ではかなり美味しく、[[《デステニー・ドロー》]]・[[《トレード・イン》]]等に[[発動]]できれば3枚の[[アドバンテージ]]を得られる。~
 ([[相手]]2枚消費、こちら1枚消費+2[[ドロー]])~
 [[特殊召喚]]が封じられるものの、[[《強欲で謙虚な壺》]]という汎用性が高い[[カード]]も登場した為、活躍の機会は増えてきている。~

-[[《無の煉獄》]]の登場により、完全[[ハンデス]]が可能になったため有用性は大きく上昇したと言える。~
//ドローするのも捨てるのもこのカードの発動者である自分から見て相手プレイヤーになるとの裁定。(10/03/11)

-[[手札交換]]系であっても、[[《テラ・フォーミング》]]といった「[[デッキ]]に干渉する[[効果]]」は[[《古代の遠眼鏡》]]等と同じく範囲外である。

-間違えがちだが、[[罠カード]]の[[効果]]は対象外である。~
いろいろ考えているうちに勘違いすることもあるので注意しよう。~

-[[相手]]の[[《天使の施し》]]をこの[[カード]]で移し変えて[[暗黒界]]を[[捨てる]]と、[[相手]]の[[《天使の施し》]]の[[効果]]で[[捨てた>捨てる]]ことになるため、[[相手]]の[[手札交換]]を妨害した上に強力な[[効果]]が使える。~
もっとも、[[《天使の施し》]]は[[禁止カード]]なのだが。

-「プレイヤー1人を対象とする」と、他に例を見ない特殊なテキストを持っている。~
基本的にOCGでは[[プレイヤー]]に影響を与える[[カード]]は自動的に効果対象が[[相手]]もしくは[[自分]]に対して発動されているため、対象を取っているとはイメージしにくいだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「闇遊戯vsパンドラ」戦において闇遊戯が使用。~
この[[カード]]で、パンドラの[[除去]]魔法《闇への手招き》から[[《ブラック・マジシャン》]]を守ろうとした。~
「闇遊戯&海馬vs光の仮面&闇の仮面」戦の[[タッグデュエル]]でも闇遊戯が使用。~
また、同[[デュエル]]で光の仮面はこの[[カード]]と似た[[効果]]を持つ《術移し》という[[カード]]を使用している。~
なお、原作では「[[相手]]の魔法を掌握し、[[自分]]がその魔法の[[コントロール]]を得る」という[[効果]]であった。~
なので、現実にはやっても意味がないが、そのまま何事もなかったかのように[[相手]]の[[魔法カード]]の[[効果]]を[[自分]]が受けることも可能。~
この[[カード]]の印象が深いものと言えば、同「バトルシティ編」における「遊戯vs城之内」戦だろう。~
この時は城之内の使用した[[《デス・メテオ》]]に対して[[発動]]された。~
このとき、上記の[[効果]]の存在が判明する。~

--「乃亜編」の回想シーンにて、剛三郎の株の保有度を[[カード]]で表したときに使われた1枚。~

--アニメGXの179話で武藤遊戯の[[デッキ]](レプリカ)の[[カード]]の一部が確認できるのだが、その中にこの[[カード]]がある。~
「十代vs遊戯」戦では十代の《コード・チェンジ》に対して[[使用]]された。~
《コード・チェンジ》には[[発動]][[ターン]]に1度テキストに記されている[[種族]]を変更できる[[効果]]を持ち、《黒魔族復活の棺》の[[種族]]を変更した。~

-コナミのゲーム作品において―~
処理が難しいのか、OCG準拠のゲームには殆ど収録されていなかったが、DM6・[[遊戯王オンライン]]・タッグフォース2以降のゲームシリーズには収録されてきている。~

**関連カード [#wa226b61]
-[[《悪魔の手鏡》]]
-[[《天使の手鏡》]]

**《精霊の鏡》が[[発動]]できる[[カード]]の一覧 [#uda685f6]
***[[手札]]操作 [#sd208afb]
-[[《いたずら好きな双子悪魔》]]([[禁止カード]])
-[[《打ち出の小槌》]]
-[[《押収》]]([[禁止カード]])
-[[《終わりの始まり》]]
-[[《カオス・グリード》]]
-[[《記憶抹消》]]
-[[《黒羽の宝札》]]
-[[《謙虚な壺》]]
-[[《強引な番兵》]]([[禁止カード]])
-[[《強欲で謙虚な壺》]]
-[[《強欲な壺》]]([[禁止カード]])
-[[《サイキック・インパルス》]]
-[[《深淵の指名者》]]
-[[《調和の宝札》]]
-[[《デステニー・ドロー》]]([[制限カード]])
-[[《天使の施し》]]([[禁止カード]])
-[[《天よりの宝札》]]
-[[《トレード・イン》]]
-[[《ヒエログリフの石版》]]
-[[《封神鏡》]]
-[[《未熟な密偵》]]
-[[《無の煉獄》]]
-[[《闇の誘惑》]]([[制限カード]])
-[[《陽気な葬儀屋》]]
-[[《リロード》]]
//-[[《貪欲な壺》]]
//FAQに出来ないとある 出来るなら日付つけて更新を

***[[ライフポイント]]操作 [#d66aa48d]
-[[《革命》]]
-[[《ご隠居の猛毒薬》]]
-[[《神秘の中華なべ》]]
-[[《至高の木の実》]]
-[[《連鎖爆撃》]]([[準制限カード]])
-[[《昼夜の大火事》]]
-[[《治療の神 ディアン・ケト》]]
-[[《デス・メテオ》]]
-[[《天使の生き血》]]
-[[《非常食》]]
-[[《火の粉》]]
-[[《ファイヤー・ボール》]]
-[[《ブルー・ポーション》]]
-[[《モウヤンのカレー》]]
-[[《雷鳴》]]
-[[《リニアキャノン》]]
-[[《レッド・ポーション》]]

***その他の[[効果]] [#d150ee48]
-[[《痛み分け》]]
-[[《催眠術》]]
//以下、記入漏れを追加しておいてください。

**収録パック等 [#pdf3dab3]
-[[LIMITED EDITION 3>LIMITED EDITION#ke3b0eac]] L3-02 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#u4f7663d]
Q:[[《貪欲な壺》]]や[[《ソーラー・エクスチェンジ》]]に[[チェーン]]して[[発動]]できますか?~
A:[[ドロー]][[効果]]だけではなく、[[墓地]]の[[モンスター]]を対象にしている[[効果]]や[[デッキ]]の上からカードを[[墓地へ送る>墓地に送る]][[効果]]があるため[[発動]]できません。

Q:[[相手]]が[[《波動キャノン》]]を「[[発動]]する時」か「[[墓地に送る]]時」に使用して、[[相手]]に[[ダメージ]]を与えることはできますか?~
A:いいえ、できません。~
  [[永続魔法]]の[[発動]]や、既に[[プレイ]]が[[適用]]されている[[永続魔法]]カードから[[発動]]する[[効果]]に対して[[発動]]できません。

Q:[[相手]]の[[《デステニー・ドロー》]]に対してこの[[カード]]を使うと処理はどうなりますか?~
A:[[コスト]]は[[相手]]が支払いますが、《精霊の鏡》を[[発動]]した[[プレイヤー]]が2枚の[[カード]]を[[ドロー]]することができます。

Q:[[《火炎地獄》]]に使えますか?~
A:いいえ、「両者を対象とする」[[効果]]には使えません。~
  他、[[《恵みの雨》]]・[[《成金ゴブリン》]]・[[《盗人ゴブリン》]]・[[《手札抹殺》]]等が使用不可能[[カード]]に該当します。

Q:Aが[[《押収》]]を[[発動]]したとき、Bは《精霊の鏡》を[[発動]]できますか?~
A:できます。この場合、AがAの[[手札]]を選び、捨てます。~
  Bに[[手札]]を見せる必要はありません。~
  なお、必ず移し変えるため[[効果]]対象にBを選ぶ事はできません。~
  この場合、[[暗黒界]]の「[[相手]]の[[カードの効果]]によって捨てられる」の条件が満たせません。

Q:Aが[[《天使の施し》]]を[[発動]]したとき、Bは《精霊の鏡》を[[発動]]できますか?~
A:できます。この場合、Bが3枚[[ドロー]]し2枚捨てます。~
  なお、移し変えるため[[効果]]対象にAを選ぶ事はできません。~
  この場合、[[暗黒界]]の「[[相手]]の[[カードの効果]]によって捨てられる」の条件が満たせます。

Q:[[《リニアキャノン》]]に対し[[発動]]できますか?~
  またできる場合、[[魔法カード]]を[[発動]]できないのはどちらの[[プレイヤー]]ですか?~
A:はい、[[発動]]できます。~
  [[魔法カード]]を[[発動]]できなくなるのは[[《リニアキャノン》]]を[[発動]]した[[プレイヤー]]になります。(10/11/30)