*《&ruby(エレメンタルマスター){精霊術師}; ドリアード/Elemental Mistress Doriado》 [#pa822ec9] 儀式・効果モンスター 星3/光属性/魔法使い族/攻1200/守1400 「ドリアードの祈り」により降臨。 このカードの属性は「風」「水」「炎」「地」としても扱う。 [[THE LOST MILLENNIUM]]で登場した[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[儀式モンスター]]。~ 第1期に登場した[[《ドリアード》]]が[[儀式モンスター]]として[[リメイク]]された[[カード]]。~ 自身を[[風属性]]・[[水属性]]・[[炎属性]]・[[地属性]]としても扱う[[永続効果]]を持つ。~ 元々が[[光属性]]なので、実質[[闇属性]]・[[神属性]]以外の全ての[[属性]]を持つ[[モンスター]]となる。~ [[儀式モンスター]]にも関わらず、[[ステータス]]がかなり貧弱。~ 普通に[[儀式召喚]]した場合、[[儀式魔法]]・[[リリース]]・この[[カード]]で3枚分の消費となる。~ この[[モンスター]]1枚で[[《風林火山》]]の[[発動条件]]を満たせるなど強力な[[コンボ]]は存在するものの、出すまでに基本的には最低3枚を使うため単体での貧弱さはやはり補いにくい。~ [[《儀式の準備》]]に対応し、[[サーチ]]を行った[[《マンジュ・ゴッド》]]や[[儀式魔人]]を単体で使用できるため実際の[[カード]]消費は大きく減らせるが、それでも強力とは言いがたい。~ [[効果]]自体は、各種[[エレメント]][[モンスター]]をサポートしたり、[[送りつけ]]て[[《クリアー・ワールド》]]の[[効果]]を[[発動]]したりするために利用できる。~ だが、それらの[[カードの効果]]を継続して発揮するにはこの[[モンスター]]を場に維持する必要があるため扱い難い。~ そもそも全体的にこの[[カード]]が[[フィールド]]に出せた後の[[コンボ]]を前提としていながらも[[儀式召喚]]が絡むため扱いにくく、[[デッキ]]としての構築難易度は非常に高い。~ それならば、やはり[[《風林火山》]]を狙うのが実践的と言える。~ [[《風林火山》]]を[[発動]]したら、[[戦闘破壊]]される前に[[《ブリザード・プリンセス》]]の[[召喚]]や[[《ディメンション・マジック》]]・[[《ワンダー・ワンド》]]の[[発動]]のために[[リリースする]]手もある。~ だがやはりこの[[カード]]を軸に[[デッキ]]を構築する場合、[[《風林火山》]]を複数回[[発動]]できるよう努めるべきだろう。~ [[《安全地帯》]]や[[《ガガガシールド》]]といった[[耐性]]付与、[[《風林火山》]]の回収、[[儀式魔人]]による[[相手]]の妨害などを駆使すれば活躍できる。~ [[手札コスト]]まで確保しなければならないが、[[《A・ジェネクス・トライアーム》]]の[[シンクロ素材]]として利用する[[メリット]]がある。~ これを狙わずとも[[シンクロ召喚]]に必要な[[《ジェネクス・コントローラー》]]は[[《高等儀式術》]]の[[コスト]]に利用できるため共存自体は可能。~ [[レベル]]1[[モンスター]]や[[レベル]]操作が別途必要になるが、[[《A・ジェネクス・トライフォース》]]ならばその[[効果]]を最大限に発揮できる。~ [[召喚]]権や[[魔法・罠カード]]との兼ね合いがあるが、[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]で[[《黄泉ガエル》]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]]おけば狙いやすい。~ -上述の通り[[《風林火山》]]の[[発動条件]]はこの[[カード]]1枚で満たせるが、類似[[カード]]である[[《エレメンタルバースト》]]の「四[[属性]][[モンスター]]を''1体ずつ''[[生け贄に捧げる]]」という[[発動条件]]は、この[[モンスター]]1体だけでは満たすことができない。~ -[[《ドリアード》]]づくしの[[ファンデッキ]]を作る場合、[[《高等儀式術》]]で[[《ドリアード》]]を[[墓地]]に送りたいところであるが、残念なことに[[《ドリアード》]]は[[レベル]]4のため[[レベル]]3であるこの[[カード]]のために[[墓地へ送る]]ことが出来ない。~ [[色違い]]の[[《ハイ・プリーステス》]]か、専用[[儀式魔法]]の[[《ドリアードの祈り》]]を使おう。~ -[[モンスター効果]]が[[ルール効果]]から[[永続効果]]に[[裁定変更]]されたため、[[《大地讃頌》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]することはできなくなった。~ -「[[ドリアード>《ドリアード》]]」は英語で「Dryad」と書くのだが、こちらは「Doriado」となっている。~ 「Dryad」は木の精霊なので、「地・水・炎・風」を統べる精霊術師のイメージとそぐわないが故の改変とも考えられる。~ //[[UpperDeck]]の社員によれば、翻訳ミスをしてしまったとの事。~ //ネタ元はwikiaか?真逆の事が書いてあるぞ -「精霊術師」とはファンタジー世界における、[[シャーマン>《霞の谷の祈祷師》]]や巫女の名称の一つ。~ [[THE LOST MILLENNIUM]]で[[精霊使い>霊使い]]と一緒に登場した事や、自身が木の精霊の名前である事から、彼女達とは何か関連性があるのかもしれない。~ その[[霊使い]]関係の[[カード]]を全種投入した[[ファンデッキ]]では、[[《憑依装着−ダルク》]]でこの[[カード]]を[[サーチ]]でき、[[《高等儀式術》]]で使い魔達を[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]、[[闇属性]]以外の霊術や憑依装着の[[コスト]]に対応するなど様々なシナジーがある。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメARC-V1話の看板に、[[儀式魔法]]のアイコンをバックに描かれている。~ 看板の言葉を読むに、[[儀式モンスター]]を中心に構築された[[デッキ]]の動かし方を教える「儀式塾」という塾の看板のようである。 -コナミのゲーム作品において―~ [[WCS2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]ではデュエリストとして登場。~ 「[[《エレメンタルバースト》]]を[[発動]]して勝利せよ」というテーマデュエルを行うことになる。~ また、[[WCS2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]にも登場。~ 使用する[[デッキ]]は《精霊術師 ドリアード》[[《破滅の女神ルイン》]]を採用した[[【高等儀式術】]]。~ [[《風林火山》]]との[[コンボ]]を狙ってくる。~ WCS2009では[[《憑依装着−エリア》]]の[[デッキ]]に投入されている。~ **関連カード [#y4f109d9] -[[《ドリアードの祈り》]] -[[《ドリアード》]] -[[《エレメント・ドラゴン》]] -[[《エレメント・ザウルス》]] -[[《エレメント・デビル》]] -[[《エレメント・ソルジャー》]] -[[《エレメント・ヴァルキリー》]] -[[《エレメント・マジシャン》]] -[[《風林火山》]] ―他の[[属性]]としても扱う[[永続効果]]~ //-[[《精霊術師 ドリアード》]] -[[《混沌球体》]] -[[《ダーク・シムルグ》]] -[[《光と闇の竜》]] -[[《E・HERO エリクシーラー》]] ―《精霊術師 ドリアード》の姿が見られる[[カード]] -[[《儀式の檻》]] **収録パック等 [#hd00ea3a] -[[THE LOST MILLENNIUM]] TLM-JP034 &size(10){[[Rare]]}; -[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP214 &size(10){[[Rare]]}; **FAQ [#qbe51ebb] Q:この[[効果]]は[[永続効果]]ですか?~ A:はい、[[永続効果]]です。[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在するときのみ適用されます。~ Q:[[《DNA移植手術》]]([[神属性]]を宣言)が[[適用]]中、この[[カード]]の[[属性]]はどうなりますか?~ A:[[神属性]]のみになります。(09/07/21)~ Q:[[《ハイドロ・ジェネクス》]]や[[《ブラック・レイ・ランサー》]]のような、[[属性]]が指定されている素材に使用できますか?~ A:使用する事もできます。(13/02/01)~