《聖騎士ジャンヌ/Noble Knight Joan》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1900/守1300
(1):このカードが攻撃するダメージステップの間、このカードの攻撃力は300ダウンする。
(2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
手札を1枚墓地へ送り、自分の墓地のレベル4以下の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
その戦士族モンスターを手札に加える。
「遊戯王5D's TAG FORCE 5」攻略本 付属カードで登場した光属性・戦士族の下級モンスター。
自身の攻撃時に攻撃力がダウンする永続効果、相手によって破壊された時に戦士族の下級モンスターをサルベージする誘発効果を持つ。
《E・HERO アナザー・ネオス》と並ぶステータスを持つが、攻撃する場合は弱体化してしまうため、アタッカーとして使うのは難しい。
(2)の効果も《戦士の生還》で十分である。
一応聖騎士の1体であるものの、効果の面では他の聖騎士とのシナジーがなく、【聖騎士】での採用も難しい。
墓地へ送られた自身のサルベージも可能なので、墓地へ送られた時の効果を持つものをコストとして自己サルベージを行い、ペンデュラム召喚などで出しやすくするといった動きはできる。
《愚鈍の斧》を装備すればデメリットを打ち消し、攻撃力2900として使える。
聖騎士のため《栄光の聖騎士団》で装備できる他、同じ聖騎士サポートを使える《紅恋の麗傑−ブラダマンテ》でも装備が可能。
- 上述の通りこのカードは聖騎士に属するが、そうなった経緯は若干複雑である。
聖騎士は元々、海外版Return of the Duelistで「Noble Knight」として登場したカテゴリで、EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−の発売時に「聖騎士」という訳語になった。
しかし、その間の海外版Cosmo Blazerにて、このカードが《Noble Knight Joan》という名前で収録されている。
つまり、聖騎士は当時日本語版になかったのにもかかわらず、「Noble Knight」の名前を与えられたのである。
その名前をつけたということは「Noble Knightの訳語は聖騎士にする」と決められていたはずだが、このカードのモチーフはアーサー王伝説と何も関係がないため、このカードから「聖騎士」の名前が取られるのは考えにくい。
あくまで推測だが、「Noble Knightの訳語は聖騎士にする」と決めた後にこのカードの名前が被っている事に気づき、このカードも所属させることにしたのだろう。
ただし、それでも日本語版で聖騎士が出る前に海外版で先に収録された理由は不明である。
- ちなみに、日本語版に聖騎士がなかった時期とこのカードの海外版が登場していない(「Noble Knight」の名前を持っていない)時期が重なっている期間があったため、その間このカードはどちらにも属さない状態になっていた。
- ジャンヌについては《聖女ジャンヌ》を参照。
他の聖騎士のモデルである「アーサー王伝説」及び「シャルルマーニュ十二勇将」とは一切関係無い。
とはいえ、史実上のジャンヌ・ダルクはシャルルマーニュ十二勇将の活躍した「フランク王国」同様、フランスと深い繋がりがある他、彼女自身も「旗手として戦いに参加し、兵士の士気を鼓舞する役割を果たし、「神の使い」としてフランスを劇的な勝利に導いた。」とされていることから、「神に仕える聖なる騎士」というニュアンスで「聖騎士」の名前が使われていると考えられる。
関連カード †
―モチーフ関連
―《聖騎士ジャンヌ》の姿の見られるカード
収録パック等 †
Tag: 《聖騎士ジャンヌ》 効果モンスター モンスター 星4 光属性 戦士族 攻1900 守1300 聖騎士