*《&ruby(せいきし){聖騎士};パーシヴァル/Noble Knight Peredur》 [#top]
 効果モンスター
 星４/光属性/戦士族/攻1900/守 300
 (1)：このカードが「聖剣」装備魔法カードを装備している限り、
 このカードはレベルが１つ上がり闇属性になる。
 (2)：「聖剣」装備魔法カードを装備したこのカードが墓地へ送られた場合、
 自分の墓地の「聖剣」カード１枚を対象として発動できる。
 そのカードを手札に加える。

　[[EXTRA PACK −KNIGHTS OF ORDER−]] で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
　[[聖剣]]を装備していると[[レベル]]と[[属性]]が変化する[[永続効果]]、[[聖剣]]を装備した状態で[[墓地へ送られた]]時に[[聖剣]]を[[サルベージ]]する[[誘発効果]]を持つ。

　[[《聖騎士モルドレッド》]]・[[《聖騎士ボールス》]]と同様に、[[聖剣]]を装備している時は[[レベル]]５・[[闇属性]]となる。~
　[[《湖の乙女ヴィヴィアン》]]の[[自己再生]][[効果]]の[[発動]]や、[[《神聖騎士王アルトリウス》]]など[[ランク]]５の[[エクシーズ召喚]]の補助に利用できる。~

　後半の[[効果]]は、[[聖剣]]を装備した状態で[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]と[[聖剣]]を[[サルベージ]]する[[効果]]。~
　[[バウンス]]・[[除外]]には対応しないが、[[装備モンスター]]が[[除去]]された時の[[ディスアドバンテージ]]が大きいという[[装備魔法]]の欠点を克服できる。~
　「[[場合の任意効果>「時」と「場合」]]」であるため、[[タイミングを逃す]]ことはない。~
　しかし、[[ディスアドバンテージ]]を軽減できるだけであり、[[アドバンテージ]]を稼げるわけではない。~
　そもそも[[聖剣]]自体が再装備[[効果]]を持つため、自身に装備されていた[[聖剣]]は他の[[聖騎士]]に装備させれば済む話である。~
　再装備[[効果]]のない[[《聖剣 ＥＸ−カリバーン》]]・[[《聖剣を抱く王妃ギネヴィア》]]は[[墓地]][[発動]]の[[効果]]を持つため、[[サルベージ]]の必要があまりない。~
　[[墓地]]の[[聖剣]]を再利用できる[[《聖騎士王アルトリウス》]]・[[《神聖騎士王アルトリウス》]]の存在もある。~

　この[[カード]]が持つ２つの[[効果]]は、どちらも他の[[聖騎士]]・[[聖剣]]で十分カバーできるものである。~
　[[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]となる[[攻撃力]]を持つが、その役割も[[《聖騎士ガウェイン》]]が存在するので、[[【聖騎士】]]でもあまり優先度は高くない。~

-[[聖剣]]を装備している時に[[レベル]]５・[[闇属性]]となるのは[[《聖騎士モルドレッド》]]・[[《聖騎士ボールス》]]と同じだが、この[[カード]]は[[聖剣]]を装備していない時も[[通常モンスター]]扱いとはならない。~

-「パーシヴァル(Percival)」は円卓の騎士の１人。~
[[ガラハッド>《聖騎士ガラハド》]]、[[ボールス>《聖騎士ボールス》]]と共に[[聖杯>《禁じられた聖杯》]]探索の任に就き、最終的にそれを見つけた。~
[[イラスト]]は、背景に[[《聖騎士ガラハド》]]、[[《聖騎士ボールス》]]がいるところから察すると、[[聖杯>《禁じられた聖杯》]]探索に出発しようとしているシーンだろうか。~
[[ガラハド>《聖騎士ガラハド》]]、[[ボールス>《聖騎士ボールス》]]と共に[[聖杯>《禁じられた聖杯》]]探索の任に就き、最終的にそれを見つけた。~
[[ガラハド>《聖騎士ガラハド》]]の死後、パーシヴァルは僧侶となって後を追うように病死した。~
この為、[[聖杯>《禁じられた聖杯》]]について[[アーサー王>アルトリウス]]に報告できたのは[[ボールス>《聖騎士ボールス》]]だけであった。

--[[イラスト]]は、背景に[[《聖騎士ガラハド》]]、[[《聖騎士ボールス》]]がいるところから察すると、[[聖杯>《禁じられた聖杯》]]探索に出発しようとしているシーンか。~

--[[闇属性]]・[[レベル]]５の[[聖騎士]]、もしくは[[聖剣]]を装備すると[[闇属性]]・[[レベル]]５になる[[効果]]を持つ[[聖騎士]]は、伝承において[[アーサー王>アルトリウス]]に反旗を翻した者が多い。~
しかし、パーシヴァルがアーサー王に反乱を起こしたという伝承はなく、なぜ[[闇属性]]・[[レベル]]５となる[[効果]]を有しているのかは不明。~
考えられる理由は以下の２つである。~
[[OCG]]として推察するならば、単純に同じ[[攻撃力]]を持つ[[《聖騎士ガウェイン》]]との差別化を図ったと考えるのが妥当だが、原作から考えられる理由は以下の２つである。~

---パーシヴァルは誘惑に弱い事でも知られている。~
[[聖杯>《禁じられた聖杯》]]探索の途中で馬を失ったパーシヴァルは、美しい婦人と出会う。~
その婦人の願いをいつでも叶える代わりに黒馬を貰うが、その馬は激流の河に飛び込もうとした。~
十字を切るとその馬はパーシヴァルを振り落し、河の激流の中に消えてしまったという。~
また、立派な帆船に乗っていた美しい女性に恋をした際に、どんな命令にも従う事を条件にパーシヴァルを受け入れる事を女性から告げられる。~
剣に賭けて誓おうとしたパーシヴァルが何気なく十字を切ると、その女性は帆船とともに消えてしまう。~
これらは[[悪魔>悪魔族]]からの誘惑であり、パーシヴァルは自らの弱さを嘆くのであった。

---クレティアンの著作『聖杯の騎士ペルスヴァル』によると「口付けした女性の夫を決闘で殺害してしまった際、神の存在を長きに渡って忘れてしまう」というエピソードがある。~

---[[OCG]]として推察するならば、単純に同じ[[攻撃力]]を持つ[[《聖騎士ガウェイン》]]との差別化を図ったと考えるのが妥当か。~

--[[英語名]]の「Peredur」は、中世ウェールズの物語『エヴラウグの息子、ペレディル(Peredur son of Efrawg)』の主人公の名前。~
これも聖杯を探す物語であり、パーシヴァルと彼の聖杯探索の由来の１つになったと言われている。

-元々は、[[TCG]]版[[Legacy of the Valiant]]で追加された10種の[[ワールドプレミア]]カードの１枚である。~
なお、[[TCG]]版[[Shadow Specters]]の発売に合わせたイギリス版公式サイトの特設ページ「Noble Knight Showcase」において、[[イラスト]]だけが先行して紹介されていた。

//モチーフ関連やカード名の和訳、意訳を記述。
//「原作・アニメにおいて」のすぐ上部に

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[聖騎士]]
-[[聖剣]]

-[[《Ｘ−セイバー パシウル》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《聖騎士ガラハド》]]
-[[《聖騎士ボールス》]]

―《聖騎士パーシヴァル》の姿が見られる[[カード]]
-[[《円卓の聖騎士》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[EXTRA PACK −KNIGHTS OF ORDER−]]  EP14-JP026

//**FAQ [#faq]
//Ｑ：~
//Ａ：

//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。