効果モンスター 星6/地属性/天使族/攻2500/守2000 このカードは、自分のフィールド上に「王家の神殿」が存在しなければ破壊される。 このカードが戦闘でモンスターを破壊する度に、破壊されたモンスターはゲームから除外され、 このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
「遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2」攻略本下巻 付属カードで登場した地属性・天使族の上級モンスター。
戦闘破壊したモンスターを除外し、その度に自身の攻撃力を上昇させる誘発効果を持つ。
強力な効果を持っているが、上巻の付録である《王家の神殿》と併用しなければならない。
《クリッター》やリクルーターを戦闘破壊し除外する事で、それぞれの効果を潰す事が出来る。
更にモンスターを破壊するたびに攻撃力は上昇するのだから、一度フィールドを制圧すると手がつけられなくなる。
加えて、コントロール奪取されると殆どの場合で自壊するため、この手の攻撃力無限増大カードのリスクも少ない。
しかし、《王家の神殿》が06/09/01で禁止カードとなってしまい、このカードの存在価値がかなり薄れてしまった。
《ガーディアン・エルマ》と似たようなものである。
但し、《スキルドレイン》で「効果のないモンスター」としてフィールド上に留めることは可能。
モンスターを戦闘破壊する為のステータスとしては非常に有能である。
このカードが戦闘で相手モンスターを破壊して墓地に送ったとき、 その攻撃力の半分をこのカードの攻撃力に加算する。 モンスターを生け贄召喚する場合、このモンスター1体で、 このカードが戦闘で破壊した数だけの生け贄とする事ができる。
攻撃力上昇は、破壊したモンスターの攻撃力に関連している。
このカードでリシドは《伝説のフィッシャーマン》・《人造人間−サイコ・ショッカー》・《ベビードラゴン》(アニメ版では《インセクト女王》)を破壊し、攻撃力を5225ポイントまで上昇させた。
なお、アニメでは召喚ターンは攻撃できない制約がついていた。
原作では破壊したモンスターを捕食し、更にアニメでは捕食したモンスターの特徴の一部が外見に現れるという演出があった。
このまま攻めていれば城之内に勝てたのだが、マリクの都合でこのカードを生け贄に《ラーの翼神竜》を召喚することに。
しかし、その神はコピーであったため、神の怒りにより決闘はあらぬ方向へ…。
余談だがアニメ版の攻撃力は最終的に5825と表記されていたが、この数値は計算ミスであり本当は5725((2400+2200+1850)÷2+2500)である。