*《&ruby(せいじゅう){聖獣};セルケト/Mystical Beast of Serket》 [#z69513e2] 効果モンスター 星6/地属性/天使族/攻2500/守2000 このカードは、自分のフィールド上に「王家の神殿」が存在しなければ破壊される。 このカードが戦闘でモンスターを破壊する度に、 破壊されたモンスターはゲームから除外され、 このカードの攻撃力は500ポイントアップする。 [[「遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2」攻略本下巻 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]]で登場した[[地属性]]・[[天使族]]の[[上級モンスター]]。~ 特定条件下で[[自壊]]する[[永続効果]]と、[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を[[除外]]し[[自己強化]]する[[誘発効果]]を持つ。~ [[自己強化]][[効果]]を一度[[発動]]できれば、[[攻撃力]]3000に達する為、そう簡単には[[戦闘破壊]]されなくなる。~ 回数制限もない為、[[強化]]される程、[[アドバンテージ]]を得ることができる。~ ただし、[[除去]]には耐性を持たない為、[[カードの効果]]で[[破壊]]されることの方が多くなるだろう。~ [[破壊]]した[[モンスター]]を[[除外]]する為、[[《クリッター》]]等の[[効果]]を封じ込めることができる。~ [[墓地アドバンテージ]]も増やさないので、[[《閃光の追放者》]]と同様の効果を得ることが可能である。~ この[[カード]]を使用する最大のネックになるのは、[[自壊]][[効果]]と[[上級モンスター]]であることだろう。~ [[《王家の神殿》]]が使用できた場合は、早々に[[《青眼の究極竜》]]等の[[融合モンスター]]の[[生け贄]]にするのも一つの手段であった。~ また、[[自壊]][[効果]]の条件から、[[コントロール奪取]]されても[[相手]]が[[《王家の神殿》]]を[[発動]]していなければ[[自壊]]し、使われることはない。~ -[[モンスター]]を[[破壊]]した時[[墓地へ送る]]必要がないため、[[モンスタートークン]]でも[[自己強化]]が可能。~ -この[[カード]]を使用する為に必須となる[[《王家の神殿》]]が[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]で[[禁止カード]]となり、この[[カード]]の存在価値がかなり薄れた。~ 同様の例に[[《ガーディアン・エルマ》]]がある。~ [[《スキルドレイン》]]で「[[効果]]のない[[モンスター]]」とすることや、[[《DNA移植手術》]]+[[《スター・ブラスト》]]+[[《海竜神の加護》]]で限定的ではあるが[[フィールド]]に維持することが可能。~ もし存分に力を発揮させたいなら[[《DNA改造手術》]]又は[[《アンデットワールド》]]+[[《アンデット・スカル・デーモン》]]の[[コンボ]]が[[効果]]を失わず、恒久的な維持が可能なためオススメである。~ -不気味な蠍の姿をしており、とても[[天使族]]には見えない。~ [[天使族]]では[[よくある>アルカナフォース]][[話>《ゼータ・レティキュラント》]]だが。~ --後にこの[[モンスター]]を小型化したような[[ステータス]]の[[昆虫族]]である、[[《ミレニアム・スコーピオン》]]が登場している。 -長らく[[海外未発売カード]]だったが、[[Structure Deck:Marik]]にてようやくカード化された。 -原作・アニメにおいて―~ 「バトルシティ編」における「城之内vsリシド」戦にてリシドが使用した切り札。~ 「聖なる領域の守護神」という肩書きで登場している。~ この[[カード]]で城之内の[[モンスター]]を次々[[戦闘破壊]]し、[[攻撃力]]を5225ポイント(アニメ版では5825ポイント)まで上昇させた。~ このまま攻めていれば城之内に勝てたのだが、マリクの都合でこの[[カード]]を[[生け贄]]に[[《ラーの翼神竜》]]を[[召喚]]することになる。~ しかし、その神の[[カード]]はコピーカードであったため、神の怒りにより決闘はあらぬ方向へ向かう。~ --原作では[[《王家の神殿》]]・《セルケトの紋章》・《封魂の聖杯》という3種の[[魔法カード]]が揃った時に[[特殊召喚]]される[[モンスター]]だった。~ さらに[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の半分の[[攻撃力]]を取り込み、取り込んだ[[モンスター]]の分だけ[[生け贄]]に使用できた。~ なお、アニメでは[[召喚]][[ターン]]は[[攻撃]]できない制約がついていた。~ [[戦闘破壊]]の仕方はモンスターを頭から捕食するものであり、使い手のリシドでさえ「身の毛もよだつ光景」と形容している。~ 更にアニメでは捕食した[[モンスター]]の特徴の一部が外見に現れるという演出があった。~ //--OCGで[[破壊]]した[[モンスター]]を[[除外]]するのは、捕食して取り込まれた[[モンスター]]は[[蘇生]]できないという意味だろうか。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[英語名]]は実物が登場するまで《Mystical Beast Serket》だった。 -神話・伝承において―~ 「セルケト(Serket)」とは、エジプトの伝承に登場する女神であり、墓所で棺を守るとされる。~ サソリが頭に乗った人間の姿、または下半身がサソリの姿で絵に描かれている。~ --また、エジプト先王朝の伝説の王の一人に「スコーピオン・キング」という人物がおり、彼の本名が「セルケト」であった(名前は上記のセルケトに由来)。~ **関連カード [#g47ef8a9] -[[《王家の神殿》]] -[[《アマゾネス訓練生》]] -[[《ミレニアム・スコーピオン》]] -[[《エメス・ザ・インフィニティ》]] -[[《ジュラック・ティラヌス》]] -[[《異次元の狂獣》]] -[[《聖導騎士イシュザーク》]] -[[《レッサー・デーモン》]] -[[《混沌の黒魔術師》]] -[[《漆黒の魔王 LV8》]] **収録パック等 [#q0c464ec] -[[「遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2」攻略本下巻 付属カード>書籍付属カード#a1c64c84]] G6-B2 &size(10){[[Ultra]]}; **FAQ [#tcaa6f7e] Q:[[効果]]分類は何ですか?~ A:[[自壊]][[効果]]は[[永続効果]]、[[自己強化]][[効果]]は[[誘発効果]]です。(11/07/04)~ //Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[《アンデット・スカル・デーモン》]]と[[《アンデットワールド》]]が存在し[[《王家の神殿》]]が存在しない場合、[[自壊]]しますか?~ //A:[[自壊]]しません。(10/03/23) //↑永続効果と裁定もらったため //質問だけの投稿はお止めください。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //質問と回答を記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。