《聖獣セルケト/Mystical Beast of Serket》 †
効果モンスター
星6/地属性/天使族/攻2500/守2000
(1):自分フィールドに「王家の神殿」が存在しない場合にこのカードは破壊される。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードが戦闘で破壊したモンスターは除外される。
(3):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
このカードの攻撃力は500アップする。
「遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2」攻略本下巻 付属カードで登場した地属性・天使族の上級モンスター。
特定条件下で自壊する永続効果と、戦闘破壊したモンスターを除外する永続効果、自己強化する誘発効果を持つ。
《王家の神殿》の任意のモンスターを特殊召喚する効果を使うために必要なモンスター。
有効なサーチ・リクルート方法が乏しいため、《王家の神殿》のために使うのであれば墓地に落として蘇生するか、《ファントム・オブ・カオス》でカード名をコピーするのがよい。
上級モンスターとしては攻撃力は高く、戦闘破壊したモンスターを除外+自己強化という効果も悪くはないのだが、《王家の神殿》がないと自壊するデメリットがあるためアタッカーとしての運用は難しい。
アドバンス召喚すれば《進撃の帝王》でも維持できるが、いずれにせよ不安定なこのカードよりほかの上級モンスターを使うべきである。
- 「セルケト(Serket)」とは、エジプトの伝承に登場する女神であり、墓所で棺を守るとされる。
サソリが頭に乗った人間の姿、または下半身がサソリの姿で描かれている。
サソリの姿をしたモンスターが天使族なのも、このモデルを考えれば納得である。
なお、このモンスターの弟分である《ミレニアム・スコーピオン》は、昆虫族である。
- 原作・アニメにおいて―
「バトルシティ編」における「城之内vsリシド」戦にて、リシドが使用した切り札。
「聖なる領域の守護神」という肩書きで登場している。
このカードで城之内のモンスターを次々戦闘破壊し、攻撃力を5225ポイント(アニメ版では5825ポイント)まで上昇させた。
このまま攻めていれば城之内に勝てたのだが、マリクの都合でこのカードを生け贄に《ラーの翼神竜》を召喚することになる。
しかし、その神のカードはコピーカードであったため、神の怒りにより決闘はあらぬ方向へ向かう。
- なお、アニメにおいてはカラーがOCG版とは異なっており、アニメ版は全身が赤一色で黄色い模様に白い棘が生え、青い目というカラーリングに対し、OCGでは体色は赤紫だが手足や尻尾は黒く、生えている棘は青、体の模様は赤、そして目は黄色で瞳孔が存在している。
- フォルスバウンドキングダムでの攻撃モーションは原作やアニメと異なり、ハサミを打ち鳴らした後に相手の真下から炎が立ち昇るというものである。
巨大な三幻神なども相手となりうるこのゲームでは、相手を捕食するモーションは難しいだろう。
攻撃名は「サクリファイス・イーター」、自身の攻撃力を強化する超必殺技名は「サクリファイス・ソウル」。
- ゲーム内での英語名は、海外版のカードが登場するまで《Mystical Beast Serket》だった。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果分類は何ですか?
A:自壊と除外は永続効果、自己強化は誘発効果です。(13/01/09)
Q:《王宮の鉄壁》がフィールド上に存在し、このカードが戦闘で破壊したモンスターが除外されなかった場合、このカードの攻撃力はアップしますか?
A:いいえ、アップしません。(14/03/07)
Q:戦闘で相手モンスターと相打ちになった場合、相手モンスターは除外されますか?
A:いいえ、除外されません。(14/04/07)