《聖女ジャンヌ/St.Joan》 †
融合モンスター
星7/光属性/天使族/攻2800/守2000
「慈悲深き修道女」+「堕天使マリー」
Spell of Mask −仮面の呪縛−で登場した、光属性・天使族の融合モンスター。
融合素材は《慈悲深き修道女》と《堕天使マリー》。
《慈悲深き修道女》の能力値が高く、《融合呪印生物−光》や融合素材代用モンスターを用いれば、比較的簡単に召喚できる。
しかし、《融合》の3枚のディスアドバンテージを負うのは大きな痛手である。
《堕天使マリー》自体が《慈悲深き修道女》との相性が特によいわけではなく、召喚にも生け贄が必要な点にも注意。
《未来融合−フューチャー・フュージョン》を起用するにしても、意識的なモンスター調整が必要となる。
レベル7融合モンスターで最大の攻撃力を持つため、《突然変異》で召喚されることがある。
だが、強力な効果を持つ《異星の最終戦士》《竜魔人 キングドラグーン》等が優先されるため、召喚頻度は低い。
戦闘破壊を考えるのなら、相手の攻撃力の半分を自分に加算する《サイバー・オーガ・2》が存在する。
それでも、《突然変異》の選択肢の幅を増やすために持っていて損はないカードである。
が、《突然変異》は07/09/01で禁止カードとなってしまった。
- 元ネタは15世紀頃の百年戦争で活躍した、フランスの「ジャンヌダルク」であろう。
イングランド軍に捕らわれ、宗教裁判にて異端者とされ魔女狩りを受けたが、後の復権訴訟によって名誉を回復し「聖女」として後世に伝えられている。
英語表記はJoanだが、これは「ジャンヌダルク」を英語で「Joan of Arc」と表記するためである。
フランス語では「Jehanne Darc」となる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメの「乃亜編」において「本田・御伽・静香vsBIG4(大田)」戦における、静香のデッキの最強のカード。
静香は「女の子の戦士」という理由でデッキに採用したが、最終的に切り札として召喚された。
三位一体のコンボにより強化され、《パーフェクト機械王》と同士討ちし、デュエルに終止符を打った。
カードイラストでは腰から下辺りは確認出来ないが、アニメでは全身が確認出来る。
またアニメでは常に開眼しているので、カードイラストのそれとは少し雰囲気が異なる。
一応剣を抜くのだが、何故か「光の翼で飛び立ち一閃の光となって突進する」という攻撃を行った。
だが相殺の演出としてはこちらの方が画にはなるだろう。
- なおこの攻撃では、原作・アニメ(GX以前)では一般的である「融合モンスターは融合したターンは攻撃出来ない」というルールが無視されている。
(原作やアニメでは融合モンスターがそのターン内に攻撃するには「速攻」という魔法カードを使用する必要があった)
しかしこれは《心眼の女神》のデッキマスター能力「フュージョニック・アイ」によるものであり、《融合》のカードによる融合召喚とは異なる。
よってルール上でも普通の融合召喚のそれとは例外的に扱われたということも考えられる。
関連カード †
収録パック等 †