*《&ruby(せいじょ){聖女};ジャンヌ/St.Joan》 [#ff796ab2] 融合モンスター 星7/光属性/天使族/攻2800/守2000 「慈悲深き修道女」+「堕天使マリー」 [[Spell of Mask −仮面の呪縛−]]で登場した、[[光属性]]・[[天使族]]の[[融合モンスター]]。~ [[融合素材]]は[[《慈悲深き修道女》]]と[[《堕天使マリー》]]。~ [[《慈悲深き修道女》]]の能力値が高く、[[《融合呪印生物−光》]]や[[融合素材代用モンスター]]を用いれば、比較的簡単に[[召喚]]できる。~ また[[《慈悲深き修道女》]]と[[《融合呪印生物−光》]]は、いずれも[[《シャインエンジェル》]]からの[[リクルート]]が可能なのは大きい。~ [[手札事故]]に繋がりやすい[[《堕天使マリー》]]や[[《融合》]]を1枚も投入しなくても、簡単に[[特殊召喚]]する事が可能である。~ しかしそれらの方法使わずに普通に使用する場合は、やはり厳しいものがある。~ 特別な[[効果]]を持っていないこの[[カード]]を[[融合召喚]]する為に[[《融合》]]による3枚の[[ディスアドバンテージ]]を負うのは大きな痛手になるからである。~ [[《堕天使マリー》]]自体が[[《慈悲深き修道女》]]との相性が特によいわけではなく、[[召喚]]にも[[生け贄]]が必要な点にも注意。~ [[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を起用するにしても、意識的な[[モンスター]]調整が必要となる。~ // [[レベル]]7[[融合モンスター]]で最大の[[攻撃力]]を持つため、[[《突然変異》]]で[[召喚]]されることがある。~ // だが、強力な[[効果]]を持つ[[《異星の最終戦士》]][[《竜魔人 キングドラグーン》]]等が優先されるため、[[召喚]]頻度は低い。~ // [[戦闘破壊]]を考えるのなら、[[相手]]の[[攻撃力]]の半分を自分に加算する[[《サイバー・オーガ・2》]]が存在する。~ // それでも、[[《突然変異》]]の選択肢の幅を増やすために持っていて損はないカードである。~ // が、[[《突然変異》]]は[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]で[[禁止カード]]となってしまった。 -後に[[守護天使となってリメイク>《守護天使 ジャンヌ》]]されている。~ [[レベル]]が同じなのであちらからの[[《突然変異》]]も可能であった。~ [[《突然変異》]]は現在[[禁止カード]]であるが、[[《アテナ》]]の[[効果]]でこちらから[[守護天使>《守護天使 ジャンヌ》]]に進化させても面白いかもしれない。~ -[[レベル]]7の[[融合モンスター]]では[[《双頭の雷龍》]]と[[攻撃力]]・[[属性]]を同じくし、最大の[[攻撃力]]である。~ [[天使族]]では初の[[融合モンスター]]であり、この[[カード]]以外では[[《キング・もけもけ》]]しかいない。~ 当時、[[天使族]]の中では群を抜いて[[攻撃力]]の高かった[[《翼を織りなす者》]]に代わって、[[天使族]]で最大の[[攻撃力]]を誇っていたのがこの[[カード]]だった。~ その後[[《天界王 シナト》]]が登場するまでは、その座についていた。~ -上記の通り数少ない「[[光属性]]で[[天使族]]」の[[融合モンスター]]であるが、そのため[[天魔神]]の[[召喚]][[コスト]]にすることも可能である。~ また、[[融合素材]]が[[闇属性]]・[[悪魔族]]と[[光属性]]・[[天使族]]なので、[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[墓地を肥やせ>墓地を肥やす]]ば簡単に[[天魔神]]の[[コスト]]を揃えられる。 -[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《堕天使マリー》]]を[[墓地に送る]]ために[[【キュアバーン】]]で使われることがある。~ また[[《E・HERO プリズマー》]]の[[効果]]でこの[[カード]]を見せることによって、[[デッキ]]の[[《堕天使マリー》]]を簡単に[[墓地に送る]]ことができる。~ さらにその[[ターン]]のうちに[[《融合呪印生物−光》]]を[[フィールド]]上に出せれば、その[[効果]]によりこの[[カード]]を[[特殊召喚]]することができる。 -元ネタは15世紀頃の百年戦争で活躍した、フランスの「ジャンヌ・ダルク」であろう。~ イングランド軍に捕らわれ、宗教裁判にて異端者とされ[[魔女狩り>《魔女狩り》]]を受けた。~ 後に教会がフランスへの政治的配慮のために聖女に列したが、名誉回復は成されておらず破門は継続している。~ 英語表記のJoanはジャンヌに対応する英人名。~ またジャンヌのつづりは当時の言語事情もあって定まっておらず、ダルク(Darc)を「アルクの」(d'Arc)と解するのは俗説である。~ 余談だがアニメ5D'sでディヴァインがアキの事をこの「ジャンヌ・ダルク」に例えていたシーンがあった。 -原作・アニメにおいて―~ アニメの「乃亜編」において「本田・御伽・静香vsBIG4(大田)」戦における、静香の[[デッキ]]の最強の[[カード]]。~ //107話に登場し、この回のタイトルも「聖女ジャンヌ 三位一体の攻撃」と彼女メインのものなっている。~ 静香は「女の子の戦士」という理由で[[デッキ]]に採用したが、最終的に切り札として[[召喚]]された。~ 三位一体の[[コンボ]]により強化され、[[《パーフェクト機械王》]]と相打ちし、[[デュエル]]に終止符を打った。~ (BIG4はデッキマスターである[[《パーフェクト機械王》]]を失ったので[[デュエル]]続行不可能となったため)~ [[カードイラスト>イラスト]]では腰から下辺りは確認出来ないが、アニメでは全身が確認出来る。~ またアニメでは常に開眼しているので、[[カードイラスト>イラスト]]のそれとは少し雰囲気が異なる。~ 一応剣を抜くのだが、何故か「光の翼で飛び立ち一閃の光となって突進する」という[[攻撃]]を行った。~ だが相殺の演出としてはこちらの方が画にはなるだろう。~ //--なおこの攻撃では、原作・アニメ(GX以前)では一般的である「[[融合モンスター]]は[[融合]]したターンは攻撃出来ない」というルールが無視されている。~ //(原作やアニメでは[[融合モンスター]]がそのターン内に攻撃するには《速攻》という[[魔法カード]]を使用する必要があった)~ //しかしこれは[[《心眼の女神》]]のデッキマスター能力「フュージョニック・アイ」によるものであり、[[《融合》]]のカードによる[[融合召喚]]とは異なる。~ //よってルール上でも普通の[[融合召喚]]のそれとは例外的に扱われたということも考えられる。 //心眼の女神の項に書きます --またバトルシティ編の総集編である144話では「あっちゃん」と呼ばれた少年が使用している。~ 相手の少年の[[《デーモンの召喚》]]を彼女の攻撃で一刀両断にし、あっちゃんは[[デュエル]]に勝利した。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]では、対戦相手として登場。~ 徹底的に[[ライフ・アドバンテージ]]を重視した[[【天使族】]]を使用する。~ ちなみに彼女の顔アイコンは[[《守護天使 ジャンヌ》]]のそれと同じものである。 **関連カード [#h70617d8] -[[《慈悲深き修道女》]] -[[《堕天使マリー》]] -[[《守護天使 ジャンヌ》]] **収録パック等 [#u926d9fa] -[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP240 -[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-081 -[[Spell of Mask −仮面の呪縛−]] SM-44