*《&ruby(せいじょ){聖女};ジャンヌ/St.Joan》 [#ff796ab2]
 融合モンスター
 星7/光属性/天使族/攻2800/守2000
 「慈悲深き修道女」+「堕天使マリー」

 [[Spell of Mask −仮面の呪縛−]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合素材]]は[[《慈悲深き修道女》]]と[[《堕天使マリー》]]。

 [[ステータス]]は高いものの[[モンスター効果]]がなく採用の優先度は低い。~
 [[融合素材]]である[[《堕天使マリー》]]は[[上級モンスター]]であり、[[手札事故]]を誘発する恐れがある。~
 [[正規融合]]の他にも[[《慈悲深き修道女》]]と[[《融合呪印生物−光》]]による[[特殊召喚]]を視野に入れると良いだろう。~
 両者共に[[《シャインエンジェル》]]からの[[リクルート]]ができる。~


-[[レベル]]7の[[融合モンスター]]では[[《双頭の雷龍》]]と[[攻撃力]]・[[属性]]が同じく、最大の[[攻撃力]]である。~
また、[[天使族]]の[[融合モンスター]]はこの[[カード]]が初である。~

-上記の通り数少ない「[[光属性]]で[[天使族]]の[[融合モンスター]]」であり、[[天魔神]]の[[召喚]][[コスト]]などにすることも可能である。~

-かつては[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《堕天使マリー》]]を[[墓地へ送る]]ため、[[【キュアバーン】]]で使われることがあった。~
また[[《E・HERO プリズマー》]]の[[効果]]でこの[[カード]]を見せる事で、[[デッキ]]の[[《堕天使マリー》]]を簡単に[[墓地へ送る]]ことができる。~

-モチーフは、15世紀フランスの百年戦争中に救世主として突如現れた少女「ジャンヌ・ダルク」である。~
当時イングランド軍に包囲されていたオルレアンを解放し、シャルル7世の戴冠式決行を助成するなど、フランスの勝利に大きく貢献したが、後にブルゴーニュ軍の捕虜となり、宗教裁判にて異端者とされ、火刑に処された。~
後に復権裁判で無罪となり、後世にはカトリック教会から聖女に列せられたが、破門は継続している。~

--[[英語名]]の「Joan」は、ジャンヌに対応する英人名。~
ジャンヌの綴りは当時の言語事情もあって定まっておらず、「ダルク(Darc)」を「アルクの(d'Arc)」と解する俗説もある。~
また「St.」とは、「聖人」を意味する「セイント(saint)」という英単語の略である。

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」における「本田&御伽&静香vsビッグ4(大田)」戦において静香が使用。~
[[《心眼の女神》]]の[[デッキ]]マスター能力により、[[《慈悲深き修道女》]]と[[《堕天使マリー》]]を[[融合素材]]に、[[《融合》]]無しで[[特殊召喚]]される。~
《コマンド・エンジェル》と《レアメタル・ソウル》の[[効果]]で[[攻撃力]]を大幅に[[強化]]して、[[《パーフェクト機械王》]]に[[攻撃]]を仕掛けた。~
[[相打ち]]となったが、[[相手]]の[[デッキ]]マスターである[[《パーフェクト機械王》]]が[[戦闘破壊]]されたため、[[デュエル]]に終止符が打たれた。

--「バトルシティ編」の総集編では、「あっちゃん」と呼ばれた少年が使用している。~
[[相手]]の少年の[[《デーモンの召喚》]]を一刀両断にし、あっちゃんは[[デュエル]]に勝利した。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#qe1d54fb]]において、対戦[[相手]]として登場。~
徹底的に[[ライフ・アドバンテージ]]を重視した[[【天使族】]]を使用する。~
ちなみに、彼女の顔アイコンは[[《守護天使 ジャンヌ》]]と同じである。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《慈悲深き修道女》]]
-[[《堕天使マリー》]]

-[[《守護天使 ジャンヌ》]]
-[[《聖騎士ジャンヌ》]]

**収録パック等 [#u926d9fa]
-[[Spell of Mask −仮面の呪縛−]] SM-44
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-081
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP240
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP199