*《&ruby(セイントナイト){聖導騎士};イシュザーク/Divine Knight Ishzark》 [#jcfc89ea]
 効果モンスター
 星6/光属性/戦士族/攻2300/守1800
 このカードが戦闘によってモンスターを破壊した時、
 そのモンスターをゲームから除外する。
//http://tw.page.bid.yahoo.com/tw/auction/c44701856

 [[Vジャンプ(2005年5月号開始) 半年間定期購読特典>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を[[除外]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 類似する[[効果]]を持つ[[モンスター]]に[[《レッサー・デーモン》]]がいるが、[[攻撃力]]はこの[[カード]]の方が高いため、広い範囲で[[モンスター]]を[[除外]]することができる。~
 この[[除外]]は[[誘発効果]]であり、[[相打ち]]になった場合も[[発動]]する。~
 逆に[[《レッサー・デーモン》]]の[[効果]]は[[永続効果]]であり、[[相打ち]]になった場合は[[発動]]しないので、この[[カード]]の方が強力である。~

 とはいえ[[戦闘破壊]]という条件が必要な割に、依然として[[攻撃力]]は[[上級モンスター]]の平均ラインに届いておらず、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]・[[《マシンナーズ・フォートレス》]]といった強力な[[自己再生]][[モンスター]]を処理できない点は評価を下げる。~
 頼みの綱の[[《オネスト》]]も[[準制限カード]]とあっては安定性が低く、[[《邪帝ガイウス》]]や[[《閃光の追放者》]]+αのほうが、同じ消費でも融通を利かせやすい。~
 [[下級モンスター]]相手には有利に立ち回れるものの、特別[[特殊召喚]]手段が豊富なわけでもなく、展開分の損失を取り戻す前に[[除去]]されてしまうことも珍しくない。~

 [[戦士族]]であるため[[サポートカード]]は豊富だが、これらは[[下級モンスター]]でこそ有効活用できるものであって、ピンポイントに[[除外]]を行うにしても[[《異次元の女戦士》]]のほうが使いやすい。~
 [[《アサルト・アーマー》]]で[[2回攻撃]]し、複数の[[モンスター]]に対応することもできるが、[[除外]]が有効な[[モンスター]]が複数並んだ状態で、この[[カード]]を展開し[[攻撃]]まで素直に通る保証はない。~
 [[【不死武士】]]ならば[[リリース]]を確保でき、[[《一族の結束》]]によりほとんどの[[最上級モンスター]]を処理できるようになるので有効な選択肢となりえるが、この場合でも[[コンボ]]主体ゆえの[[手札事故]]や遅効性の問題から[[《異次元の女戦士》]]との競合は念頭に置くべきである。~
 あるいは両者を併用して、[[墓地アドバンテージ]]を取らせない戦術を取るのも手か。~
 [[《不死武士》]]やこれを[[墓地へ送る]][[《終末の騎士》]]と合わせれば、同じく[[除外]][[効果]]を持つ[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]も併用しやすい。~

 この[[除外]][[効果]]による[[メリット]]は、おおよそ下記の通り。~

+「[[墓地へ送られた]]時に[[発動]]する[[モンスター]]の[[効果]]を[[発動]]させない」~
[[《ニュードリュア》]]や[[《クリッター》]]等の無力化。~
[[《ニュードリュア》]]等の無力化。~
+「[[蘇生]]の妨害」~
[[《カース・オブ・ヴァンパイア》]]や[[《黄泉ガエル》]]等の[[自己再生]][[効果]]を持つ[[モンスター]]を無力化。~
その他、[[蘇生]]してほしくない[[モンスター]]の[[除外]]。~
+「[[相手]]の[[墓地]]利用の防止」~
[[相手]]の[[墓地アドバンテージ]]を減少させることで、[[《貪欲な壺》]]等を抑制できる。~

-同[[属性]]・同[[種族]]・同[[攻撃力]]に、魔法[[効果]]を受け付けない[[《サイレント・ソードマン LV5》]]が存在する。~

-[[光属性]]・[[戦士族]]なので[[《ライトイレイザー》]]を装備することはできるが、ほとんどの場合自身と[[効果]]がかぶってしまい意味がない。~

-[[Vジャンプ定期購読特典>書籍付属カード#p7209f5e]]であるが故に入手困難だったが、[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]]にて再録された。

-日本名における「聖導騎士(聖騎士)」とは、意味合いとしては「パラディン(paladin)」に近い。~
かつてヨーロッパの多くの国で見られた、一定の高位にある騎士である。~
[[英語名]]の「Divine Knight」は「神の騎士」と訳せるため、日本版より強力なニュアンスになっている。~

-原作・アニメにおいて―~
遊戯王Rの「城之内vsピート・コパーマイン」にて城之内が使用。~
[[《リトル・ウィンガード》]]を[[生け贄]]にして[[召喚]]された。~
[[罠カード]]《連撃》によって[[連続攻撃]]を行い、[[《ミュータント・ハイブレイン》]]を撃破して[[ダイレクトアタック]]を行い、[[フィニッシャー]]となった。~
ピート曰く「聖なる力を備えた高等騎士」であるとのこと。~
その後「城之内vsキース」でも登場。~
すぐ《モーターバイオレンス》に倒されたが、[[《時の機械−タイム・マシーン》]]と[[魔法カード]]《テイク・オーバー》を絡めたコンボで[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]の[[召喚]]に繋いだ。~
漫画では特に[[効果]]を持たない[[モンスター]]だった。~
[[攻撃]]名は「ブレイク・ダウン・ディストーション」。

**関連カード [#m2672fa9]
-[[《異次元の狂獣》]]

-[[《聖獣セルケト》]]
-[[《レッサー・デーモン》]]

-[[《混沌の黒魔術師》]]
-[[《漆黒の魔王 LV8》]]

-[[《トライエッジ・リヴァイア》]]

**収録パック等 [#i6f978f5]
-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP007
-[[Vジャンプ(2005年5月号開始) 半年間定期購読特典>書籍付属カード#p7209f5e]] VJC-JP011 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#vc557d28]
Q:[[相打ち]]でもこの[[カードの効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。~
  [[《レッサー・デーモン》]]は[[相打ち]]だと[[相手]][[モンスター]]を[[除外]]しませんが、これは[[《レッサー・デーモン》]]の[[効果]]が[[永続効果]]だからです。

Q:どのタイミングで[[発動]]しますか?~
A:[[《異次元の女戦士》]]や[[リバース効果]]と同じタイミングです。~
  例えば、[[セット]]状態の[[《執念深き老魔術師》]]を[[戦闘破壊]]したとします。~
  この場合、「[[チェーン]]1:《聖導騎士イシュザーク》」「チェーン2:[[《執念深き老魔術師》]]」と積みます。~
  逆順処理により、このカードを[[破壊]]した後で[[《執念深き老魔術師》]]を[[除外]]します。