*《&ruby(ブルーアイズ・シャイニングドラゴン){青眼の光龍};/Blue-Eyes Shining Dragon》 [#c273ec07]
 効果モンスター
 星10/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に存在する「青眼の究極竜」1体を
 生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。
 このカードの攻撃力は、自分の墓地の
 ドラゴン族モンスター1体につき300ポイントアップする。
 また、このカードを対象にする魔法・罠・モンスターの効果を
 無効にする事ができる。

 [[ザ・ヴァリュアブル・ブック7 付属カード>書籍付属カード#f2292945]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[特殊召喚モンスター]]の一体で、[[墓地]]の[[ドラゴン族]]の数によって[[攻撃力]]が上昇する[[永続効果]]と、このカードを[[対象にする効果>対象をとる(指定する)効果]]を任意で[[無効]]にする[[誘発即時効果]]を持つ。~

 [[融合モンスター]]である[[《青眼の究極竜》]]を召喚条件とするため、[[特殊召喚]]の難易度は高い。~
 負担が大きいので基本的には[[《龍の鏡》]]を用いて[[融合召喚]]する事になるだろう。~
 [[《伝説の白石》]]と[[《竜の渓谷》]]・[[《竜の霊廟》]]を用いれば[[墓地を肥やす]]事自体はそう難しくはない。~
 この時、[[《エクリプス・ワイバーン》]]を交えればこの[[カード]]自身を[[サーチ]]できる。~
// [[下級>下級モンスター]][[征竜]]で[[手札]]の[[《伝説の白石》]]・[[《青眼の白龍》]]を処理しつつ、[[最上級>最上級モンスター]][[征竜]]で[[《エクリプス・ワイバーン》]]を[[除外]]すると、[[自己強化]]にも結びつき効率が良い。~
 あるいは[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]等の[[カオス]]系[[ドラゴン族]]を用いるという手もある。~
 これら[[ドラゴン族]]を用いれば[[《龍の鏡》]]から[[《F・G・D》]]も展開できる。~
 ただしあまり[[除外]]要素を取り入れ過ぎると、肝心の[[《青眼の究極竜》]][[融合召喚]]に影響をきたす。~
 できれば[[《異次元からの帰還》]]や[[《D・D・R》]]などを併用したい。~

 このほか、[[《チェーン・マテリアル》]]や[[《幻想召喚師》]]で[[《青眼の究極竜》]]を用意する事もできる。~
 ただしこれらは他に適した[[融合モンスター]]を持っており、効率もあまり良くない。

 1つ目の[[効果]]は、[[自分]]の[[墓地]]の[[ドラゴン族]]で自身を[[強化]]する[[効果]]。~
 状況によっては[[《青眼の究極竜》]]や[[《F・G・D》]]の[[攻撃力]]をも超えることができる、切り札としてふさわしい[[効果]]である。~
 とはいえ[[《青眼の究極竜》]]+1枚の消費という意味では上昇値はあまり大きくない。~
 オマケというには無視できない[[効果]]ではあるが、基本的には2つ目の[[効果]]ありきと言っていい。

 2つ目の[[効果]]は、自身を[[対象にとる>対象をとる(指定する)効果]]を[[無効]]にする強力な[[耐性]]。~
 [[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]・[[モンスター効果]]の全てに対応しており、その[[攻撃力]]も相まってかなりの範囲を抑えられる。~
 ただし[[《奈落の落とし穴》]]や[[全体除去]]などの[[対象をとらない効果>対象をとる(指定する)効果]]に対しては全くの無防備になる。~
 [[召喚]]反応型に関しては[[《青眼の究極竜》]]の段階で使用されてしまう事がほとんどだが、[[手札]]で[[腐る]]ことには違いない。~
 [[任意効果]]であり[[自分]]の[[対象をとる(指定する)効果]]は受けられるため、[[《閃こう竜 スターダスト》]]等と並べて対処したい。~
 [[《N・グラン・モール》]]などは対処しにくいものも存在するが、それらを意識して対策を講じるよりは、展開の段階で他の選択肢に移行するか、速攻を心がけるほうが良いだろう。

 強力な2つの[[効果]]を持ってはいるものの、手間がかかることには違いない。~
 [[《エクリプス・ワイバーン》]]を経由させるなら、[[《光と闇の竜》]]や[[《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》]]という選択肢もあるし、[[《龍の鏡》]]にしても[[除外]]せずそのまま[[征竜]]や[[カオス]]の[[コスト]]に充てる事も考えられる。~
 [[《オベリスクの巨神兵》]]に比べると他の[[ドラゴン族]]との連携が容易だが、[[デッキ]]スペースを食うという事もあり、実戦的な観点でいえば優先順位は低くなりがちである。~

-[[《青眼の究極竜》]]を[[コスト]]にしているのに[[《青眼の究極竜》]]より[[レベル]]が下がっている。~
あくまで[[《青眼の白龍》]]の最終進化形態だからだろうか。~

-これのアジア版は小説の応募でしか手に入らない[[レアカード]]。~
//他の応募セットともなると、その価値は¥10,000を超える。~
//また韓国語版は、[[GOLD SERIES]]に収録されている。~

-デザインしたのは原作者の高橋和希氏である。(当時のVジャンプより)

-原作・アニメにおいて―~
劇場版「光のピラミッド」で登場。~
劇場版『光のピラミッド』で登場。~
ペガサスが[[三幻神]]に対抗するために作り出した[[《青眼の白龍》]]の最終進化形態。~
「海馬vsペガサス」戦で勝利した海馬がアンティルールで入手し、その後の「闇遊戯vs海馬」戦にて使用した。~
[[《青眼の究極竜》]]を[[生け贄]]として[[特殊召喚]]し、[[《黒の魔法神官》]]の[[攻撃力ダウン>単体弱体化]][[効果]]を[[無効]]にしつつ[[戦闘破壊]]した。~
更に[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]も粉砕し、遊戯を追い詰めた。~
この[[デュエル]]が仕組まれたものだと知った海馬は、第3の[[効果]]で自身を[[生け贄]]として[[《光のピラミッド》]]を[[破壊]]しようとしたが…。~
[[攻撃]]名は「シャイニング・バースト」、[[無効]][[効果]]名は「シャイニング・フレア」。~
--劇場版では、第3の[[効果]]として、自身を[[生け贄]]に捧げ、[[フィールド]]の任意の[[カード]]をあらゆる[[効果]]、[[耐性]]を無視して[[破壊]]する[[効果]]を持っていた。~
[[効果]]名は「シャイニング・ノヴァ」。~
[[耐性]][[効果]]は[[相手]]が使う[[魔法・罠>魔法・罠カード]]・[[効果]]を任意で[[無効]]にするという[[効果]]だった。~
また、[[蘇生制限]]を満たせば[[墓地]]からの[[特殊召喚]]も可能。~
遊戯が後にこの[[カード]]を[[《死者蘇生》]]し、「シャイニング・ノヴァ」による[[《光のピラミッド》]]の[[破壊]]に成功している。~

**関連カード [#kedef0bc]
-[[《青眼の究極竜》]]

-[[《真紅眼の闇竜》]]

-[[《幻影のゴラ亀》]]

-[[《黒曜岩竜》]]

-[[《サイバー・フェニックス》]]

-[[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]]

-[[《青氷の白夜龍》]]

-[[《アルカナ ナイトジョーカー》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#gfbce016]
//-[[【青眼の白龍】]]

**収録パック等 [#v1fe3ca6]
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブック7 付属カード>書籍付属カード#f2292945]] VB7-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 光のピラミッド小説版 抽選プレゼント>書籍付属カード#u27ba37e]] MOV-EN001 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#r3051bab]
Q:「この[[カード]]を対象にする魔法・罠・[[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする事ができる」という[[効果]]は、[[《ライトニング・ボルテックス》]]の様に、全体に対する[[効果]]と[[《死者への手向け》]]の様な単体に対する[[効果]]のどちらも[[無効]]にできますか?~
A:いいえ、[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]のみ[[無効]]にします。

Q:「この[[カード]]を対象にする魔法・罠・[[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする事ができる」という[[効果]]を、[[ダメージステップ]]で[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(14/03/21)

Q:この[[カード]]が[[《デーモンの斧》]]を装備しています。~
  「[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]を[[無効]]にする[[効果]]」を利用して[[《デーモンの斧》]]の[[攻撃力]]上昇を[[無効]]にできますか?~
A:いいえ、できません。~
  「[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]を[[無効]]にする[[効果]]」は、「何かの対象になるとき、その[[発動]]に[[チェーン]]して[[発動]]する[[効果]]」です。~
  つまり、既に[[発動]]済みの場合は後から[[無効]]にしたくなってもその[[カード]]には干渉できません。