*《&ruby(き){切};り&ruby(こ){込};み&ruby(たいちょう){隊長};/Marauding Captain》 [#b76bdc24]
 効果モンスター
 星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
 このカードが召喚に成功した時、
 手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。

 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 他の[[戦士族]]への[[攻撃]]を封印する[[永続効果]]、[[召喚成功>召喚に成功した]]時に[[手札]]の[[下級モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 実質的に1[[ターン]]に[[モンスター]]を2体[[召喚]]でき、攻めの[[デッキ]]に適している。~
 [[特殊召喚]]した[[モンスター]]を[[《地獄の暴走召喚》]]で更に大量展開する事も可能。~
 自身が[[戦士族]]であるため[[《増援》]]や[[《戦士の生還》]]等で使いまわせ、[[《連合軍》]]とも相性がいい。~
 [[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]と相性が良く、特に[[地属性]]の[[チューナー]]を[[特殊召喚]]すれば[[ナチュル]]の[[シンクロモンスター]]、[[地属性]]・[[レベル]]3を[[特殊召喚]]すれば[[《銀嶺の巨神》]]に繋げられる。~

 [[ロック]][[効果]]も侮れず、[[魔法カード]]等に[[耐性]]がある[[戦士族]]が[[戦闘]]で狙われる事をある程度軽減できる。~
 この[[モンスター]]を2体、[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で並べれば、[[相手]]の[[攻撃]]を封じることもできる。~
 [[同名カード]]も[[特殊召喚]]可能なので比較的狙いやすい。~
 [[除去]]を誘い、[[《我が身を盾に》]]等でカウンターする戦術も可能。~
 もちろん[[戦士族]]以外や[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]がいた場合にはこれを[[対象]]に[[攻撃宣言]]できる。~
 その場合、[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]が[[戦士族]]だったとしてもこの[[攻撃]]は[[無効]]化されず、[[ダメージ計算]]等は行う。~
 例外はあり、[[直接攻撃]][[モンスター]]は[[ロック]]状態からも[[直接攻撃]]はできる。~

 同[[種族]]・同[[属性]]で類似[[効果]]を持つ[[《ゴブリンドバーグ》]]と比較すると、[[特殊召喚]]の[[効果]]に関しては一長一短で、1つ低い[[レベル]]で[[エクシーズ素材]]としては劣るが、[[戦闘]]の先鋒としては優ると言える。~
 [[攻撃力]]は低いが、隊長にふさわしい活躍を担えると言えるだろう。~

 この他、[[特殊召喚]]対象として相性の良い[[モンスター]]は以下の通り。~
+[[特殊召喚に成功した]]時に[[効果]]を[[発動]]する[[《聖鳥クレイン》]]~
+[[エクシーズ素材]]・[[《憑依装着−アウス》]]の両方が狙える[[《地霊使いアウス》]]~
+簡易的な[[ロック]]ができる2枚目の《切り込み隊長》及び[[《バルキリー・ナイト》]]。~
+[[召喚制限]]のある[[《レアメタル・ドラゴン》]]・[[《ミスティック・ソードマン LV4》]]・[[《ジェノサイドキングデーモン》]]~

-これ以降にも、「この[[カード]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する限り、[[相手]]は○○○○を[[攻撃対象]]に選択できない」という[[効果]]を持つ[[モンスター]]が何体か登場したが、大抵は「自身の[[同名カード]]を含めない」ようになっている。~
このことからも、[[攻撃]]封印[[効果]]の強さが伺える。~
[[《バルキリー・ナイト》]]の登場で、[[同名カード]]以外でも[[ロック]]の形成が可能になった。~

-[[ロック]]が容易に出来るため[[02/05/01>禁止・制限カード/2002年5月1日]]から長い間[[準制限カード]]だったが、環境の変化からか、[[05/09/01>禁止・制限カード/2005年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[制限解除]]された。~

-縛りの緩い展開力、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]との相性の良さから、構築済み[[デッキ]]への収録が多い。~

-カリスマデュエリスト最強決定戦準決勝第2試合において流星が使用。~
[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]がいるにもかかわらず特に意味も無く[[効果]]を使用した。~

-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]で初登場し、同期の[[《戦士ダイ・グレファー》]]等と共に他の[[カード]][[イラスト]]に頻繁に登場する、OCGの顔とも言えるキャラクターの一人。~
この[[カード]]自体は全盛期からすると採用率は減ったが、[[戦士族]][[デッキ]]ならば
[[《増援》]]を引き連れる彼や[[生還>《戦士の生還》]]している姿を良く見るだろう。~
この[[カード]]自体は全盛期からすると採用率は減ったが、[[戦士族]][[デッキ]]ならば[[《増援》]]を引き連れる彼や[[生還>《戦士の生還》]]している姿を良く見るだろう。~

-[[フリード>《無敗将軍 フリード》]]の[[《連合軍》]]の元、どんな強大な相手であろうとも先陣を切る勇気を持ち、その度に[[生還>《戦士の生還》]]してきている。~
[[《ならず者傭兵部隊》]]を始めとする部下からの信頼も厚く、不死身ではないかという噂も流れているらしい。~
また、[[心が荒んでしまった部下>《ガガギゴ》]]を[[守り>《我が身を盾に》]]、[[精神が崩壊>《ゴギガ・ガガギゴ》]]してしまった後も[[必死に呼びかけ>《好敵手の記憶》]]
、[[心を取り戻させ>《覚醒の勇士 ガガギゴ》]]たり、[[彼を真似するゴブリン>《ゴブリン切り込み部隊》]]がいたりと、人間以外にも大きな影響を及ぼしている。~
また、[[心が荒んでしまった部下>《ガガギゴ》]]を[[守り>《我が身を盾に》]]、[[精神が崩壊>《ゴギガ・ガガギゴ》]]してしまった後も[[必死に呼びかけ>《好敵手の記憶》]]、[[心を取り戻させ>《覚醒の勇士 ガガギゴ》]]たり、[[彼を真似するゴブリン>《ゴブリン切り込み部隊》]]がいたりと、人間以外にも大きな影響を及ぼしている。~
しかし、[[フリード>《無敗将軍 フリード》]]らと違い[[リメイク]]や進化体は登場しておらず、その名前はいまだ明かされていない。~

-[[《血の刻印》]]の[[イラスト]]からすると、左目の傷は[[《ジェノサイドキングデーモン》]]につけられたようだ。~
しかし、その[[《ジェノサイドキングデーモン》]]とは相性抜群である。~
それ以外にも他に[[モンスター]]がいても[[《グランド・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]できるなど、[[効果]]ゆえに敵対する勢力とも相性がいい事が多々ある。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「ドーマ編」の「闇遊戯vsグリモ」戦においてグリモが使用。~
[[効果]]により[[《デーモン・テイマー》]]を[[特殊召喚]]し、[[《磁石の戦士β》]]を[[戦闘破壊]]する。~
[[《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》]]に[[戦闘破壊]]されるが[[《死者蘇生》]]で[[特殊召喚]]され、[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[生け贄]]を揃えた。~
また「城之内vsヴァロン」戦では城之内が使用し、[[効果]]により[[《格闘戦士アルティメーター》]]を[[特殊召喚]]した。~
共にヴァロンに[[直接攻撃]]することに成功するが、返しの[[ターン]]で[[戦闘破壊]]されてしまった。~

--アニメGXの「万丈目vsノース校四天王」戦において登場。~
この時、「[[レベル]]4以下の[[戦士族]]を[[特殊召喚]]できる」と説明されていたが、実際は[[戦士族]]以外の[[特殊召喚]]も可能である。~
1vs4という変則[[デュエル]]で一気に8体が四天王の場に並び、万丈目に対し絶望的な[[ロック]]を作りだした。~
8体もの《切り込み隊長》が一斉[[攻撃]]を行う様は圧巻ではあったが、隊のトップのはずの[[モンスター]]が多数並ぶ状況は「どいつが隊長かわかりゃしない」と万丈目が指摘した通り非常にシュールな光景でもあった。~
その後の「万丈目vs五階堂」戦において五階堂が使用。~
[[効果]]により[[《荒野の女戦士》]]を[[特殊召喚]]した。~
それ以外にもこの[[カード]]はよく[[召喚]]されているので、比較的楽に見つけることができる。~
また、「十代vsヨハン([[ユベル>《ユベル》]])」戦で十代が使用した[[罠カード]]《コモン・サクリファイス》の[[イラスト]]に描かれている。~

--アニメ5D'sのデュエルアカデミアでの[[戦士族]][[デッキ]]を使用した実習において、龍亞の[[デッキ]]に入っているのが確認できる。~
また、遊星とハラルドが使用した[[罠カード]]《軍神の采配》の[[イラスト]]に描かれている。~

--アニメZEXALの宝石店の警備装置の[[詰めデュエル]]においても使用されている。~
//装置側の[[フィールド]]上に2体存在していた。~
//最終的に1体がオボミの[[フィールド]]上に存在した。~
//おそらく[[《虚空海竜リヴァイエール》]]の[[効果]]で[[帰還]]させたと思われる。~

--アニメ4作皆勤賞の[[モンスター]]でもある。~

--漫画5D'sの「遊星vs骸骨騎士」戦において遊星が使用した[[魔法カード]]《進軍》の[[イラスト]]に描かれている。~

--Dチーム・ゼアルの「遊馬vsゴーシュ」戦において、遊馬が使用。~
自身の[[効果]]で[[《ガガガカイザー》]]を[[特殊召喚]]した。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2009>ゲーム付属カード#k2f9bcd5]]では[[《魔導戦士 ブレイカー》]]とタッグを組み、対戦[[相手]]として登場。~
タッグ名は「魔法と剣の連合軍」、[[デッキ]]名は「増援もとむ」。~

**関連カード [#ja891f43]
―類似[[効果]]([[手札]]から[[特殊召喚]])~
-[[《エヴォルド・オドケリス》]]
-[[《ゴブリンドバーグ》]]
-[[《真六武衆−カゲキ》]]
-[[《セイクリッド・グレディ》]]
-[[《セイクリッド・ダバラン》]]
-[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]
-[[《デュアル・スコーピオン》]]
-[[《トライデント・ウォリアー》]]
-[[《夜薔薇の騎士》]]
-[[《ブリキンギョ》]]
-[[《光天使ウィングス》]]
-[[《マシンナーズ・ソルジャー》]]
-[[《マドルチェ・ミィルフィーヤ》]]

-[[《セイクリッド・スピカ》]]
-[[《セイクリッド・レスカ》]]

-[[《X−セイバー ウェイン》]]
-[[《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》]]
-[[《BF−煌星のグラム》]]

―類似[[効果]]([[攻撃対象]]制限)~
-[[《ウィクトーリア》]]
-[[《ヒエラコスフィンクス》]]
-[[《オシャレオン》]]
-[[《極星將テュール》]]
-[[《降雷皇ハモン》]]
-[[《ゴーレム・ドラゴン》]]
-[[《女王親衛隊》]]
-[[《D・マグネンU》]]
-[[《デコイロイド》]]
-[[《ハーピィズペット仔竜》]]
-[[《水精鱗−アビスラング》]]
-[[《マジシャンズ・ヴァルキリア》]]
-[[《ミラクル・フリッパー》]]
-[[《魔知ガエル》]]

-[[《闇の侯爵ベリアル》]]

-[[《スカー・ウォリアー》]]

-[[《磁力の指輪》]]
-[[《レアゴールド・アーマー》]]

―名前関連
-[[《ゴブリン切り込み部隊》]]

―《切り込み隊長》の姿が見られる[[カード]]
-[[《疫病》]]
-[[《共振装置》]]
-[[《戦士の生還》]]
-[[《増援》]]
-[[《ダブルアタック》]]
-[[《ツーマンセルバトル》]]
-[[《我が身を盾に》]]

-[[《立ちはだかる強敵》]]
-[[《血の刻印》]]
-[[《好敵手の記憶》]]
-[[《反撃準備》]]
-[[《暴君の威圧》]]
-[[《本陣強襲》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#cbbdca00]
-[[【ゼンマイハンデス】>【ゼンマイ】#h54f9ded]]

**収録パック等 [#x6d02e50]
-[[Struggle of Chaos −闇を制する者−]] SC-18
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-017 &size(10){[[Rare]]};
-[[STRUCTURE DECK−城之内編− Volume.2]] SJ2-016
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP138 &size(10){[[Rare]]};
-[[プロモカード]] PC5-JP006
-[[ストラクチャーデッキ−戦士の伝説−]] SD5-JP009
-[[STARTER DECK(2008)]] YSD3-JP018
-[[ストラクチャーデッキ−ウォリアーズ・ストライク−]] SD17-JP010
-[[STARTER DECK(2010)]] YSD5-JP010
-[[STARTER DECK(2011)]] YSD6-JP015
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP109 &size(10){[[Super]]};
-[[デュエリストボックス2012]] DB12-JP005
-[[STARTER DECK(2012)]] ST12-JP014
-[[STARTER DECK(2013)]] ST13-JP019

//**FAQ [#yeb1316b]
//Q:このカードの[[召喚]]とは、[[特殊召喚]]なども含みますか?~
//A:いいえ、含みません。この「[[召喚]]」は、[[手札]]から[[表側攻撃表示]]で[[モンスターカード]]を場に出す「[[通常召喚]]」を指します。

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。