*《&ruby(ぜったい){絶対};なる&ruby(げんしんじゅう){幻神獣};》 [#top]
 永続罠
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):相手モンスターの攻撃宣言時に、手札から魔法・罠カード1枚を捨て、
 自分の墓地の幻神獣族モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
 その後、攻撃対象をそのモンスターに移し替える。
 (2):自分フィールドに幻神獣族モンスターが存在する場合、エンドフェイズに発動できる。
 このターンにフィールドで効果を発動した、
 相手フィールドの表側表示のカードを全て破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1339178465480720384

 [[PRISMATIC GOD BOX]]で登場する[[永続罠]]。~
 [[相手]]の[[攻撃宣言]]時に[[手札]]から[[魔法・罠カード]]を1枚捨てて[[幻神獣族]]を[[守備表示]]で[[蘇生]]し[[攻撃対象]]をそれに移す[[効果]]、[[幻神獣族]]が存在する[[エンドフェイズ]]に、この[[ターン]]に[[フィールド]]で[[効果]]を[[発動]]した[[相手]]の[[表側表示]][[カード]]を全て[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[幻神獣族]]を[[蘇生]]し[[攻撃対象]]をその[[モンスター]]に移す[[効果]]。~
 [[召喚条件]]は無視できないため、[[蘇生]]できるのは[[《オシリスの天空竜》]]・[[《オベリスクの巨神兵》]]のみ。~
 どちらの[[モンスター]]も[[効果]]はタイミングの関係からほぼ見込めず、基本的には[[守備力]]をあてにした[[壁]]にして(2)等へ繋ぐ運用となる。~
 [[攻撃宣言]]時に[[発動]]するため、手間は掛かるが[[攻撃]]前に[[魔法・罠除去]]を防げる[[《クマモール》]]などを使い、その[[モンスター]]への[[攻撃]]をこの[[カード]]で守ると言った運用を狙いたい。~
 ただ単に[[相手]][[ターン]]に[[蘇生]]するだけなら、[[《戦線復帰》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]等の[[蘇生]][[カード]]の方が消費もなく[[蘇生]]できる。~
 [[蘇生]]した[[幻神獣族]]は自身の[[効果]]によって[[エンドフェイズ]]に[[墓地へ送る]]ことになり、[[手札コスト]]の消費が響く為、[[壁]]として使うだけでなく(2)や[[リリース]]など用いる手段もあると良いか。~

 [[相手]]の[[攻撃宣言]]時という制限のため[[伏せ除去]]を受けやすく、[[フリーチェーン]]の[[蘇生]]手段と比べてのメリットは[[攻撃]]を誘導できることのみである。
 [[《オベリスクの巨神兵》]]であれば高い[[反射ダメージ]]が見込めるが、[[《オシリスの天空竜》]]の場合は安定性に欠ける。~
 [[攻撃対象]]の変更により守りたい[[モンスター]]を守ることはできるが、同じことは他の[[攻撃宣言]]時の[[罠カード]]でも可能。~
 [[攻撃宣言]]時の[[除去]]なら[[バリア −フォース−]]等の[[除去]]系の[[罠カード]]の方が[[発動条件]]は緩く、[[反射ダメージ]]なら[[《魔法の筒》]]等を使う方がより大きな[[ダメージ]]を与えられる。~

 (2)は[[幻神獣族]]が存在する[[エンドフェイズ]]に、その[[ターン]]中に[[フィールド]]で[[効果]]を[[発動]]した[[表側表示]]の[[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]。~
 [[破壊]]は[[効果]]を[[発動]]した上で[[フィールド]]に残っている[[カード]]に限定されるため、主に[[モンスター]]・[[永続魔法]]・[[永続罠]]が[[除去]]対象となる。~
 (1)の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[幻神獣族]]を維持できればそのまま[[相手]][[エンドフェイズ]]に[[発動]]し、布陣を崩せる。~

 [[除去]]範囲こそ一見広いが、実際には[[効果]]を使わせる必要があるために、その[[効果]]によりこちらが劣勢になる可能性が高い。~
 [[効果]]を多く使われるほど[[除去]]範囲も増えるが、現実にはそのような状況であればこの[[カード]]または[[幻神獣族]]が先に[[除去]]されているだろう。~
 当然ながら[[発動]]前の[[伏せカード]]は一切[[除去]]できず、それらを[[発動]]されても干渉できず[[効果]]は適用されてしまう。~
 [[《オシリスの天空竜》]]なら[[《超電導波サンダーフォース》]]、[[《オベリスクの巨神兵》]]ならば[[《ゴッド・ハンド・クラッシャー》]]の方が、[[除去]]としての確実性もタイミングも勝る。~

 十全に[[効果]]を発揮すれば、[[相手]]に[[反射ダメージ]]を与えつつ、[[相手]][[フィールド]]を[[全体除去]]した上で自分の[[ターン]]を迎える事ができる。~
 だが、(1)(2)どちらの[[効果]]も、[[発動条件]]やタイミングなどに問題が大きく、妨害されやすい。~
 先述でも述べた通り、ただ単に[[相手]][[ターン]]の[[蘇生]]や[[除去]]だけならこの[[カード]]でなくとも他の[[蘇生]][[カード]]や[[攻撃]]反応型の[[罠カード]]の方が[[手札コスト]]を要求するものが少なく、[[発動条件]]も緩いため圧倒的に使い易い。~
 また、[[三幻神]]の名称指定も無いので[[《ガーディアン・スライム》]]等でサーチもできない。~
//そもそも[[《ガーディアン・スライム》]]で[[サーチ]]できたとしても、[[召喚条件]]を無視する訳ではないので、この[[カード]]で[[《ラーの翼神竜》]]は[[蘇生]]できないが、仮にも[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]できていたのならば[[《ラーの翼神竜》]]から[[《ラーの翼神竜−不死鳥》]]に繋げる事ができる。~
//仮に[[三幻神]]の名称指定が無くとも[[召喚条件]]さえ無視できていれば[[《ラーの翼神竜−球体形》]]で相手の布陣を崩した次の[[ターン]]に発動することで(その[[ターン]]中に[[《ラーの翼神竜−球体形》]]を処理されない限り)相手の追加展開に圧力をかけられたため、他2体の[[三幻神]]と比べても有効的な活用ができていたと言えるだろう。~
 したがって[[三幻神]]を採用していてもこの[[カード]]の優先度は非常に低く、この[[カード]]を採用する意味はほとんど無いだろう。~
//せめて[[手札コスト]]に[[魔法・罠カード]]等の指定が無い、または[[三幻神]]の名称指定で[[召喚条件]]無視、もしくはそのどちらかでも付いていれば有用性も十分有った。~
//たらればの記述は本文に不要

-(2)の[[効果]]は、[[自分]][[エンドフェイズ]]にも[[発動]]できる。~
そのため、[[自分]][[ターン]]に[[アドバンス召喚]]するなどした[[幻神獣族]]でも[[発動条件]]を満たせる。~

-[[破壊]]するのは[[フィールド]]で[[効果]]を[[発動]]した[[カード]]なので、[[発動]]した[[効果]]が[[無効]]化されたとしても[[破壊]]される。~
[[《スキルドレイン》]]を用いれば[[《オベリスクの巨神兵》]]を維持しつつ[[発動]]した[[モンスター効果]]の[[無効]]化を狙える。~

-元々の[[種族]]を指定していないため、[[《DNA改造手術》]]や[[《リプロドクス》]]で[[発動条件]]を満たすことが可能。~

//-仮に[[召喚条件]]を無視できたとしても、[[《ラーの翼神竜》]]は[[通常召喚]]でなければ[[守備力]]0のためいずれにせよ相性は悪い。~
//しかし、[[《ラーの翼神竜−不死鳥》]]が絡めば後続を残せるため、[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]する2体と差別化は可能であった。~

-原作・アニメにおいて―~
[[イラスト]]の元ネタは原作の「闇遊戯vs人形(マリク)」戦で、[[《オシリスの天空竜》]]の[[耐性]]により[[《六芒星の呪縛》]]の[[効果]]が1[[ターン]]で消滅した一コマである。~
--原作の[[三幻神]]は殆どの[[カード]]の[[効果]]を受け付けず、有効なごく一部の[[魔法・罠カード]](遊戯王Rでは「上級呪文」と定義されている)についても1[[ターン]]で[[効果]]が消失する。~
[[カード名]]および(2)の[[効果]]はこの[[三幻神]]特有の[[耐性]]を意識したものだろう。~
---ただし[[耐性]]ではなく条件付きの[[全体除去]]という形で再現されている関係上、有効範囲は大きく異なる。~
原作の[[三幻神]]には[[《悪夢の鉄檻》]]など[[フィールド]]全体に影響する[[効果]]は[[ターン]]数に関わらず有効であるが、この[[カード]]が存在する状況下で[[発動]]された場合は1[[ターン]]で[[消滅>破壊]]することになる。~
同様に原作の[[三幻神]]には[[神>神属性]]以外の[[モンスター効果]]は通用しないが、こちらでは[[効果]]そのものは素通りする一方で[[効果]]を[[発動]]した[[モンスター]]を[[除去]]できる可能性がある。~

--原作では[[バトルステップの巻き戻し]]のルールが無く、[[バトルフェイズ]]に[[特殊召喚]]された[[モンスター]]に[[攻撃]]を誘導できた。~
(1)はこれを再現したものだろう。~
---[[三幻神]]に関するイラストと[[効果]]であることから、直接のモチーフはバトルシティ準決勝「闇遊戯vs海馬」で[[《ロード・オブ・ドラゴン−ドラゴンの支配者−》]]の盾として[[《オベリスクの巨神兵》]]を[[蘇生]]したシーン、もしくは「闇遊戯vs闇マリク」で[[《オベリスクの巨神兵》]]の盾として[[《オシリスの天空竜》]]を[[蘇生]]させ[[ゴッドフェニックス>《ラーの翼神竜−不死鳥》]]の対象を移し替えたシーンだろうか。~
[[手札]][[コスト]]はそれらの[[蘇生]]シーンで[[魔法・罠カード]]を使用している分の再現か。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[幻神獣族]]

―[[イラスト]]関連
-[[《オシリスの天空竜》]]

-[[《六芒星の呪縛》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PRISMATIC GOD BOX]] PGB1-JP004 &size(10){[[Millennium>Parallel#MR]]-[[Ultra]],[[Ultimate]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
//タグの記述は、必要になったタイミングで他のページを参考に追加してください
//※※重要※※
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//効果等が全て明らかになるまでタグは入力しないようお願いします。コメントアウトにしてもタグとしての機能がなくなるわけではありませんので、COではなく「記述しない」ようお願いします。
//海外新規カードには、タグをつけないでください