*《&ruby(オーパーツ){先史遺産};クリスタル・エイリアン/Chronomaly Crystal Chrononaut》 [#o27f9f40]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク3/光属性/サイキック族/攻2100/守1000
 レベル3モンスター×2
 1ターンに1度、このカードが攻撃対象に選択された時、
 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
 このターン、このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されず、
 このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。

 [[RETURN OF THE DUELIST]]で登場した[[光属性]]・[[サイキック族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 自身が[[攻撃対象]]にされた時、[[エクシーズ素材]]を1つ取り除いて[[戦闘破壊]]・[[効果]][[破壊]][[耐性]]を付与し、さらに超過[[ダメージ]]を[[相手]]に返す[[誘発効果]]を持つ。~

 限定的な[[破壊]][[耐性]]を持ち、[[戦闘ダメージ]]を[[相手]]に跳ね返すこともできる。~
 [[戦闘破壊]]だけではなく[[カードの効果]]でも[[破壊]]されなくなるため、[[《A・O・J カタストル》]]等にも[[破壊]]されず、[[戦闘]]における場持ちは良い。~
 強力な[[モンスター]]で[[攻撃]]されるほど[[相手]]に与える[[ダメージ]]が増大するため、大型[[モンスター]]で攻める[[デッキ]]に対してはかなり牽制が利く。~
 [[《エクシーズ・リボーン》]]で[[相手]]の[[バトルフェイズ]]中に[[特殊召喚]]し、[[相手]]の[[攻撃]]を抑制する事も可能である。~
 自身の[[効果]]は[[攻撃対象]]に選択されなければ[[発動]]できず、完全に受け身なのが難点。~
 こちらから[[攻撃]]する場合には使えず、この[[効果]]を承知で[[相手]]がこの[[カード]]を[[攻撃]]してくることはまずない。~
 [[攻撃]]される前に[[効果]][[除去]]される場合がほとんどであり、[[《交響魔人マエストローク》]]にも[[戦闘破壊]]されてしまい、[[ダメージ]]反射はほとんど死に[[効果]]となっている。~
 [[破壊]][[耐性]]も有効な相手は実質[[《A・O・J カタストル》]]相手ぐらいであり、それにも[[攻撃力]]で劣っている為、ほとんど役に立たない。~
 同[[ランク]]には最初から優秀な[[耐性]]を持つ、[[《発条機雷ゼンマイン》]]・[[《機装天使エンジネル》]]がいる為、普通の[[デッキ]]での採用の余地はまずない。~

 [[先史遺産]]に属しているのも利点であり、[[《先史遺産クリスタル・スカル》]]の[[発動条件]]を満たし、[[効果]]こそ使えなくなるが[[《先史遺産クリスタル・ボーン》]]で[[蘇生]]を行うこともできる。~
 [[《先史遺産技術》]]を[[発動]]した[[ターン]]でも[[エクシーズ召喚]]でき、[[《先史遺産−ピラミッド・アイ・タブレット》]]が[[発動]]していれば高い打点の[[アタッカー]]となる。
 よって、こちらを使うのであれば[[先史遺産]]を活かすことになる。~
 [[《先史遺産技術》]]を[[発動]]した[[ターン]]でも[[エクシーズ召喚]]でき、[[《先史遺産−ピラミッド・アイ・タブレット》]]で[[強化]]すれば[[アタッカー]]として十分な[[攻撃力]]になる。~
 [[《先史遺産クリスタル・ボーン》]]とは相性が良く、[[エクシーズ召喚]]のサポートに加え、このカード自身を[[蘇生]]する事も可能である。~

 しかし、この[[効果]]は[[攻撃対象]]に選択されなければ[[発動]]できない。~
 こちらから[[攻撃]]する場合には使えず、この[[効果]]を承知で[[相手]]がこの[[カード]]を[[攻撃]]してくる可能性は低い。~
 このため、[[相手]]への依存度が高く、[[ダメージ]]ソースとして能動的に使っていくことは難しい。~
 また[[戦闘ダメージ]]を跳ね返す[[効果]]を持つ[[カード]]にしては[[攻撃力]]が高いため、[[モンスター効果の発動]]に成功しても大した[[ダメージ]]を期待できない場合が多い。~
 さらに[[戦闘ダメージ]]を跳ね返すだけで[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できないため、普通に使っただけでは総合的な[[アドバンテージ]]も大きくない。~
 そして[[破壊]][[耐性]]は[[攻撃対象]]に選択されないと得られないため、[[《A・O・J カタストル》]]以外には無力と言える。~
 その[[《A・O・J カタストル》]]に対しても[[攻撃力]]で劣っている為、何かしらの[[サポート>サポートカード]]を使わないと返り討ちにできない。~
-「[[1ターンに1度]]」と書かれているが、[[効果]]自体は[[エンドフェイズ]]時まで持続するため、あまり意味が無い。~

 総合的に見ると通常の[[除去]]に対応し、[[アドバンテージ]]も得られやすい[[《発条機雷ゼンマイン》]]に劣る場合が多い。

-「1[[ターン]]に1度」と書かれているが、[[効果]]自体は[[エンドフェイズ]]時まで持続するため、あまり意味が無い。~
//強いて言えば、[[効果]][[発動]]後に[[《エーリアン・マーズ》]]や[[《ゴーレム》]]のような、「[[効果]]を[[無効]]にするが[[破壊]]しない[[カード]]」の[[蘇生]]・[[除去]]が応酬された際、留意する程度だろう。
//1ターンに2度使えてしまうとチェーンからのサンブレとか防げるからそんなことはない
//1度効果を使ったら効果がエンドフェイズまで続くことをお忘れなく

-この[[効果]]を使う場合、強制[[攻撃]][[効果]]と併用することが望ましい。~
高[[攻撃力]][[モンスター]]が[[相手]][[フィールド]]上に並んだ所で[[《バトルマニア》]]を[[発動]]できれば、大[[ダメージ]]をお見舞いできる。~
そういったパワー[[デッキ]]でない場合は[[《ギブ&テイク》]]や[[《強制転移》]]で強力[[モンスター]]を[[送りつけ]]る必要があるが、そこまでするなら素直に他の[[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]を呼び出した方が良いだろう。~

-一応、[[自分]]の[[ターン]]でもこの[[効果]]を使い、[[自爆特攻]]することは不可能ではない。~
[[送りつけ]]て[[攻撃]]し、[[効果]]を[[発動]]させた後に[[《洗脳解除》]]等で奪いかえせば可能である。~
逆に、[[自分]]がこの[[効果]]を使用した後に[[《エネミーコントローラー》]]等で[[相手]]に奪われると、[[自爆特攻]]される恐れもある。
//任意効果だから、相手プレイヤーが発動しなければそれまで。書くほどのことでもないかと。
//相手に利用される危険性も加えてみた

-[[カード名]]は「エ''イ''リアン」であるため、[[エーリアン]]の[[サポート>サポートカード]]は受けることはできない。~
[[英語名]]では「Alien」と名前が付かないよう工夫がなされている。

-初の[[サイキック族]][[エクシーズモンスター]]である。~
[[《サイコ・チューン》]]で[[特殊召喚]]できるが、[[レベル]]を持たないために[[シンクロ素材]]とする事はできない(12/04/29)。

-モチーフについてだが、[[水晶ドクロ>《先史遺産クリスタル・スカル》]]の中には、人間離れした形状を持ちエイリアンの頭蓋骨と呼ばれたものも存在している。~
[[《先史遺産クリスタル・スカル》]]・[[《先史遺産クリスタル・ボーン》]]を[[エクシーズ素材]]としたアニメの描写など、それをイメージしたものと思われる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの「凌牙vs&ruby(スリー){III};」戦においてIIIが使用。~
[[《先史遺産クリスタル・スカル》]]と[[《先史遺産クリスタル・ボーン》]]を[[素材>エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]された。~
自身の[[効果]]で[[戦闘破壊]][[耐性]]を得ることで、[[フィールド魔法]]《深海の王国−サンケン・キングダム》によって[[攻撃力]]が上がっていた[[《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》]]に[[自爆特攻]]を行った。~
その時の[[戦闘ダメージ]]で勝負を決めようとしたが、凌牙の[[速攻魔法]]《プレート・サルベージ》によって[[フィールド魔法]]の[[効果]]が[[無効]]化され、[[フィニッシャー]]にはなれなかった。~
さらに返しの凌牙の[[ターン]]で[[耐性]]を失ったところを[[《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》]]に反撃される。~
この時、IIIの[[墓地]]の[[《先史遺産コロッサル・ヘッド》]]の[[効果]]により[[守備表示]]に変更され[[戦闘ダメージ]]は免れるものの、[[《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》]]の[[効果]]により[[蘇生]]された。~
そして、再度[[攻撃]]される時に、[[通常罠]]《先史遺産レイ・ライン・パワー》で2体の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を入れ替えようとしたが、凌牙の[[カウンター罠]]《深海王の宣告》によって[[無効]]化され、そのまま[[戦闘破壊]]され敗北した。~
[[効果]]名は「リフレクト・フラッシュ」。~

--アニメでは[[発動]][[ターン]]中に[[破壊]][[耐性]]と[[戦闘ダメージ]]反射を得る[[効果]]は[[コントローラー]]の[[メインフェイズ]]時に[[発動]]できる[[起動効果]]であった。~
また[[破壊]][[耐性]]は[[戦闘破壊]]に対してしか付与されなかった。~
OCG化にあたり[[耐性]]そのものは[[強化]]されたが、[[発動]]タイミングが[[自分]]の[[メインフェイズ]]から[[相手]]の[[バトルフェイズ]]に変更され、[[自爆特攻]]に利用できなくなった。~
OCG化にあたり[[耐性]]そのものは強化されたが、[[発動]]タイミングが[[自分]]の[[メインフェイズ]]から[[相手]]の[[バトルフェイズ]]に変更され、[[自爆特攻]]に利用できなくなった。~
なお、アニメの[[イラスト]]はOCGより赤みが強く、真正面を向いている。
//ttp://yugioh.wikia.com/wiki/Card_Gallery:OOPArts_Crystal_Alien

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#gc65ab4f]
-[[先史遺産]]

―[[戦闘ダメージ]]を相手に与える[[カード]]の一覧は[[《アマゾネスの剣士》>《アマゾネスの剣士》#ka595dd4]]を参照。~

―《先史遺産クリスタル・エイリアン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《先史遺産−ピラミッド・アイ・タブレット》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#ic6b0d94]
-[[RETURN OF THE DUELIST]] REDU-JP042 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#gd7da7d8]
Q:[[効果]]の種別は何ですか?~
A:[[誘発効果]]になります。(12/12/30)~

Q:この[[カード]]の[[効果]]が既に[[適用]]されている状態の時に[[《スキルドレイン》]]を[[発動]]した場合、この[[ターン]][[戦闘]]、[[カードの効果]]では[[破壊]]されず、[[戦闘ダメージ]]を代わりに[[相手]]が受ける[[効果]]は[[無効]]になりますか?~
A:いいえ、[[無効]]になりません。(13/07/04)


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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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