千眼(せんがん)邪教神(じゃきょうしん)/Thousand-Eyes Idol》

通常モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻   0/守   0
人の心を操る邪神。千の邪眼は、人の負の心を見透かし増大させる。

 Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した闇属性魔法使い族下級モンスター
 《サウザンド・アイズ・サクリファイス》融合素材

 攻撃力守備力共に0の通常モンスターであり、単体では《ワイト》をも下回る最弱ステータスモンスター
 おまけに融合後の《サウザンド・アイズ・サクリファイス》禁止カードになってしまっている。

 低ステータス故にサポートカードそのものは豊富であるが、《ワイト》《雲魔物−スモークボール》のように特殊な用途があるわけでもない。
 例えそれらを扱わないとしても《トライアングルパワー》《下克上の首飾り》といったものを用いるならば少しでもステータスが高いものを優先するべきである。
 闇属性魔法使い族レベル1の通常モンスターとしても、エクゾディアの四肢のほうがいくらか強力であり、戦術的な撹乱というメリットも付随する。
 こちらは複数積むことができるため、《レスキューラビット》から展開して《マジシャンズ・クロス》発動し、自壊前に《シャイニート・マジシャン》に繋ぐなどの動きはできるが、とりたてて有効な戦術というわけでもなく、他はレベル帯や種族の異なるものによって代用が効く動きが多い。
 《悪夢再び》レプティレスサポートカードは扱えるものの、やはり安定性は低い。

 《サクリファイス》《高等儀式術》降臨させる際に墓地へ送ることができる他、《サクリファイス》と共に《悪夢再び》サルベージできるが、《儀式の準備》《金華猫》などで使いまわすほうが有効である。
 原作でのつながりからファンデッキで採用できる程度であろう。

 このように下位互換としての性質は否定できないカードではあるが、最弱のステータスであるという点は代替が利かない固有の性質である。
 サポートカード自体は豊富であり、他のものに劣るといえど極端なものではないため、あえてこちらを扱う事で精神的なプレッシャーを与える事ができるかもしれない。

関連カード

収録パック等