効果モンスター 星４/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 (1)：自分が戦闘・効果で１０００以上のダメージを受けた時に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2)：相手の墓地の攻撃力が？以外のモンスター１体を対象として発動できる。 相手はデッキから攻撃力が？以外のモンスター１体を選ぶ事ができる。 選ばなかった場合、または対象のモンスターの方が攻撃力が高い場合、 対象のモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。 選んだモンスターはデッキに戻す。 それ以外の場合、相手は選んだモンスターを手札に加える。
PRISMATIC GOD BOXで登場する闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
自分が1000以上のダメージを受けた時に手札から特殊召喚できる効果、２体のモンスターの攻撃力を比較し、その大小により自分フィールドへの特殊召喚または相手のサーチのいずれかを行う効果を持つ。
(1)は手札からの特殊召喚効果。
ダメージは戦闘・効果を問わず、自分の効果ダメージでも良いので能動的に満たす事も難しくない。
《Ｅｍトリック・クラウン》とは特に相性が良く、召喚権を使わずにレベル４魔法使い族を並べられるのでランク４のエクシーズ召喚の補助にもなる。
(2)は自分フィールドへの特殊召喚または相手のサーチ。
当然ながら、こちらが利を得る特殊召喚よりもあちらが利を得るサーチを相手は選びたがる。
つまり発動時の相手のメインデッキ内に、対象モンスター以上の元々の攻撃力を持つモンスターが存在すれば、相手はそれをサーチできる事になる。
その様な状況を防ぐためにも、相手墓地の中で最大の攻撃力を持つモンスターを対象とする事になるが、それでも成功するかは相手のデッキ構築次第であり安定性は非常に低い。
下手に発動すると相手の手札を増やすだけに終わるので、不安な様ならば(1)のみを目当てに採用し、こちらの効果は使わないのも手。
メインデッキが展開力中心の小型モンスターばかりで、戦力がエクストラデッキに依存するデッキに対しては成功確率は上がる。
その様なデッキはエクストラデッキのモンスターに比べてメインデッキの殆どが攻撃力が低いモンスターで構成されている為である。
ただし、蘇生制限を満たしたエクストラデッキのモンスターが相手墓地に存在しなければいけないので状況は選ぶ。
また、エクストラデッキのモンスターでも元々の攻撃力が？のものは選べない点も気を付ける必要はある。
―イラスト関連