*《&ruby(せんねん){千年};の&ruby(たて){盾};/Millenium Shield》 [#c47f7cc3]
 通常モンスター
 星5/地属性/戦士族/攻   0/守3000
 古代エジプト王家より伝わるといわれている伝説の盾。
 どんなに強い攻撃でも防げるという。

 [[LIMITED EDITION 1>LIMITED EDITION#w3996a0c]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[上級モンスター]]。~
 OCGで初めて[[《青眼の白龍》]]の[[守備力]]を超えた[[カード]]。~

 [[守備力]]3000もあれば[[《青眼の白龍》]]の[[攻撃]]をも防ぎ、そう簡単には[[戦闘破壊]]されない。~
 [[戦闘破壊]]されない[[《マシュマロン》]]や[[《魂を削る死霊》]]等に比べても、[[貫通]][[効果]]に強いと言える。~
 [[《明鏡止水の心》]]も装備でき、[[壁]]としての強度は更に上昇する。~
 その一方で[[攻撃力]]は0と全く無く、[[《エネミーコントローラー》]]等の[[表示形式]]変更や[[《No.50 ブラック・コーン号》]]等を防ぐ手段も用意しておきたい。~

 単純な[[壁]]としても、同じく[[守備力]]3000であり[[攻撃力]]もある[[《ネオアクア・マドール》]]の方が使いやすい場面は多い。~
 [[罠モンスター]]ではあるものの、その分[[特殊召喚]]しやすい[[《メタル・リフレクト・スライム》]]も存在する。~
 [[【アステカ】]]のコンセプトにも合っているが、ここでも[[《アステカの石像》]]と同じ[[岩石族]]の[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]の方が優先されやすい。~

 このため、[[戦士族]]である事を活かした運用を心がけたい。~
 [[《荒野の女戦士》]]から[[リクルート]]でき、[[《つまずき》]]もあれば、[[相手]][[ターン]]にも[[特殊召喚]]しやすい。~
 また[[《最強の盾》]]等で[[アタッカー]]に転じる事も可能。~
 これを共有できる[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]や[[《D−HERO ディフェンドガイ》]]を用いれば、攻守ともに高い水準を持った[[デッキ]]を作る事もできる。~
 ただしこれらの[[サポートカード]]が[[無効]]化ないし[[除去]]された時には、今度は[[攻撃力]]0を晒す事になり、[[除去]][[カード]]や[[カウンター罠]]への対策が不可欠になる。~

-同じ[[レベル]]・[[属性]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]を持つ[[モンスター]]に[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]が存在する。~

-ザ・ヴァリュアブル・ブックの[[【岩石族】]]の[[デッキ]]レシピに紹介されている。~
[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]は発売前であったので、[[岩石族]]に匹敵する[[守備力]]に注目しての起用だろう。~

-どんな[[攻撃]]でも防げるはずだが、[[《シールドクラッシュ》]]・[[《ゴッドハンド・スマッシュ》]]では[[破壊]]されている。~
[[戦闘]]による[[攻撃]]以外には弱い、ということだろうか。~
もっとも、絶対に破る事のできないと言われる[[巨大な氷の壁>《ネオアクア・マドール》]]と同じ[[守備力]]なので、どんな事をされても壊れないことを求めるのは酷だろう。~
現在では[[召喚制限]]のない[[モンスター]]にすら[[《獣神機王バルバロスUr》]]・[[《超伝導恐獣》]]等[[攻撃力]]3000を超える[[モンスター]]も数多く存在している。~

-[[LIMITED EDITION 1>LIMITED EDITION#w3996a0c]]には「千年アイテムのひとつ」と記述されていたが、原作設定との兼ね合いなのか、[[PREMIUM PACK 5>PREMIUM PACK#z5b0aa96]]では、「エジプト王家に伝わる盾」に変更された。~
([[エラッタ]]の項を参照)

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「表遊戯vsレベッカ」戦においてレベッカが使用。~
[[《磁力の指輪》]]を装備し、[[《キャノン・ソルジャー》]]を守った。~
最終的には遊戯に[[コントロール]]を奪われ、[[《カタパルト・タートル》]]で発射された。~
[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を[[射出]]するのは不可解な光景だが、[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する手段が非常に少ない上に当時は[[生け贄]]の機会も少なかったので、このような工夫も必要だった。~
また「乃亜編」の回想シーンにて、海馬がモクバを突き飛ばした時に落ちていた[[カード]]の内の1枚であり、海馬がモクバに株の仕組みを計100枚の[[カード]]で説明する際に使用していた1枚。~
--アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「カイトvs&ruby(ブイ){V};vs蚊忍者」戦においてVが使用した[[通常罠]]《&ruby(パラドクス・シンセサイズ){矛盾の合成};》の[[イラスト]]に描かれている。

-コナミのゲーム作品において―~
初期のゲーム作品では《千年の盾の儀式》で[[特殊召喚]]される[[儀式モンスター]]であった。~
[[儀式魔法]]の[[生け贄]]が固定されているDM2と真DMでは、[[《プリヴェント・ラット》]]・[[《一眼の盾竜》]]・[[《鎧ネズミ》]]を[[生け贄]]とする必要があった。~
だが真DMではスターチップ200個でこの[[カード]]自体を楽に入手できる上に、[[儀式召喚]]に成功しても[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]と大差ない為、わざわざ《千年の盾の儀式》を使う必要はなかった。~
真DM2においては[[生け贄]]は[[守備力]]2000以上の[[モンスター]]3体となっており、[[表側守備表示]]の間、[[自分]][[フィールド]]上の全ての[[モンスター]]の[[守備力]]を1000ポイント[[強化>全体強化]]する[[効果]]を備えていた。~
また[[WCS2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]等では、この[[カード]]や[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]が[[詰めデュエル]]の[[壁]]として置かれている場合がある。~

--真DMでは原作に先駆けて千年アイテムが全て登場したため、[[テキスト]]が「次期千年アイテムの候補のひとつ」となっている。~
OCGにおける[[エラッタ]]の前触れだったとも言える。~
ただし原作設定上、「次期千年アイテム」なるものの存在もおかしいのだが。~
ちなみに外国語では[[テキスト]]の変更は行われていない。~

--[[DUEL TERMINAL]]の旧アクションデュエルでは、守備魔法のリールに[[PREMIUM PACK 5>PREMIUM PACK#z5b0aa96]]のこの[[カード]]の[[イラスト]]が使われていた。~

**関連カード [#z8f50731]
-[[《千年原人》]]

-[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]
-[[《ネオアクア・マドール》]]

―《千年の盾》の姿が見られる[[カード]]
-[[《シールドクラッシュ》]]
-[[《ゴッドハンド・スマッシュ》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#u3a6fe1c]
-[[LIMITED EDITION 1>LIMITED EDITION#w3996a0c]] &size(10){[[Ul-Secret]]};
-[[PREMIUM PACK 5>PREMIUM PACK#z5b0aa96]] P5-09 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};
-[[トーナメントパック2012 Vol.1]] TP21-JP005
-[[STARTER DECK(2014)]] ST14-JP004