*《戦いの神 オリオン/Orion the Battle Kami》 [#kfd8a0d9]
 通常モンスター
 星5/光属性/天使族/攻1800/守1500
 戦いの神と言われている天使。その戦いを見た者は誰もいない。

 初期の頃よく見られた、「名前負けしている[[モンスター]]」の1体。~
 [[《ヴァルキリー》]]と同程度の能力値を持っているが、こちらのほうが登場時期が遙かに早いので、当初は[[天使族]]でもかなり強い[[モンスター]]であった。~

 しかし勿論、使い道は皆無である。~
 [[フレイバー・テキスト]]には「その戦いを見た者は誰もいない」とあるが、確かにこんな[[攻撃力]]では[[戦闘]]どころか「[[召喚]]」すらしてもらえまい。~
 現環境では、「[[通常モンスター]]・[[レベル]]5・[[攻撃力]]2100未満」といった強さでは、このカードに限らず活躍させるのは難しい。~

-[[《ゼミアの神》]]共々海馬ごっこにいいかもしれない。~
「そう!神を[[生け贄に捧げる]]!」

-海外版の「オリオン・ザ・バトル神」という強引なネーミングには脱帽である。~
何故こうも意味不明な名前をつけたがるのか。~

-コナミのゲーム作品において―~
真DM2にて、初期の天使[[デッキ]]では主力として使えた。~
ちなみに、デッキリーダーで敗北したときの台詞は「まぁ私でも負けるときはあります」~
いくらなんでも開き直りすぎである。~

-神話・伝承において―~
「オリオン」とはギリシャ神話に登場する猟師の名であり、彼が死して「オリオン座」になったと言われている。~
海の神[[ポセイドン>《ポセイドンの力》]]の息子であった彼は月と狩りの女神である[[アルテミス>《豊穣のアルテミス》]]のお気に入りであったが、それを快く思わなかったアルテミスの兄アポロンの計略により命を落としている。~
~
また、自身の怪力を鼻にかけ過ぎたため、癪に触った神が遣わした蠍に刺され死亡したとする話もある。~
それ故に、「オリオン座」は「さそり座」が消えるまで天に姿を見せないのだという。~

--このカードはエジプト調の姿をしているので、名前以外の関連性は薄い。~

**関連カード [#ubfa9f93]
-[[《ヴァルキリー》]]

**収録パック等 [#q84591f9]
-[[Booster R2]] B2-09
-[[BOOSTER4]]