*《&ruby(せんか){戦華};の&ruby(ぎ){義};−&ruby(かんうん){関雲};》 [#top]
 効果モンスター
 星7/風属性/獣戦士族/攻2500/守1800
 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合に発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚する。
 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 自分フィールドの他の「戦華」モンスターは相手の効果の対象にならない。
 (3):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
 相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://yu-gi-oh.jp/index.php?page=details&id=660

 [[IGNITION ASSAULT]]で登場する[[風属性]]・[[獣戦士族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[相手]][[フィールド]]にのみ[[モンスター]]が存在する場合に[[特殊召喚]]できる[[効果]]、他の[[戦華]][[モンスター]]を[[相手]]の[[効果の対象]]にできなくする[[効果]]、[[相手]][[モンスター]]の方が[[自分]][[モンスター]]より多い場合、[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]できる[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[《サイバー・ドラゴン》]]と同じ条件で[[特殊召喚]]できる[[効果]]だが、[[発動]]を伴う点が異なる。~
 [[発動]]を伴う点は[[相手]]の妨害を受けやすいので基本的にはマイナス要素である。~
 代わりに同条件で[[攻撃表示]]で出せる[[モンスター]]では[[攻撃力]]は最も高いため[[アタッカー]]として有用。~
//[[《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−III》]]は2700だが守備表示限定、[[《カイザー・シースネーク》]]2500だが特殊召喚時0

 (2)は他の[[戦華]][[モンスター]]に[[相手]]の[[効果の対象]][[耐性]]を付与する[[効果]]。~
 あって困る[[効果]]ではないが、[[戦華]][[モンスター]]の多くは[[下級モンスター]]で[[戦闘破壊]]されやすく、[[対象をとらない効果]]にも無力であるため過信は禁物。~
 [[《戦華の徳−劉玄》]]・[[《戦華の仲−孫謀》]]なら、この[[カード]]と並べることで[[攻撃対象]]にならず[[効果の対象]]にもならないため非常に場持ちが良くなる。~
 単体ではこの[[カード]]は[[耐性]]を得られないが、[[同名カード]]を並べることで[[戦華]][[モンスター]]全てを守ることができる。~

 (3)は[[モンスター]]の数が[[相手]][[フィールド]]の方が[[自分]][[フィールド]]より多い場合に[[発動]]できる[[モンスター除去]]。~
 [[発動条件]]があり、[[対象を取る>対象をとる(指定する)効果]][[破壊]]と決して性能の高い[[除去]][[効果]]とは言えない。~
 とは言え、[[コスト]]や[[デメリット]]があるわけでもなく、維持できれば毎[[ターン]][[アドバンテージ]]を稼げるのも事実。~
 [[相手]][[モンスター]]が2体以上存在する場合、(1)の[[効果]]で[[特殊召喚]]を行った後にすぐに[[発動]]できるため、劣勢からの巻き返しに使える。~
 ただし[[発動]]すると、その後同じ[[発動条件]]の[[効果]]を持つ[[《戦華の徳−劉玄》]]・[[《戦華の雄−張徳》]]の[[効果]]の[[発動条件]]を満たしにくくなるため、[[発動]]するかはよく考えたい。~

 (1)(3)は汎用的な[[効果]]なので、他の[[デッキ]]に単体で採用する事も検討できる。~
 ただし、その場合は同[[レベル]]でより緩い条件で[[特殊召喚]]でき、[[攻撃力]]もこちらより僅かに高い[[《ダイナレスラー・パンクラトプス》]]が競合相手となる。~
 あちらは[[フリーチェーン]][[除去]]なので[[制圧]]にも利用でき、こちらは[[コスト]]がいらないので[[除去]]後に[[アタッカー]]や各種素材として残せる点が利点となる。~
 [[【ランク7】]]の様に[[フィールド]]に[[レベル]]7[[モンスター]]を残す事が重視される[[デッキ]]ではこちらの方が使いやすい面もある。~
 [[種族]]・[[属性]]・[[カテゴリ]]等も考慮して使い分けると良いだろう。~

-モデルは三国志に登場する将軍の一人「関羽」だろう。~
-モデルは三国志に登場する蜀漢の将軍の一人「関羽」だろう。~
彼の字は「雲長」であり、この[[モンスター]]の名前はそれを複合させている。~
[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]に仕えて[[張飛>《戦華の雄−張徳》]]と共に一万人に匹敵すると称された将軍である。~
敵である曹操も、[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]が消息不明となった際に降伏した関羽を厚遇するほどな名将だったが、関羽は[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]の消息が発覚すると、曹操のもとで手柄を立て、厚遇の恩返しをしてから[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]の元へと帰った。~
また、三国志演義では、のちに赤壁の戦いで曹操が敗走した際、関羽の関所破りや追手殺しの罪について曹操が不問にしていた事を本人に指摘され、敵の総大将を討つ絶好の機会だったにも関わらず、曹操に対する最後の恩として関羽はこれを見逃してしまった。~
[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]に仕えて[[張飛>《戦華の雄−張徳》]]と共に一万人に匹敵する将軍とされた。~
のちに[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]の元々の本拠地であった荊州の留守を任されるが、魏への出兵中に呉の挟み撃ちに遭い、[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]らの援軍も間に合わずに戦死した。~
--敵である曹操も、[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]が消息不明となった際に降伏した関羽を厚遇するほどの名将だったが、関羽は[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]の消息が発覚すると、曹操のもとで手柄を立て、厚遇の恩返しをしてから[[劉備>《戦華の徳−劉玄》]]の元へと帰った。~
また、三国志演義では、のちに赤壁の戦いで曹操が敗走した際、関羽の関所破りや追手殺しの罪について曹操が不問にしていた事を本人に指摘され、敵の総大将を討つ絶好の機会だったにも関わらず、曹操に対する最後の恩返しとして関羽はこれを見逃してしまった。~
カード名の義はこれら関羽の義理人情に厚い逸話から来ている様だ。~
--イラストの衣装に虎の装飾が施されているのは、関羽が三国志演義で五虎大将軍の一人とされた事が由来だろうか。
//--関羽は死後神格化され、商業を守る神としての信仰も盛んになっている。~
//(2)の[[効果]]はこうした逸話を元にしたと思われる。~
//守ってるの商人じゃなくて戦華だし厳しくない?


//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[戦華]]

-[[相手フィールドにのみモンスターが存在する場合に特殊召喚できるモンスター>《サイバー・ドラゴン》#SS]]

―《戦華の義−関雲》の姿が見られる[[カード]]
-[[《戦華史略−三顧礼迎》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[IGNITION ASSAULT]] IGAS-JP012 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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//タグの記述は、必要になったタイミングで他のページを参考に追加してください
//※※重要※※
//タグ記述のルールはページ作成時に消さない!
//タグはテキストを含む全ての正確な情報が出てから1日経過した後で記述すること。一部でも不明な場合は記述しない。
//現在、タグが正常に削除されない不具合が存在するため、「テキスト不明」「英語名未表記」などの後で削除する必要があるような情報はタグにしない。
//効果等が全て明らかになるまでタグは入力しないようお願いします。コメントアウトにしてもタグとしての機能がなくなるわけではありませんので、COではなく「記述しない」ようお願いします。
//海外新規カードには、タグをつけないでください