《戦華史略−大丈夫之義》 †
永続罠
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分フィールドに「戦華の龍兵トークン」(獣戦士族・風・星1・攻/守500)1体を特殊召喚する。
(2):自分・相手の「戦華」モンスターが戦闘で破壊される場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
(3):フィールドの「戦華」モンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にする。
BLAZING VORTEXで登場する永続罠。
相手が特殊召喚に成功した場合に戦華の龍兵トークンを生成する効果、戦華の戦闘破壊の身代わりになる効果、墓地の自身をコストに戦華モンスターを対象をとる(指定する)効果の発動を無効にする効果を持つ。
- カード名の大丈夫とは「一人前の男子の中でも、とりわけ優れている者」の事であり、転じて現代では「危なげがなく、非常にしっかりした様や間違いのない様」といった意味で使われる言葉。
イラストには《戦華の孟−曹徳》と対面する《戦華の義−関雲》が描かれており、大丈夫之義とは義を冠するモンスターである《戦華の義−関雲》を指すのだろう。
- モチーフは、『三国志演義』において赤壁で敗れた曹操をあえて関羽が見逃したシーンだろう。
- 赤壁の戦いで大敗を喫し、もう少しで味方の勢力圏に入れるところで関羽に出会ってしまった曹操は、見逃してはくれまいかと彼に語りかける。
かつて関羽は曹操に捕らえられた後、呂布の愛馬だった赤兎馬を贈られたり、豪邸を配されたりする等、捕虜としては破格の待遇で迎えられていた。
これに対して関羽は官渡の戦いで猛将・顔良と文醜を討ち、厚遇してくれた曹操に恩を返して劉備の下へ戻ったつもりだった。
しかし、関羽の関所破りの罪を曹操が咎めなかった件を持ち出され、まだ恩を返しきれていなかった事実と弱々しく義に訴えかける曹操に関羽は折れてしまい、静かに道を開けたのだった。
- 出陣前に諸葛亮に釘を刺されていたにも関わらず軍規を犯してまで関羽は曹操を見逃してしまった為、諸葛亮は彼を処刑しようとする。
もちろん劉備に止められて諸葛亮は関羽を赦すが、実際は諸将に功臣であっても軍規の前では平等だと示す事、以降の戦いで関羽が恩義を引きずらないようにする事を意図していたと劉備に語っている。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †