*《&ruby(せんりつ){戦慄};の&ruby(きょうこう){凶皇};−ジェネシス・デーモン》 [#r3612c23]
 効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2000
 このカードはリリースなしで召喚できる。
 この方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になり、
 エンドフェイズ時に破壊される。
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 自分は悪魔族以外のモンスターを特殊召喚できない。
 また、1ターンに1度、自分の手札・墓地の
 「デーモン」と名のついたカード1枚をゲームから除外して発動できる。
 フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:ポスターより
//https://twitter.com/sin_bunta/status/312046608596496384/photo/1

 [[JUDGMENT OF THE LIGHT]]で登場する[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[攻撃力]]と[[守備力]]を半分にし、[[エンドフェイズ]]に[[自壊]]する[[妥協召喚]][[効果]]と[[悪魔族]]以外の[[特殊召喚]]を封じる[[効果]]、[[手札]]か[[墓地]]の[[デーモン]]と名のついた[[カード]]1枚を[[除外]]して[[フィールド]]上の[[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。

 [[悪魔族]]以外の[[特殊召喚]]を封じるため、[[【悪魔族】]]以外の[[デッキ]]では展開を阻害することになり相性が悪い。~
 既に展開済みの[[モンスター]]や[[通常召喚]]された[[モンスター]]に干渉しないため、[[妥協召喚]]可能な点を含め並べる事そのものは不可能ではないものの、他の[[デッキ]]であえて採用する意義は小さい。~
 [[妥協召喚]]時の[[デメリット]]も[[自壊]]と[[弱体化]]の両方がかかるため、[[ウイルス]]の[[コスト]]にできず、[[ランク]]8に[[悪魔族]]の存在しない現在は[[エクシーズ召喚]]にも利用できず用途が限られる。~
 [[《スキルドレイン》]]と併用する事も考えられるが、通常は[[デメリット]]のない[[《神獣王バルバロス》]]が優先される。~
 [[闇属性]]である点を考慮しても[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]のほうが使いやすいだろう。~
 [[レベル]]を含めるならば、構築こそ限定されるが、より安定性の高い[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]という選択肢もある。~

 基本的に、[[悪魔族]]中心でも自身が[[サポートカード]]の恩恵を受けられると同時に、[[効果]]を利用できる[[【デーモン】]]に採用すべき[[カード]]だろう。~
 [[妥協召喚]]した場合でも[[除去]][[効果]]を使用でき、[[自壊]][[デメリット]]も[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]や、[[《デーモンとの駆け引き》]]の[[発動]]につなげられる。~

 [[除外]][[コスト]]は[[デーモン]]と名がつけば良いので、[[魔法・罠カード]]でもよい。~
 この[[カード]]のサポートができる[[《デーモンの雄叫び》]]や、[[自壊]]を[[トリガー]]にできる[[《デーモンとの駆け引き》]]を[[除外]]すれば無駄がない。~
 ただしこれらは、この[[カード]]が[[墓地]]にいった段階で有効なものであるため、効率よく利用するならば他の[[蘇生]][[カード]]などと組み合わせたい。~
 [[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]は特に相性がよく、[[《デーモンの雄叫び》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]等の[[自壊]]からこちらをを[[完全蘇生]]できる。~
 どちらも[[最上級モンスター]]ゆえに[[手札事故]]の危険はあるが、[[《トレード・イン》]]や[[《ダーク・グレファー》]]にも対応する。~
 多くの[[デッキ]]の[[フィニッシャー]]となる[[攻撃力]]2800を超える[[モンスター]]が続け様に現れるというのはなかなかの脅威である。~

 また[[モンスター]]ならば[[《闇次元の解放》]]や[[《トランス・デーモン》]]との[[コンボ]]も可能。~
 [[ディスアドバンテージ]]こそ負うが[[手札]]の[[デーモン]]にも対応するので、[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]の[[サーチ]]を活かしたり、強引に[[手札]]の[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]を処理しつつ[[帰還]]を狙う事もできる。~

 [[【デーモン】]]自体は[[墓地を肥やす]]能力に長けていないため、序盤から[[除去]]を繰り返し利用するのは難しいが、[[《デーモン・ソルジャー》]]を利用する場合は[[《レスキューラビット》]]、[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]を利用する場合は[[《終末の騎士》]]といったものを併用する事で捻出できる。~
 上記の通り[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]との相性は良いので、これを[[サーチ]]しつつ自身を[[墓地へ送る]]事のできる[[《ジェネラルデーモン》]]も[[シナジー]]があると言える。~
 [[《レスキューラビット》]]の場合は、[[悪魔族]][[エクシーズモンスター]]を展開するにあたり、自身の[[通常召喚]]が阻害される事もない。
 [[《レスキューラビット》]]の場合は、[[悪魔族]][[エクシーズモンスター]]を展開するにあたり、自身の[[通常召喚]]が阻害される事もない。~

 この[[カード]]と同様に[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]や[[《デーモンとの駆け引き》]]、[[《トレード・イン》]]が利用できる[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]も相性がいい。~
 ただし、こちらが[[特殊召喚]]による後出しを阻害し、あちらが先出しでは[[攻撃]]が不可となるため、直接並べるには相性が悪い。~
 [[《スキルドレイン》]]と併用したり、[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]や[[《バーサーク・デッド・ドラゴン》]]といった、この[[カード]]以外の相性が良いものとの[[エクシーズ召喚]]を狙うと良い。
 [[《スキルドレイン》]]と併用したり、[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]や[[《バーサーク・デッド・ドラゴン》]]といった、この[[カード]]以外の相性が良いものとの[[エクシーズ召喚]]を狙うと良い。~

-[[ランク]]8の[[悪魔族]][[エクシーズモンスター]]は現在存在しないため、[[妥協召喚]]後すぐに[[エクシーズ素材]]にすることは不可能である。~
一応[[《魔轟神レヴュアタン》]]の[[シンクロ素材]]には使用できるが、[[シナジー]]は薄い。
一応[[《魔轟神レヴュアタン》]]の[[シンクロ素材]]には使用できるが、[[シナジー]]は薄い。~

-[[《ミストデーモン》]]と同じく[[妥協召喚]]した場合の[[自壊]][[効果]]から[[《強制転移》]]との相性も良い。~
 ただし、送りつけた[[デーモン]]で[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]を[[発動]]できるかは[[調整中]]。~

-[[闇魔界の脅威]]以来10年ぶりとなる[[デーモン]]を指定する[[カード]]であり、そのデザインも[[《デーモンの召喚》]]や、その流れを汲む[[チェスデーモン]]との共通性が見られるなど、ある意味で正統な[[カテゴリ]][[モンスター]]と言える存在である。~
[[チェスデーモン]]とは異なる種類のネーミングであるが、同弾で登場し、これと類似した[[効果]]を備える[[《迅雷の魔王−スカル・デーモン》]]とは文字の区切り方まで完全に一致する。~

--「皇」という単語が熟語として末尾に用いられる場合、それが造語であっても「おう」の読みを充てるのが一般的である→[[海皇]]・[[希望皇ホープ]]・[[三幻魔]]。~
「凶皇」は単に「凶々しい皇帝」といった意味合いだけでなく、カトリックにおける最高地位である「教皇」にかけたものであると推測できる。~
これは「ジェネシス」という宗教的な単語を使用している点や、地位・役職を[[カード名]]にもつ[[デーモン]]が多く存在する点、それが既存の[[デーモン]]と重複せず、かつ最高の[[ステータス]]を持つという点からも推測できる。~

--[[攻撃力]]では上回るが、[[《ヘル・エンプレス・デーモン》]]とは[[ステータス]]の合計値が同じである。~
なお世俗上の最高権力である皇帝・女帝が即位するにあたり、王冠を授けるのが上記の教皇であるが、こちらは宗教上の最高権力であって、どちらかが上の地位という事はない。~
意図したものかは不明だが、そういった意味では絶妙と言える[[ステータス]]である。

-「ジェネシス」については、[[《ヴァンパイアジェネシス》]]を参照。
-「ジェネシス(Genesis)」とは「創世記」を意味する。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#pf2f02ac]
-[[デーモン]]

-[[妥協召喚]]

-[[《魔導法士 ジュノン》]]

//―《戦慄の凶皇−ジェネシス・デーモン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#vb27048b]
-[[JUDGMENT OF THE LIGHT]] JOTL-JP031 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。