通常魔法 お互いのプレイヤーはそれぞれの墓地に存在するモンスター1体を選択し、 それぞれのフィールド上に裏側守備表示でセットする。
Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した通常魔法。
蘇生系の中でも比較的古くからある1枚で、モンスターをセット状態で墓地から特殊召喚する効果を持つ。
他の多くの蘇生系カードと違い「セット」するので、リバース効果モンスターと非常に相性がよい。
「お互いの墓地に蘇生可能なモンスターが1体以上存在する」「お互いのモンスターカードゾーンに空きがある」「お互いがモンスターカードをセットできる状態である」事が発動に必要な条件となる事に注意。
どちらかの墓地に蘇生不可能なモンスターしかいなかったり、そもそもモンスターがいない時などは空撃ちとなるため使えない。
モンスターカードゾーンに空きがない場合も同様。
また、どちらかのフィールド上に表側表示で《ダーク・シムルグ》が存在する場合も、一方のプレイヤーがカードをセットできる状態ではないため発動できない。
相手にも蘇生を許すデメリットは痛いため、何らかのコンボに組み込む必要があるだろう。
《神獣王バルバロス》・《ギルフォード・ザ・ライトニング》・《雷帝ザボルグ》・《究極恐獣》のリリース確保や《カオスポッド》の被害拡大等が有効だろう。
剣闘獣の融合モンスターは裏側表示のまま融合可能なので、【剣闘獣】での採用も考えられる。
融合素材を確保して《剣闘獣ガイザレス》をエクストラデッキから特殊召喚すれば、相手がセットしたモンスターもそのまま破壊してしまえる。
リバース効果を多用する【ワーム】などでも採用できるだろう。
―類似効果カード
Q:このカードの効果で墓地からフィールドにセットしたモンスターを、そのターンに反転召喚することはできますか?
A:特殊召喚したターンなので、反転召喚することはできません。
Q:フィールド上にセットする効果は特殊召喚として扱いますか?
A:はい、特殊召喚として扱います。
Q:《浅すぎた墓穴》の発動に《ロスト》や《D.D.クロウ》をチェーンされたらどうなりますか?
A:「1:《浅すぎた墓穴》」、「2:《ロスト》」で逆順に処理。
その際、《浅すぎた墓穴》で選択したモンスターが除外された場合、除外されなかった方だけが特殊召喚することになります。
不発にはなりません。
Q:《聖なる輝き》発動下で《浅すぎた墓穴》は発動できますか?
A:できます。特殊召喚するモンスターはセットすることができないため表側守備表示にします。(09/08/21)
Q:「特殊召喚できない」「蘇生できない」モンスターをこのカードでセットできますか?
A:表示形式こそ特殊ですがあくまで「特殊召喚」として扱いますので、それらのモンスターはセットできません。
Q:《D−HERO ディスクガイ》や《ダークブレイズドラゴン》などの「墓地からの特殊召喚に成功した時」に起こる誘発効果は発動しますか?
A:裏側表示のため効果は発動しません。
Q:このカードの特殊召喚に対し《奈落の落とし穴》を発動できますか?
A:裏側表示のため数値不明とみなされ、発動できません。
Q:相手のモンスターカードゾーンが全て埋まっている場合でも発動は可能ですか?
A:いいえ、このカードは自分と相手フィールド上のモンスターカードゾーンに、それぞれ1ヶ所以上の空きが無ければ発動できません。
ただし、《地盤沈下》の効果によって「空きではあるが使用できないモンスターカードゾーン」があり、それらを含めて相手のモンスターカードゾーンが埋まっている場合などは、発動が可能です。
この場合自分のモンスターだけ特殊召喚され、相手のモンスターは特殊召喚されません。
Q:相手フィールド場に《超魔神イド》が存在するとき、《浅すぎた墓穴》を発動できますか?
A:はい、発動することができます。
このとき自分のみが特殊召喚が可能で、相手は特殊召喚を行えません。(10/03/10)