*《&ruby(えら){選};ばれし&ruby(もの){者};/Chosen One》 [#r47c7a1b]
 通常魔法
 自分の手札から、モンスターカード1枚とモンスター以外のカード2枚を選択し、
 相手はその中からランダムに1枚を選択する。
 相手が選択したカードがモンスターだった場合、
 そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚し、
 残りのカードは墓地へ送る。
 違った場合、選択した3枚を墓地へ送る。
//テキストはBE01を参照

 [[Spell of Mask −仮面の呪縛−]]で登場した[[通常魔法]]。~
 ギャンブル的要素を持つ[[特殊召喚]][[カード]]。~

 特に[[カード]]や用途に指定や制限のない[[手札]]からの[[特殊召喚]]を、[[自分]][[ターン]]で行える[[魔法・罠カード]]は非常に珍しい。~
 しかし、この[[カード]]で[[特殊召喚]]を行うには、この[[カード]]を含め合計4枚もの[[カード]]を消費することとなる。~
 [[モンスターカード]]1枚と[[魔法・罠カード]]2枚でなければならないという[[発動条件]]も厳しい制約である。~

 [[特殊召喚]]できる[[確率]]はわずか1/3にすぎず、成功したとしても[[カード]]を3枚消費してしまう。~
 さらに失敗した場合、実に4枚の[[カード]]を無駄に[[墓地へ送る]]ことになると、あまりに効率が悪い。~
 [[魔法・罠カード]]は再利用が難しいため、辛うじての[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]にさえならないことが多く、[[ディスアドバンテージ]]の軽減も困難である。~
 [[効果]]自体の[[汎用性]]や独自性はあるものの、あまりに高いリスクには全く見合っていない[[カード]]と言えよう。~
// [[モンスターカード]]1枚と[[魔法・罠カード]]2枚なので[[《カオス・ソーサラー》]]・[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]等の[[特殊召喚]]や[[効果]]に必要な[[コスト]]としても扱いづらい。
//内容がよく分からない。モンスターが落ちていることにはかわりなく、墓地コストを稼ぐのが、主目的ではない

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における「闇遊戯&海馬vs光の仮面&闇の仮面」戦で光の仮面が使用。~
[[《仮面魔獣デス・ガーディウス》]]を見事に当て[[特殊召喚]]に成功した。~
原作では選択する[[カード]]に制限は無かったため、3枚すべてを[[モンスターカード]]とし、確実に[[特殊召喚]]を成功させる事も可能だった。~
OCGでは不可能であるが、原作の[[《仮面魔獣デス・ガーディウス》]]が[[召喚条件]]のない[[モンスター]]だったのか、この[[カード]]に[[召喚条件]]を無視する[[効果]]があったのかは不明。~
アニメでは光の仮面が「無条件でフィールドに出せる」と説明しているため、[[召喚条件]]を無視できる[[効果]]があったものと思われる。~
後者なら、実際のOCGでも[[手札]]大幅消費のリスクを踏まえつつ使う価値はあったかもしれない。

**関連カード [#c0d8c734]
-[[《ヒーロー見参》]]

-[[《モンタージュ・ドラゴン》]]

**収録パック等 [#c743fbeb]
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP179
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP217
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-052
-[[Spell of Mask −仮面の呪縛−]] SM-13 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#l8a876d2]
Q:この[[カード]]によって[[墓地へ送られた]][[カード]]は「[[相手]]によって[[手札]]から[[墓地へ送られた]]」扱いになりますか?~
A:[[自分]]の[[カードの効果]]で[[墓地]]に送られるので「[[相手]]によって[[手札]]から[[墓地へ送られた]]」扱いになりません。

Q:この[[カードの発動]]を[[《王宮の弾圧》]]で[[無効]]にできますか?~
A:《選ばれし者》の[[効果]]を[[無効]]にし[[破壊]]する事ができます。(10/07/10)~

Q:この[[カード]]の[[効果]]で[[モンスター]]を選んだ場合、[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する処理と残りの[[カード]]を全て[[墓地へ送る]]処理は同時に行う扱いですか?~
A:はい、同時に行う扱いになります。(13/11/01)