《閃光の追放者/Banisher of the Radiance》

効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1600/守   0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。

 ENEMY OF JUSTICEで登場した、光属性天使族下級モンスター
 1600の攻撃力墓地に送る?カードを墓地に送らせずに除外する永続効果を持つ。
 一時的な永続効果による封印と異なりこのカードが破壊されても除外されたカードはそのままである事が最大の強み。
 その効果はまさに生きる《マクロコスモス》であり、攻撃力を得た《光の追放者》といえるだろう。

 攻撃力1600ということは、一般的なリクルーターに一方的に打ち勝った上効果発動を許さないわけであり強力。
 墓地を頻繁に利用するデッキが増えているため、墓地メタカードの候補として十分に採用の余地がある。
 《光の追放者》と比較して優位である点は、単純にアタッカーである点。
 《光の追放者》のようにリクルートを経由したり表側表示召喚して魔法、罠で守るというような一手間を加えなくてよい分、速攻性が高い。
 さらに、このカードが破壊されたとしても、その時点でこのカードの効果はなくなっているため、このカードは墓地に送られる。
 これが地味な利点で、かつて【カオス】に採用されていたのもこの「相手墓地利用を封じつつ自分墓地光属性を送れる」という特性からである。

 一方、準アタッカー程度の攻撃力しかないため、《光の追放者》に比べ戦闘破壊されやすいのが欠点。
 守備力も0のため表示形式変更効果にも弱い。
 リクルーターを1体潰して満足するよりは、継続して効果を発揮できるよう工夫していきたいところ。
 このカードの利点として、破壊された場合他に除外効果がなければ自身は墓地に送られるので、蘇生系のカードを絡めてやると効果的。
 また、モンスター除去との組み合わせで厄介な上級モンスター蘇生不可能にすることもできる。
 特に自己再生能力を持つモンスター除去できるのは大きい。

 06/09/01制限改訂での【カオス】の消滅、【バブーン】弱体化により、メタカードとしての価値が大きく下がった。
 しかし、特に【暗黒界】の対策として有効で十分に強力な墓地利用へのメタカードとして使用されている。
 07/03/01制限改訂《ネフティスの鳳凰神》が無制限となったため、再びメタカードとして活躍できるであろう。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:自分フィールド上に《閃光の追放者》とその他のモンスターが居るときに《ライトニング・ボルテックス》を使われました。
 自分フィールド上の表側表示モンスター除外されますか?それとも墓地に送られますか?
A:破壊された時点で効果は適用されなくなるため、同時に破壊されるモンスター《ライトニング・ボルテックス》墓地へ行きます。
 なお、《ライトニング・ボルテックス》手札コストは《閃光の追放者》がまだフィールドに居るとき捨てるので除外されます。