*《&ruby(せんこう){閃光};の&ruby(ついほうしゃ){追放者};/Banisher of the Radiance》 [#e82cc42d]
 効果モンスター
 星3/光属性/天使族/攻1600/守   0
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。

 [[ENEMY OF JUSTICE]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[墓地へ送る]][[カード]]を[[墓地]]に送らせずに[[除外]]する[[永続効果]]を持つ。~
 [[墓地へ送る]][[カード]]を[[除外]]する[[永続効果]]を持つ。~

 一時的な[[永続効果]]による封印と異なり[[除外]]された[[カード]]はそのままである事が最大の強み。~
 その[[効果]]はまさに生きる[[《マクロコスモス》]]であり、[[攻撃力]]を得た[[《光の追放者》]]といえるだろう。~
 [[《マクロコスモス》]]同様に「[[墓地へ送る]]」「[[墓地に捨てる]]」[[コスト]]を持つ[[カード]]は[[発動]]自体ができなくなってしまう。~
 しかし、ただ単に「[[手札]]を[[捨てる]]」だけが[[発動条件]]の[[カード]]は[[発動]]可能。~
 [[コスト]]でない場合は全て[[墓地]]へ行く代わりに[[除外される>ゲームから除外する(取り除く)]]。~

 [[《光の追放者》]]と比較して優位である点は、単純に[[アタッカー]]である点。~
 [[攻撃力]]1600ということは、一般的な[[リクルーター]]に一方的に打ち勝った上[[モンスター効果の発動]]を許さないわけであり強力。~
 さらに[[レベル]]3である点も強みで、様々な[[ロック]]をすり抜ける。~

 [[墓地]]を頻繁に利用する[[デッキ]]が増えているため、[[墓地]][[メタカード]]の候補として十分に採用の余地がある。~

 注意点として、この[[カード]]が[[破壊]]されたとしても、その時点でこの[[カードの効果]]はなくなっているため、この[[カード]]は[[墓地]]に送られる。~
 実はこれが地味ながら決して無視できない利点で、かつて[[【カオス】]]に採用されていたのもこの「[[相手]]の[[墓地]]利用を封じつつ[[自分]]の[[墓地]]に[[光属性]]を送れる」という特性からである。~

 一方、準[[アタッカー]]程度の[[攻撃力]]しかないため、[[《光の追放者》]]に比べ[[戦闘破壊]]されやすいのは欠点。~
 [[守備力]]も0のため[[表示形式]]変更[[効果]]にも弱い。~
 自身の[[効果]]で[[光属性]]の強力な[[サポートカード]]の[[《オネスト》]]が使えないのも惜しい。~
 この点は[[相手]]に[[《オネスト》]]を使われる心配がないとも言えるが、現[[環境]]では[[戦闘]]面には期待しないほうが良い。~
 特に最初から[[《次元の裂け目》]]等を主軸に据えた[[デッキ]]では、それらを引くまでの時間稼ぎと割り切った方が扱いやすいだろう。~

 [[リクルーター]]を1体潰して満足するよりは、継続して[[効果]]を発揮できるよう工夫していきたいところ。~
 この[[カード]]の利点として、[[破壊]]された場合他に[[除外]][[効果]]がなければ自身は[[墓地]]に送られるので、[[蘇生]]系の[[カード]]を絡めてやると効果的。~
 また、[[モンスター除去]]との組み合わせで厄介な[[上級モンスター]]を[[蘇生]]不可能にすることもできる。~
 特に[[自己再生]]能力を持つ[[モンスター]]を[[除去]]できるのは大きい。~

-[[除外]]するのは[[永続効果]]で[[チェーンブロック]]を作らない。~
また、[[相打ち]]では[[フィールド]]に残らないため下記の[[FAQ>#dbd3efed]]と同様の理由により[[除外]]されない。~

-[[相手]]が[[《墓守の使い魔》]]を[[発動]]しているときにこの[[カード]]を[[召喚]]してしまうと、[[カード]]が[[墓地]]に送れないので[[攻撃宣言]]することができなくなってしまう。~
逆に言えば、[[自分]]が[[《墓守の使い魔》]]とこの[[カード]]を併用すれば[[相手]]だけ[[攻撃宣言]]できない[[ロック]]が出来上がる。~

-2006年の[[選考会]]においては代表に勝ち残った四人全員がこの[[カード]]をメインで三枚積みしていた。~
このことから[[選考会]]と[[《閃光の追放者》]]をかけて「閃光会」という言葉も生まれたほどである。~
このことから、[[選考会]]と《閃光の追放者》をかけて「閃光会」という言葉も生まれたほどである。~
[[【バブーン】]]や[[【未来オーバー】]]、[[【ダークカオス】]]等の[[墓地]]利用型の[[デッキ]]が[[環境]]に存在していたことが採用の要因であった。~
[[墓地]]利用型の[[デッキ]]が猛威を振るう[[環境]]においては[[《霊滅術師 カイクウ》]]と並ぶ最高の[[メタカード]]といってもいいだろう。
[[墓地]]利用型の[[デッキ]]が猛威を振るう[[環境]]においては[[《霊滅術師 カイクウ》]]と並ぶ最高の[[メタカード]]といってもいいだろう。~

-このように強力な[[効果]]を認められてか、[[EXPERT EDITION Volume.4]]では[[Super]]に格上げされている。~
これは似た[[効果]]の[[《マクロコスモス》]]も同様。
これは似た[[効果]]の[[《マクロコスモス》]]も同様。~

-[[《光の追放者》]]が人間に近い姿をしているのに対し、この[[カード]]は[[光神機]]等と似た機械天使型をしている。~
ただ、[[《天空騎士パーシアス》]]が[[《天空勇士ネオパーシアス》]]になって機械天使化したため、この[[カード]]も[[《光の追放者》]]が機械天使化した姿である可能性もある。
ただ、[[《天空騎士パーシアス》]]が[[《天空勇士ネオパーシアス》]]になって機械天使化したため、この[[カード]]も[[《光の追放者》]]が機械天使化した姿である可能性もある。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではアムナエルが使用する他、プレイヤーも「&ruby(ディメンション・コスモス){異次元の小宇宙};」で[[《閃光の追放者》]]と共に使用できる。~

**関連カード [#q3d3bcdd]
-[[《光の追放者》]]

-[[《次元の裂け目》]]
-[[《マクロコスモス》]]
-[[《異次元グランド》]]

**収録パック等 [#a0566667]
-[[ENEMY OF JUSTICE]] EOJ-JP022 &size(10){[[Rare]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP202 &size(10){[[Super]]};
-[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]] SD14-JP015

**FAQ [#dbd3efed]
Q:[[自分]][[フィールド]]上に《閃光の追放者》とその他の[[モンスター]]が居るときに[[《ライトニング・ボルテックス》]]を使われました。~
  [[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]は[[除外]]されますか?それとも[[墓地]]に送られますか?~
A:[[破壊]]された時点で[[効果]]は[[適用]]されなくなるため、同時に[[破壊]]される[[モンスター]]と[[《ライトニング・ボルテックス》]]は[[墓地]]へ行きます。~
  なお、[[《ライトニング・ボルテックス》]]の[[手札コスト]]は《閃光の追放者》がまだ[[フィールド]]に居るとき[[捨てる]]ので[[除外]]されます。

Q:この[[カード]]が[[表側表示]]で存在する時に[[エクシーズモンスター]]が[[フィールド]]を離れた場合、[[エクシーズ素材]]は[[除外]]されますか?~
A:はい、[[除外]]されます。(11/03/17)