効果モンスター 星4/光属性/ドラゴン族/攻1800/守 600 「創世の竜騎士」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 このカードのレベルは相手ターンの間4つ上がる。 (2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。 デッキからレベル7・8のドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。 (3):手札を1枚墓地へ送り、 自分の墓地のレベル7・8のドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。 このカードを墓地へ送り、対象のモンスターを特殊召喚する。
Vジャンプ(2016年4月号) 付属カードで登場した光属性・ドラゴン族の下級モンスター。
相手ターンの間自身のレベルを4つ上げる永続効果、モンスターを戦闘破壊し墓地へ送った時にレベル7・8のドラゴン族1体をデッキから墓地へ送る誘発効果、手札1枚と自身を墓地へ送ってレベル7・8のドラゴン族1体を蘇生する起動効果を持つ。
(1)は自身のレベルを4つ上げる効果で、元々のレベルが4なのでレベル8になる効果と考えていい。
相手ターンにしか適用されないので基本的にレベル8としての素材には使えず、専ら《巨神竜の遺跡》の(1)の効果を発動するための補助として使う事になる。
ただしそのためなら、自身の(2)と(3)の効果を使ってドラゴン族を用意した方がいい場面も少なくないだろう。
先攻1ターン目等、レベル7・8のドラゴン族の墓地送りや蘇生がしにくい場面で狙う事になるか。
(2)は戦闘破壊した時にレベル7・8のドラゴン族1体をデッキから墓地へ送る効果。
自身の攻撃力は下級モンスターとしては高めなので、比較的狙いやすくはある。
しかし、自身の(3)の効果や《復活の福音》での蘇生がメインフェイズ2でしか狙えなくなり、そのドラゴン族をそのターンの戦闘に参加させる事ができない。
その点では《おろかな埋葬》や《竜の霊廟》の方が使い勝手はいいが、墓地へ送る手段を呼び込む確率を上げたいのであれば、こちらも出番はあるだろう。
(3)はレベル7・8のドラゴン族1体を蘇生する効果。
ドラゴン族1体を蘇生するのに手札1枚と自身を墓地へ送る必要があるので2:1交換となり、この効果だけで動くカードの枚数を見るとディスアドバンテージとなる。
同じ枚数を消費する《巨竜の聖騎士》らと比べると、あちらは《巨神竜の遺跡》で巨竜トークンを特殊召喚する事でコストを軽減できる上に、巨竜トークンの特殊召喚に必要なコストも賄える。
こちらは、《エフェクト・ヴェーラー》や《強制脱出装置》でこのカードが無効化や除去を受けて墓地へ送れなくなると蘇生も不発になるので、安定性が高くない。
基本的に蘇生は《巨竜の聖騎士》や《復活の福音》等に任せ、それらが使えない場面での応急処置として使う事になるだろう。