《創造の代行者 ヴィーナス/The Agent of Creation - Venus》 †
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1600/守 0
500ライフポイントを払う度に、手札またはデッキから
「神聖なる球体」1枚を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
天空の聖域で登場した、光属性・天使族の下級モンスター。
リクルーターの一体であり、《神聖なる球体》を手札・デッキから特殊召喚する起動効果を持つ。
最大で3体もの《神聖なる球体》を特殊召喚できるが、自身も《神聖なる球体》も基本ステータスが低いのが難である。
それに、デッキからサーチも難しいので、《ディープ・ダイバー》を採用する手もある。
特殊召喚効果から《団結の力》《シャインスパーク》で総攻撃力を強化できる。
レベル3なので、《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》《レベル制限B地区》も通用しない。
なお、効果で一気に3枚のカードを特殊召喚することができるため《D−HERO Bloo−D》《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》を特殊召喚することにも役に立つ。
特に《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》とは種族の関係からも相性がいいので覚えておいて損は無いだろう。
- コナミのゲーム作品において―
遊戯王デュエルモンスターズエキスパート2006では、デッキに《神聖なる球体》がなくても、何度でも発動が可能である。
もちろん何体でも召喚できるわけではなく、ライフをコストとして何度でも払うことができるというだけである。
2006年に行われたワールドチャンピオンシップのGBA大会では、これを利用した【大逆転クイズ】が決勝デュエルをわずか4ターンで二連取し、優勝した。
(当時、OCGの裁定ではこの空撃ち行為はすでに不可能とされていたが、大会ではゲームソフトのプログラムに従うというルールだった。)
この一撃必殺コンボに負けた準優勝者は、「決勝で何もできなかったのが心残り」とVジャンプでコメントしている。
もしもこのカードを使った【大逆転クイズ】が流行っていたら、【宣告者パーミッション】の出番も増えていたのかもしれない。
- 神話・伝承において―
ヴィーナス(Venus)とは「金星」の意味である。
ローマ神話の女神ヴィーナス(ギリシャ神話の「アプロディテ」に相当)が由来である。
なお、より正しい発音では「ウェヌス」となる。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †