*《&ruby(そうぞう){創造};の&ruby(だいこうしゃ){代行者}; ヴィーナス/The Agent of Creation - Venus》 [#rab12143]
 効果モンスター
 星3/光属性/天使族/攻1600/守   0
 500ライフポイントを払って発動する。
 自分の手札またはデッキから「神聖なる球体」1体を
 自分フィールド上に特殊召喚する。
//最新テキストは週刊少年ジャンプ10年50号より

 [[天空の聖域]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[リクルーター]]の一体であり、[[《神聖なる球体》]]を[[手札]]・[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[起動効果]]を持つ。~

 最大で3体もの[[《神聖なる球体》]]を[[特殊召喚]]できるが、自身も[[《神聖なる球体》]]も基本[[ステータス]]が低いのが難である。~
//また[[《神聖なる球体》]]は単体では弱小[[モンスター]]なため、このカードで[[特殊召喚]]する前に[[ドロー]]してしまうと処理に困ることになる。~
//↑手札からも特殊召喚できるんだから処理が困るって少しおかしくないか
//なるべく早くこのカードを[[召喚]]したいところだが、その中途半端な[[攻撃力]]のせいで[[リクルーター]]には対応していない。~
// さらに[[デッキ]]から[[サーチ]]するのも難しいので、[[《ディープ・ダイバー》]]を採用する手もある。~
 幸い[[《神秘の代行者 アース》]]による[[サーチ]]は可能である。~
 あちらは[[チューナー]]でもあるので複数展開[[効果]]を持つこの[[カード]]と相性がいいので基本的に併用すべきだろう。~
 最大で3体もの[[《神聖なる球体》]]を[[特殊召喚]]できるが、自身も[[《神聖なる球体》]]も基本[[ステータス]]が低いのが難点である。~
 なるべく早くこの[[カード]]を[[召喚]]したいところだが、その中途半端な[[攻撃力]]のせいで[[リクルーター]]に対応していない。~
 しかし、[[《神秘の代行者 アース》]]が登場したことで[[サーチ]]が可能になった。~
 [[《神秘の代行者 アース》]]は[[チューナー]]なので、複数展開[[効果]]を持つこの[[カード]]と相性がよく、基本的に併用すべきだろう。

 また[[特殊召喚]]した[[《神聖なる球体》]]に[[《ナチュラル・チューン》]]や[[《ブーテン》]]を用いることでも[[シンクロ召喚]]が可能である。~
 この場合消費枚数は通常の[[シンクロ]]と大差ないが、状況に応じて様々な[[シンクロモンスター]]が選択できることになる。~
 特に非[[チューナー]]が2体以上と指定されていることの多い[[レベル]]9の[[シンクロモンスター]]が2枚で出せるようになるのは大きな利点と言えるだろう。~
 逆にこの[[カード]]と[[《ナチュラル・チューン》]]だけでは強力な[[シンクロモンスター]]を擁する[[レベル]]8が出せないので、そこは上記の[[《神秘の代行者 アース》]]と組み合わせていこう。~
 他にも[[特殊召喚]]した[[《神聖なる球体》]]2体で[[ランク]]2[[エクシーズモンスター]]を[[エクシーズ召喚]]するのも有効。~
 [[壁]]を作りつつこの[[カード]]の[[攻撃力]]を底上げできる[[《ガチガチガンテツ》]]、[[2回攻撃]]で大[[ダメージ]]を与えられる[[《ダイガスタ・フェニクス》]]を必要に応じて使い分けられる。~
 また、[[特殊召喚]]した[[《神聖なる球体》]]を[[《馬の骨の対価》]]のコストにすることで手軽に[[ドロー]]できる。~

 [[特殊召喚]][[効果]]から[[《団結の力》]][[《シャインスパーク》]]で総[[攻撃力]]を強化できる。~
 [[レベル]]3なので、[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]][[《レベル制限B地区》]]も通用しない。~

 [[墓地]]からの[[特殊召喚]]はできず一度展開してしまうと2枚目以降のこの[[カード]]が[[バニラ]]と化すことになるので、複数回[[効果の発動]]を狙うのならば[[《貪欲な壺》]]等の[[《神聖なる球体》]]の回収手段は用意しておきたい。~

 なお、[[効果]]で一気に3枚のカードを[[特殊召喚]]することができるため[[《D−HERO Bloo−D》]]・[[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]]・[[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]を[[特殊召喚]]することにも役に立つ。~
 特に[[《アルカナフォースEX−THE LIGHT RULER》]]・[[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]とは[[種族]]の関係からも相性がいいので覚えておいて損は無いだろう。~

-[[《神聖なる球体》]]が[[手札]]と[[デッキ]]のどちらにも存在しない時に《創造の代行者 ヴィーナス》の[[効果]]を[[発動]]する事は「[[空撃ち]]」に相当するため''不可能''である。~
以前は「[[発動]]前には[[デッキ]]内に[[効果]]対象が存在するかどうかが[[確認]]出来ない為[[空撃ち]]扱いにはならず[[発動]]可能だが、対象が存在しなかった場合は[[デッキ]]を[[相手]]に[[確認]]させて、[[効果]]は[[不発]]になる」というルールだったが、現在は[[裁定変更]]されている。~
[[FAQ>#na106909]]や[[空撃ち]]も参照。~
尚、[[《スキルドレイン》]]発動下では[[効果]]が[[無効]]になるため[[空撃ち]]にならず、何度でも[[発動]]できる。


-[[レベル]]・[[属性]]・[[種族]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]は全て[[《閃光の追放者》]]と同じである。~


-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズエキスパート2006>http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_ex2006/index.html]]では、[[デッキ]]に[[《神聖なる球体》]]がなくても、何度でも[[発動]]が可能である。~
もちろん何体でも[[召喚]]できるわけではなく、ライフを[[コスト]]として何度でも払うことができるというだけである。~
2006年に行われたワールドチャンピオンシップのGBA大会では、これを利用した[[【大逆転クイズ】]]が決勝デュエルをわずか4[[ターン]]で二連取し、優勝した。~
(当時、OCGの裁定ではこの[[空撃ち]]行為はすでに不可能とされていたが、大会ではゲームソフトのプログラムに従うというルールだった。)~
この一撃必殺[[コンボ]]に負けた準優勝者は、「決勝で何もできなかったのが心残り」とVジャンプでコメントしている。~
もしもこのカードを使った[[【大逆転クイズ】]]が流行っていたら、[[【宣告者パーミッション】]]の出番も増えていただろう。~
ちなみに同ゲームにおいてCPUキャラである[[《ものマネ幻想師》]]にこのカードを使わせると、ライフが500以下になるまで[[効果]]を[[発動]]し続ける。~

-神話・伝承において―~
ヴィーナス(Venus)とは「金星」の意味である。~
ローマ神話の女神ヴィーナス(ギリシャ神話の「アプロディテ」に相当)が由来である。~
ソロモン72柱のアスタロトの起源であるアシュトレトはヴィーナスと同一の存在とされている。~
バンダイ版遊戯王には《アフロディーテ》というカードが実在した。~

**関連カード [#w7fa4309]
-[[代行者]]

-[[《神聖なる球体》]]

-[[《The splendid VENUS》]]

-[[《雲魔物−タービュランス》]]

**収録パック等 [#f4229bb8]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP120
-[[天空の聖域]] 308-008
-[[ストラクチャーデッキ−ロスト・サンクチュアリ−]] SD20-JP006

**FAQ [#na106909]
Q:既に3枚が[[墓地]]にあるなどして「[[デッキ]]に[[《神聖なる球体》]]が1枚もないのが明白」な場合、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:できません。(07/11/03)

Q:[[デッキ]]に[[《神聖なる球体》]]を2枚しか入れていないとします。~
  [[デッキ]]内は非[[公開情報]]ですが、「2枚が既に[[デッキ]]以外にあることが明白」な場合、[[効果]]を[[発動]]できますか?~
  ([[相手]]からは、[[空撃ち]]かどうかわからない)~
A:[[自分]]は[[デッキ]]内の情報を理解しているはずなので、[[自分]]が[[空撃ち]]になるとわかっているときは[[発動]]してはいけません。(07/11/03)