《総剣司令 ガトムズ/Commander Gottoms, Swordmaster》 †
効果モンスター
星6/地属性/獣戦士族/攻2100/守1600
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「セイバー」と名のついた
モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
DUEL TERMINAL −シンクロ覚醒!!−で登場した地属性・獣戦士族の上級モンスター。
自分のフィールドに存在する「セイバー」と名のつくモンスターを全体強化する永続効果を持つ。
自身はX−セイバーどころかセイバーでもなく、他のX−セイバーとの連携が取れないのは勿論、自身を強化する事すらできない。
《セイバー・リフレクト》には対応するが、サーチしても使い道は少ない。
自己特殊召喚能力を持たない上級モンスターとしては完全に力不足であり、《ガイアパワー》か《セイバー・ヴォールト》でも使用したほうが幾分かマシである。
戦闘には使わず後方から指令をさせるか、《XX−セイバー ガトムズ》を使うべきだろう。
- DTマスターガイドによると、かつての第1次X−セイバーのナンバー2であり、《X−セイバー ソウザ》失踪後に多くの部下の推挙を受けて司令となり、組織を有力な剣術集団に成長させたとの事。
その後X−セイバーは苦戦を強いられ、のちにXX−セイバーとして再建し再び司令を務めている。
部下からの人望が厚く、彼の出す指令は優秀なようだ。
またステータスだけを見れば、X−セイバーの中でもそれなりの腕を持つ。
- 初期ゲーム作品の英語名を考えると、名前のモデルはギリシア神話の「カドムス(Cadmus)」か。
- その他、初期のX−セイバーは円卓の騎士をモチーフにしている事、上のような設定から考えると、ランスロットもモデルの1人と思われる。
パロミデス、ガラハドなど、抗争においてアーサー側ではなくランスロット側についた円卓の騎士をモチーフにしたものが多いのもそれを意識しての事だろう。
- WCS2009におけるこのカードの英語名は《Allsword Commander Gatmuz》というかなり直訳気味なものだった。
実際の英語名では「総司令」からの造語と思われる”総剣司令”を前後で分割。
さらに剣を総べるから転じてSwordmasterと訳したようだ。
英語名を再び日本語に訳すと、「剣聖−ガトムズ司令官」といった感じになる。
しかし、何故か名前のスペルまで変わっている。
関連カード †
―《総剣司令 ガトムズ》の姿が見られるカード
収録パック等 †