シンクロ・効果モンスター 星９/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000 チューナー＋チューナー以外の通常モンスター１体以上 このカードが特殊召喚に成功した時に発動する。 自分フィールド上のドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、 カードの効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない。 また、１ターンに１度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。 自分の墓地の通常モンスター１体を選択して特殊召喚する。
ストラクチャーデッキ−青眼龍轟臨−で登場する光属性・ドラゴン族のシンクロモンスター。
特殊召喚に成功した時に次のターンの終了時までドラゴン族に耐性を付与する効果とスタンバイフェイズに墓地の通常モンスター１体を蘇生させる効果を持つ。
レベル９という高レベルシンクロモンスターであり、更に非チューナーには通常モンスターという指定が設けられている。
その上、蘇生効果は通常モンスター、耐性効果はドラゴン族を指定するため、【青眼の白龍】や【聖刻】といった通常モンスターを使用する【ドラゴン族】での採用が見込まれる。
その場合、各種聖刻の効果で特殊召喚されたレベル８ドラゴン族とレベル１チューナーの組み合わせが最もシンクロ召喚しやすいだろう。
特に、非チューナーには多彩な特殊召喚手段を持ち効果との相性も抜群の《青眼の白龍》が理想的。
チューナーにもサーチ効果が発動できる《伝説の白石》や汎用性の高い《エフェクト・ヴェーラー》、能動的に《青眼の白龍》をリクルートできる《青き眼の乙女》など、優秀なものが数多く存在する。
この場合、《思い出のブランコ》や《黙する死者》、《滅びの爆裂疾風弾》のデメリットも無視できる。
その他の運用としては、【デュアル】においてドラゴン族のデュアルモンスターと《超合魔獣ラプテノス》・《ブラック・ブルドラゴ》を守るという戦術もあるだろう。
第一の効果は、特殊召喚に成功した時に発動するドラゴン族全般への耐性付与効果。
耐性の範囲は「効果破壊」および「対象をとる効果全般」と非常に強固であり、シンクロ召喚以外の特殊召喚でも発動する。
このカード自身もドラゴン族なので、当然自身にも耐性を付与できる。
しかし、耐性は永続効果ではなく発動するタイプの効果なので、耐性効果にチェーンして《奈落の落とし穴》や《強制脱出装置》などを受けると耐性を得る前に除去されてしまう。
また、自身の攻撃力が2500と決して高いとは言えない数値であるため、戦闘破壊されてしまう危険性も高い。
《思い出のブランコ》の自壊デメリットを消したり、《サンダーエンド・ドラゴン》で相手のモンスターのみを破壊するといったコンボを絡める事で、より効果的に運用することが望ましいだろう。
もう一つの効果は通常モンスターの蘇生効果。
戦線を強化する優秀な効果だが、発動がスタンバイフェイズと遅いためシンクロ召喚後に１ターン維持しておく必要がある。
とはいえ、自身の耐性により場もちは期待できるので、戦闘破壊さえされなければスタンバイフェイズまで生き残れる可能性は高い。
蘇生対象の筆頭候補は、やはり無二の攻撃力を持つ《青眼の白龍》だろう。
また、デュアルモンスターとも相性が良く、蘇生後に即再度召喚することで効果を使うことができる。
《ダークストーム・ドラゴン》などに《スーペルヴィス》を装備させればシンクロ素材としたモンスターを蘇生させ、１ターンキルも達成可能。