*《&ruby(そうがん){蒼眼};の&ruby(ぎんりゅう){銀龍};/Azure-Eyes Silver Dragon》 [#o949af04]
 シンクロ・効果モンスター
 星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
 チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
 このカードが特殊召喚に成功した時に発動する。
 自分フィールド上のドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、
 カードの効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない。
 また、1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。
 自分の墓地の通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。
//英語名:http://yugioh.wikia.com/wiki/File:AzureEyesSilverDragon-SDBE-EN-GC-UR-1E.png

 [[ストラクチャーデッキ−青眼龍轟臨−]]で登場した[[光属性]]・[[ドラゴン族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[特殊召喚に成功した]]時に次の[[ターン]]の終了時まで[[ドラゴン族]]に[[耐性]]を付与する[[誘発効果]]と[[スタンバイフェイズ]]に[[墓地]]の[[通常モンスター]]1体を[[蘇生]]させる[[誘発効果]]を持つ。~

 [[レベル]]9[[レベル]][[シンクロモンスター]]であり、[[シンクロ素材]]として非[[チューナー]]に[[通常モンスター]]という縛りがあり、[[シンクロ召喚]]しにくい部類に入る。~
 [[レベル]]1[[チューナー]]としては、[[《青眼の白龍》]]の[[サポートカード]]である[[《青き眼の乙女》]]・[[《伝説の白石》]]、扱いやすい[[レベル]]1[[チューナー]]である[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等が挙げられる。~
 非[[チューナー]]には多彩な[[特殊召喚]]手段を持ち、この[[カード]]と相性が良い[[《青眼の白龍》]]が挙げられる。~
 この[[カード]]より[[《青眼の白龍》]]の方が[[攻撃力]]は高いが、[[聖刻]]の[[効果]]による[[特殊召喚]]や[[《滅びの爆裂疾風弾》]]等で[[デメリット]]を負った[[《青眼の白龍》]]を[[シンクロ素材]]にすれば気にならないだろう。~

 前半の[[効果]]は、[[特殊召喚に成功した]]時に[[自分]][[フィールド]]上の全ての[[ドラゴン族]]に対する「[[効果]][[破壊]]」と「[[対象をとる(指定する)効果]]」の2種類の[[耐性]]付与[[効果]]。~
 [[特殊召喚]]時に[[発動]]するので、[[蘇生]]等の[[シンクロ召喚]]以外の[[特殊召喚]]でも[[発動]]でき、この[[カード]]も[[ドラゴン族]]であり、この[[カード]]自身にも[[耐性]]を付与できる。~
 [[《思い出のブランコ》]]の[[自壊]][[デメリット]]を消す、[[《サンダーエンド・ドラゴン》]]等の[[全体除去]]で[[相手]][[モンスター]]のみを[[破壊]]するといった[[コンボ]]も可能である。~
 しかし、[[耐性]]は[[永続効果]]ではなく[[誘発効果]]なので、[[耐性]][[効果]]に[[チェーン]]して[[《奈落の落とし穴》]]等を受けると[[耐性]]を得る前に[[除去]]されるので過信は禁物である。~

 後半の[[効果]]は自分の[[スタンバイフェイズ]]ごとに[[通常モンスター]]を[[蘇生]]する[[効果]]。~
 戦線を強化する優秀な[[効果]]だが、[[発動]]が[[スタンバイフェイズ]]と遅いため[[シンクロ召喚]]後に1[[ターン]]維持しておく必要がある。~
 とはいえ、自身の[[耐性]]により場持ちは期待できるので、[[戦闘破壊]]さえされなければ[[スタンバイフェイズ]]まで生き残れる可能性は高い。~
 [[蘇生]]対象はこの[[カード]]の[[シンクロ素材]]とした[[通常モンスター]]にすれば無駄がなく、それを[[素材>シンクロ素材]]に2体目の《蒼眼の銀龍》の[[シンクロ召喚]]を狙うこともできる。~
 また、[[デュアル]][[モンスター]]も[[蘇生]]可能であり、特に[[《ダークストーム・ドラゴン》]]を[[蘇生]]して[[《スーペルヴィス》]]を装備させれば[[1ターンキル]]も達成可能。~

 [[シンクロ素材]]と2種類の[[モンスター効果]]の内容から、この[[カード]]が採用される[[デッキ]]は自ずと限られる。~
 [[【青眼の白龍】]]や[[【聖刻】]]といった[[通常モンスター]]を使用する[[【ドラゴン族】]]での採用が見込まれる。~
 他には[[デュアル]][[モンスター]]とも相性が良く、[[【デュアル】]]で使用することで、[[《超合魔獣ラプテノス》]]や[[《ブラック・ブルドラゴ》]]に[[耐性]]を付与することができる。~

-[[《デブリ・ドラゴン》]]で[[レベル]]5の[[通常モンスター]]を[[蘇生]]すれば消費1枚での[[シンクロ召喚]]ができる。~
対応する[[レベル]]5の[[通常モンスター]]は[[《アイツ》]]、[[《人造木人18》]]、[[《千年の盾》]]、[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]の4枚が存在する。~
ただし、この[[カード]]及び[[《デブリ・ドラゴン》]]が受けられる[[ドラゴン族]]サポートを4枚とも受けることができない。

-非[[チューナー]]の[[シンクロ素材]]には、[[通常モンスター]]扱いとなる[[トークン]]や一部の[[罠モンスター]]も使える。~
どちらも[[ドラゴン族]]との関係は薄くこの[[カード]]の[[効果]]と噛み合わないが、[[綿毛トークン]]など[[汎用性]]の高いものも素材にできるのは覚えておきたい。

//-[[ストラクチャーデッキ−青眼龍轟臨−]]発売前の2013年6月に配布された「&ruby(うみうま){海馬};コーポレーション 出張所」第3号には「この[[カード]]の[[耐性]][[効果]]が得られるのは[[特殊召喚]]時の[[効果]]処理時に[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在していた[[ドラゴン族]]のみ。」「[[特殊召喚]]は[[対象]]を取る。」というQ&Aが記載されている。
//詳細をQ&Aに移動

-容姿や[[カード名]]、収録される[[ストラクチャーデッキ]]のテーマから、[[《青眼の白龍》]]を強く意識してデザインされた[[カード]]なのだろう。~
また、[[イラスト]]の構図は[[EX]]に収録された[[《青眼の白龍》]]の[[イラスト]]を思わせる。~
また、[[攻撃力]]と[[守備力]]が[[《青眼の白龍》]]の逆になっている。

--一方で[[カード名]]が英語読みである[[《青眼の白龍》]]や[[《真紅眼の黒竜》]]らとは異なり、漢字表記をそのまま音読みする。~

-ちなみに「蒼」とは様々な意味が含まれており、「これ」と言える青はない。~
基本的に、「快晴の空」・「草花関連(碧色)」・「くすんだ、または夜空のような群青に近い青」等を指すが、単純に鮮やかな青を指す場合もあり、「金髪碧眼」の「碧」もこれを指す。~
この[[カード]]の[[英語名]]には「Azure(空色よりも少し濃い青)」があてられている。~
「蒼」が空色を連想させることが多いからだろう。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#yaf88317]
-[[《青眼の白龍》]]

-[[《思い出のブランコ》]]
-[[《黙する死者》]]
-[[《正統なる血統》]]
-[[《蘇りし魂》]]

―《蒼眼の銀龍》の姿が見られる[[カード]]
-[[《銀龍の轟咆》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#j2992b7c]
-[[ストラクチャーデッキ−青眼龍轟臨−]] SD25-JP040 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#dc8dc89c]
Q:[[特殊召喚]]成功時に[[発動]]する[[効果]]を処理した後に[[召喚]]・[[特殊召喚]]された[[ドラゴン族]][[モンスター]]を、その[[ターン]]中に[[効果]]の[[対象]]にしたり[[効果]]によって[[破壊]]する事はできますか?~
A:はい、可能です。[[効果]]が[[適用]]されるのは、[[効果]]処理時に自分[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在していた[[ドラゴン族]][[モンスター]]のみです。(13/06/15)~

Q:[[通常モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]で、[[特殊召喚]]する[[通常モンスター]]を選択するタイミングは[[効果]]の発動時と[[効果]]処理時のどちらですか?~
A:[[効果]][[発動]]時に選択します。(13/06/15)~

Q:効果分類は何ですか?~
A:どちらとも[[誘発効果]]になります。(13/06/15)

Q:[[耐性]]を得た状態のこの[[カード]]は[[《天罰》]]で[[破壊]]できますか?~
A:いいえ、その場合この[[カード]]の[[効果]]の[[発動]]は[[無効]]になりますが、この[[カード]]は[[破壊]]されません。(13/06/24)

Q:[[耐性]][[効果]]が[[適用]]された後で[[自分]][[フィールド]]上に[[召喚]]などを行った[[ドラゴン族]][[モンスター]]はこの[[カード]]の[[効果]]が[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されません。(13/06/15)

Q:[[特殊召喚]]する[[効果の発動]]が[[《光と闇の竜》]]の[[効果]]で[[無効]]になった場合、同じ[[スタンバイフェイズ]]時に再び[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(13/06/15)

Q:前半の[[効果]]適用後このカードの[[効果]]が無効になった場合でも、[[効果]]を受けた[[モンスター]]の耐性は維持されますか?~
A:はい、されます。(13/06/17)~

Q:前半の[[効果]]適用後に[[効果]]が[[適用]]された[[モンスター]]が[[裏側表示]]になった場合、この[[カード]]の[[効果]]は[[適用]]されなくなりますか?~
A:はい、[[適用]]されなくなり、その後再び[[表側表示]]になってもこの[[カード]]の[[効果]]が[[適用]]されていない状態になります。(13/06/27)

Q:[[効果モンスター]]扱いとなった[[《ダークストーム・ドラゴン》]]を使用して、《蒼眼の銀龍》を[[シンクロ召喚]]できますか?~
A:いいえ、できません。(13/06/28)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。