*《&ruby(ぞうしょく){増殖};する&ruby(ジー){G};/Maxx "C"》 [#t00bf374]
 効果モンスター
 星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
 このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
 このターン、相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、
 自分はデッキからカードを1枚ドローする。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 「増殖するG」は1ターンに1度しか発動できない。
//VG6月号より

 [[EXTRA PACK Volume 4]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[手札]]から[[墓地へ送る]]事で、[[相手]]の[[特殊召喚]]に反応して[[ドロー]]を行う[[効果]]を持つ。~

 現[[環境]]においては[[特殊召喚]]を行わない[[デッキ]]そのものが希少であるため、[[腐る]]ことはほとんどないだろう。~
 特に[[シンクロ>シンクロ召喚]]及び[[エクシーズ召喚]]は、その性質上複数回の[[特殊召喚]]を経由することが多いため、これらを相手として発動した場合には莫大な[[アドバンテージ]]を見込める。~
 無論、この[[カード]]を[[発動]]したことで[[相手]]が[[特殊召喚]]を控える可能性もあるが、「[[カード]]1枚消費で1[[ターン]]限りの[[特殊召喚]]抑止役」と考えても十分に強力。~
 [[発動]]時点で[[手札]]を1枚消費することになるが、この点は[[チェーンブロック]]を作る[[特殊召喚]][[効果]]の場合、その[[発動]]に対し[[発動]]することで最低でも1[[ドロー]]ができ、単純な[[デッキ圧縮]]となるのでさほど気にはならない。~

 一方、[[相手]]が大量の[[特殊召喚]]をためらわなかった場合、いくら[[ドロー]]してもその[[ターン]]で決着がついてしまう可能性も高い。~
 必ず[[ドロー]]しなくてはならないので、ループ[[コンボ]]等で大量に[[特殊召喚]]され、[[デッキ切れ]]に追い込まれるケースもある。~
 [[ドロー]][[効果]]自体は直接[[相手]]の行動を阻害するものではない事を心がけ、[[《バトルフェーダー》]]・[[《トラゴエディア》]]・[[《エフェクト・ヴェーラー》]]・[[宣告者]]・[[機皇帝]]等、[[ドロー]]によって[[相手]]を止める手に繋がる構築を意識したい。~
 耐えることさえできれば、返しの[[ターン]]で膨大な[[ハンド・アドバンテージ]]に物を言わせて畳み掛けることもできる。~

 [[手札]][[発動]]故に奇襲性に優れ、[[発動]]後の維持が不要な[[残存効果]]であることは大きな評価点である。~
 類似[[効果]]を持つ[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]と比べると、[[トリガー]]は[[相手]]限定となったものの、[[シンクロ召喚]]以外にも対応する。~
 [[《ゴキポン》]]によって[[サーチ]]でき、[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]後は[[《ジャンク・シンクロン》]]・[[《デブリ・ドラゴン》]]で[[蘇生]]する、[[《デビルドーザー》]]・[[《巌征竜−レドックス》]]の[[コスト]]にするといった戦術もある。~

 [[相手]]依存であり、性質上[[相手]]の[[特殊召喚]]を直接止める[[《神の宣告》]]等とは使い分けが求められる。~
 前述したように[[《バトルフェーダー》]]等との共存が望ましいことを考えると、[[【フルモンスター】]]のような[[モンスター]]の比率が大きい[[デッキ]]では特に有効に働く。~
 [[罠カード]]が少ない[[デッキ]]の弱点であった大量展開を抑止できる貴重な存在である。~

-[[モンスター効果]]が[[適用]]されるのは「[[特殊召喚が成功する>特殊召喚に成功した]]度に」である。~
一度に複数体の[[モンスター]]が[[特殊召喚]]されても、[[特殊召喚]]が行われたのは1回なので、[[ドロー]]できる枚数も1枚である。~
また、[[相手]][[モンスター]]の[[特殊召喚に成功した]]時にこのカードを[[発動]]しても、[[ドロー]]はできない。~
故に[[条件による特殊召喚>特殊召喚#NegatePattern1]]に対しては、先出しする必要がある。~

-この[[モンスター効果]]による[[ドロー]]は、[[チェーンブロック]]を作らない。~
よって、[[相手]][[モンスター]]が[[特殊召喚に成功した]]時に[[誘発効果]]が[[発動]]する場合、その[[発動]]前に[[ドロー]]でき、[[誘発効果]]に[[チェーン]]する形で[[ドロー]]した[[カード]]を使用する事もできる。~
[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等を[[ドロー]]した際は、この処理の順番が非常に重要となる。~

-[[《暗黒のマンティコア》]]を相手にした場合、かつての[[【宝札エクゾディア】]]と同じ[[蘇生]][[コンボ]]を使われると敗北が確定してしまう。~

-[[イラスト]]の構図や[[カード名]]より[[《黒光りするG》]]の亜種[[モンスター]]と言える。~
[[マスターガイド3>書籍付属カード#u27ba37e]]では、「見るもおぞましい[[イラスト]]」と書かれている。~
[[イラスト]]にはテレビ台とタンスや床との隙間に何十もの眼が光っている様子が描かれており、これらが全てゴキブリなのだと考えれば確かにおぞましいと言える。~
ちなみに確認できるのは全部で19匹。~

-元々は、海外版[[Storm of Ragnarok]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~
[[ドロー]][[効果]]を持つ[[カード]]は海外版では[[レアリティ]]が高い傾向にあるが、例に漏れず[[シークレットレア>Secret]]である。~

--来日当初から、[[《創造の代行者 ヴィーナス》]]によって[[《神聖なる球体》]]を複数体[[特殊召喚]]する[[【代行者】]]への[[メタカード]]として注目される。~
その後も、1[[ターン]]の内に[[特殊召喚]]を繰り返す[[【ゼンマイ】]]・[[【カラクリ】]]・[[【ラヴァル】]]・[[【聖刻】]]・[[【征竜】]]等の対策として活躍してきた。~
現在では[[特殊召喚]]しない[[デッキ]]が稀であり[[腐る]]ことが少ないため、[[メインデッキ]]から投入する構築も増えつつある。~
日本語版も[[ノーマルレア>N-Rare]]収録のために価格が高騰していたが、[[ストラクチャーデッキ−青眼龍轟臨−]]での再録で入手が容易になった。~
//モチーフ関連やカード名の和訳、意訳を記述。
//「原作・アニメにおいて」のすぐ上部に

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#x66c0851]
-[[G>シリーズカード#C]]

-[[《便乗》]]

-[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]

-[[《召喚制限−エクストラネット》]]

―名前関連
-[[《増殖》]]

//―ゴキブリ系[[モンスター]]は[[《コカローチ・ナイト》]]を参照。~
//特別誘導させる程の内容には思えない

//―《増殖するG》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#o5a61dce]
-[[EXTRA PACK Volume 4]] EXP4-JP037  &size(10){[[N-Rare]]};
-[[ストラクチャーデッキ−青眼龍轟臨−]] SD25-JP018

**FAQ [#l9f93519]
Q:[[ドロー]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:いいえ、作りません。(11/09/17)

Q:[[特殊召喚]]の後に別の処理を挟む[[カード]](例:[[《ディメンション・マジック》]])の処理が解決される時、《増殖するG》の[[効果]]で[[ドロー]]するのは[[特殊召喚]]の直後・別の処理前ですか、それともその処理全体の解決直後ですか?~
A:[[《ディメンション・マジック》]]の[[効果]]によって[[モンスター]]を[[特殊召喚]]し、その後[[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[効果]]処理を行った場合、その[[《ディメンション・マジック》]]の[[効果]]処理が終了した時点で[[ドロー]]します。(11/09/17)

Q:この[[カード]]の[[適用]]中に[[相手]]が[[特殊召喚]]を行った場合、[[自分]]は[[ドロー]]の後で[[《カオスハンター》]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、[[タイミングを逃す]]ことなく[[《カオスハンター》]]を[[特殊召喚]]できます。(13/03/30)

Q:この[[カード]]を[[発動]]後、[[相手]]が[[チェーン]]1で[[《ディメンション・マジック》]]を[[発動]]しました。~
  [[自分]]の[[モンスター]]が[[破壊]]された時、[[《機皇帝ワイゼル∞》]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、[[特殊召喚]]できます。~
  なお[[《機皇帝ワイゼル∞》]]を《増殖するG》で[[ドロー]]した場合であっても[[特殊召喚]]可能です。(12/11/28)

Q:この[[カード]]を[[発動]]後、[[相手]]が[[《高等紋章術》]]を[[発動]]しました。~
  どのタイミングで何枚[[ドロー]]しますか?~
//A:[[紋章獣]]2体が[[特殊召喚]]されたタイミングでまず1枚[[ドロー]]し、その後[[エクシーズ召喚]]を行います。~
//  この[[エクシーズ召喚]]が[[《昇天の黒角笛》]]などで[[無効]]にならなかった場合、改めて1枚[[ドロー]]し、合計で2枚[[ドロー]]する事になります。~
//  他の[[カード]]と違って処理の途中で[[ドロー]]が行われることは特例となります。(12/12/05)
A:[[相手]]が[[エクシーズ召喚]]まで終えた時に2枚まとめて[[ドロー]]します。(13/01/27)

Q:上記の状況で[[ドロー]]した2枚は、同時に[[ドロー]]した扱いとなりますか?~
  また、[[《神の恵み》]]で[[回復]]する[[ライフ>ライフポイント]]はいくらになりますか?~
A:2枚同時に[[ドロー]]します。~
  よって、[[《神の恵み》]]で[[回復]]する[[ライフ>ライフポイント]]は500となります。(13/04/06)~

Q:[[《光天使スローネ》]]の[[効果]]によって、[[《光天使スローネ》]]と[[ドロー]]した[[光天使]]が[[特殊召喚]]されました。~
  何枚[[ドロー]]できますか?~
A:[[《光天使スローネ》]]の[[特殊召喚]]と、[[ドロー]]した[[光天使]]の[[特殊召喚]]は同時扱いではありません。~
  この[[カードの効果]]が[[適用]]されている場合、2枚[[ドロー]]できます。(14/11/09)~

Q:[[自分]]が、この[[モンスター]]が持つ[[効果]]を[[発動]]しました。~
  「[[相手]]が[[自分]]の[[フィールド]]上に[[《ヴォルカニック・クイーン》]]を[[特殊召喚]]」した場合に[[ドロー]]はできますか?~
A:はい、その場合でも[[特殊召喚]]を行ったのが[[相手]]なので[[ドロー]]します。(11/09/23)

Q:[[フィールド]]上に[[相手]]が[[コントロール]]する[[《ブラック・ガーデン》]]が存在し、[[自分]]が[[《増殖するG》]]の[[効果]]を[[発動]]している時、[[自分]]が[[モンスター]]を[[召喚]]しました。~
  これにより[[《ブラック・ガーデン》]]の[[効果]]で[[相手]][[フィールド]]上に[[トークン]]が[[特殊召喚]]されますが、[[自分]]は[[デッキ]]から[[カード]]を[[ドロー]]することはできますか?~
A:はい、[[ドロー]]することができます。(11/10/02)

Q:[[プレイヤー]]Aの[[フィールド]]上に[[《カラクリ小町 弐弐四》]]と[[《メカ・ザウルス》]]が存在しています。~
  この時、[[プレイヤー]]Bが[[手札]]から《増殖するG》を[[発動]]しました。~
  その後、Aが[[《カラクリ大将軍 無零怒》]]を[[シンクロ召喚]]しました。~
  Bの[[デッキの一番上]]の[[カード]]は[[《エフェクト・ヴェーラー》]]でした。~
  Bは[[カード]]を1枚[[ドロー]]しますが、この時[[ドロー]]した[[《エフェクト・ヴェーラー》]]を、[[《カラクリ大将軍 無零怒》]]の[[効果]]に[[チェーン]]して[[発動]]できますか?~
A:ご質問の場合、[[《カラクリ大将軍 無零怒》]]が[[シンクロ召喚に成功した]]時点で、先にBが[[デッキ]]から[[カード]]を[[ドロー]]する為、[[《カラクリ大将軍 無零怒》]]の[[効果]]が[[発動]]した時点で、Bの[[手札]]には[[《エフェクト・ヴェーラー》]]が存在する事になります。~
  したがって、[[《カラクリ大将軍 無零怒》]]の[[モンスター効果の発動]]に[[チェーン]]して[[《エフェクト・ヴェーラー》]]の[[効果]]を[[発動]]し、[[《カラクリ大将軍 無零怒》]]の[[効果]]を[[無効]]にできます。(12/04/09)

Q:この[[カード]]の[[効果の発動]]が[[無効]]になった場合、同じ[[ターン]]に2体目の《増殖するG》の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(14/08/10)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSへ。