効果モンスター 星1/地属性/機械族/攻 0/守 0 (1):相手モンスターの直接攻撃宣言時にこのカードを手札から捨てて発動できる。 その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。
STARSTRIKE BLASTで登場した地属性・機械族の下級モンスター。
相手の直接攻撃宣言時に手札から捨てることで、その攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了する誘発即時効果を持つ。
直接攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させる手札誘発効果を備える。
類似効果を持つ《バトルフェーダー》とよく比較されるが、あちらは自身を特殊召喚する効果を持つため、ボード・アドバンテージが得られる。
一方、こちらはフィールドにモンスターを残さないので、《サイバー・ドラゴン》・時械神・《拮抗勝負》などとのシナジーが見込める。
また、モンスター効果に特殊召喚を含まないので《神の警告》などに妨害されない点も特徴である。
ただし、墓地へ送られたこのカードを《墓穴の指名者》で除外されると効果が無効になる点は注意が必要。
《バトルフェーダー》とのもう1つの違いは、効果発動後に除外されずに墓地へ送られる点。
《ドリル・ウォリアー》などでサルベージする事で効果の複数回発動が狙え、《ジャンク・シンクロン》などで蘇生できる。
特に《カメンレオン》で蘇生した場合、シンクロ素材に縛りがある《ナチュル・ビースト》のシンクロ召喚が可能。
ただし、このカードは《バトルフェーダー》と異なり、まず「攻撃を無効にし」、その後バトルフェイズを終了する処理になる。
そのため、サクリファイス・エスケープなどで効果処理時に直接攻撃したモンスターがフィールドを離れていたり、《月の書》などで表示形式を変更されたり、モンスター効果を受けないモンスターである場合は攻撃を無効にできず、バトルフェイズも終了できない。
このカードは機械族であり、効果を発動することで墓地へ送られるため、《キメラテック・オーバー・ドラゴン》を《オーバーロード・フュージョン》で融合召喚する際の融合素材として使いやすい。
状況によってはこのカードをセットし、相手の《サイバー・ドラゴン》や機械族モンスターを《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》の融合素材としても良い。
また捨てることによって発動する効果だが、墓地へ捨てる必要がないため、《次元の裂け目》などの影響下でも問題なく発動できる。
Q:効果分類は何ですか?
A:誘発即時効果です。(12/05/31)
Q:攻撃を無効にする効果は直接攻撃した相手の攻撃モンスター1体を対象にとりますか?
A:いいえ、対象をとりません。(17/05/21)
Q:相手は攻撃宣言時、《サイクロン》を発動しました。
これにチェーンしてこのカードを発動できますか?
A:はい、できます。(11/09/10)
Q:相手の攻撃宣言時、相手が《サイクロン》を発動する前に自分はこのカードを発動できますか?
A:ターンプレイヤーから《サイクロン》を発動する事ができる為、自分の《速攻のかかし》を先に発動する事はできません。(12/05/12)
Q:《速攻のかかし》の効果を同一チェーン上で2枚発動することは可能ですか?
A:発動できます。(12/06/14)
Q:《毒蛇神ヴェノミナーガ》の直接攻撃に対して使えますか?
使える場合、攻撃を止められますか?
A:発動はできますが、攻撃は無効にならず、バトルフェイズも終了しません。(11/09/03)
Q:《星態龍》の直接攻撃宣言時にこのカードを発動できますか?
A:発動はできますが、攻撃は無効にならず、バトルフェイズも終了しません。(13/05/04)
Q:相手の《速攻のかかし》にチェーンして《月の書》を発動し、攻撃モンスターを裏側守備表示にしました。
バトルフェイズは終了しますか?
A:《速攻のかかし》の効果は適用されず、バトルフェイズは終了しません。(13/03/27)