遊戯王カードWiki - 《速攻の黒い忍者》のバックアップ(No.65)

《速攻(そっこう)の黒い(ブラック)忍者(にんじゃ)/Strike Ninja》 †

効果モンスター
星４/闇属性/戦士族/攻1700/守1200
自分の墓地の闇属性モンスター２体をゲームから除外する事で、
このターンのエンドフェイズまでこのカードをゲームから除外する事ができる。
この効果は相手ターンにも使用する事ができる。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。

　混沌を制す者で登場した、闇属性・戦士族の下級モンスター。

　非常にトリッキーな効果を持つ忍者の一味で、《亜空間物質転送装置》を内蔵している。
　その特性上デッキを闇属性で固める必要性が出てくるが、上手く使えばかなりのアドバンテージを稼げる。
　回避能力があるため、中盤以降は極めて除去されにくく、長々と場に居座り続ける。

　序盤では単なるバニラに等しいが、墓地が肥えた終盤になるとほとんど破壊される事がないアタッカーとなってくれる。
　また、《異次元の偵察機》や《魂吸収》とのコンボが強力。
　さらに除外したモンスターを《Ｄ・Ｄ・Ｒ》や《闇次元の解放》で呼び戻す等、使い道は豊富である。
　ただ、自分のコントロールするモンスターがこのカードのみの時に無闇に効果を使うと壁になるモンスターが存在しなくなり、直接攻撃を受けるので注意。

天敵はやはり《霊滅術師カイクウ》。
効果が使えなくなり、戦闘でも勝てない。

この自らを除外するのは誘発即時効果で墓地除外を行うのはコスト。
墓地のモンスターを２体除外してからチェーンのタイミングが訪れる。
ダメージステップ以外、自分・相手のターンにかまわずいつでも発動できる強力な効果である。
また、エンドフェイズに戻ってくるのはチェーンに乗らない。

原作・アニメにおいて―
原作DDD（アニメDDM）において遊戯が使用したモンスター。
原作においてはレアブラックのダイスから召喚された。
アニメ版においては実物のDDM販促も兼ねてか、DDMと同じステータスと効果を持ち、レアブラックはアイテムダイスへと置き換えられた為、通常のダイスとして登場した。
このモンスターはアニメでは数少ない喋るモンスターである。
移動力の高さと回避能力を持ち合わせており、OCG版のこのカードの効果は後者に由来するものと思われる。
攻撃名は「お命、頂戴」、回避能力名は「隠れ身の術」、帰還名は「笑止」。

その後、アニメオリジナル「乃亜編」ではカード化されたこれを御伽がデッキマスターとして使用している。
まだOCG化されていなかった為か、実物のカードと異なり星５/攻撃力2350/守備力2200、さらにカード名も《速攻のブラック忍者》となっていた。
そのデッキマスター能力は「手札２枚をコストに他人のリバースカードを使える」というものであり、この効果で本田の遺した《レアメタル・ソウル》を使用した。
このときには同じく「DDM」出身の《ゴッドオーガス》も登場した。
デッキマスター能力名は「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」。

関連カード †

忍者

《亜空間物質転送装置》

《速攻のかかし》

―《速攻の黒い忍者》の姿が見られるカード

《風魔手裏剣》

このカードを使用する代表的なデッキ †

【速攻の黒い忍者】

収録パック等 †

EXPERT EDITION Volume.2 EE2-JP007 Ultra
混沌を制す者 306-007 Ultra,Parallel

FAQ †

Ｑ：この効果はダメージステップ時にも使用できますか？
Ａ：いいえ。使用することはできません

Ｑ：このカードを効果で除外した後《次元融合》で再度フィールドに出した場合、効果を使えますか？
Ａ：いいえ。《時の魔術師》などとは異なり、帰還しても同一ターンには使用できません。(06/11/29)

Ｑ：除外する効果にチェーンされ、このカードが裏側表示になった場合、除外しますか？
Ａ：調整中。(11/03/10)

Ｑ：除外する効果にチェーンされ、このカードが相手フィールドに移った場合、除外しますか？
Ａ：調整中。(11/03/10)