*《&ruby(たいようしんごういつ){太陽神合一};》 [#top]
 永続罠
 このカード名の(1)(2)の効果は同一チェーン上では発動できず、
 自分フィールドに元々のカード名が「ラーの翼神竜」となるモンスターが存在する場合、
 このカードはセットしたターンでも発動できる。
 (1):自分・相手のメインフェイズに、100LPになるようにLPを払って発動できる。
 自分フィールドの特殊召喚された「ラーの翼神竜」1体を選び、
 その攻撃力・守備力を払った数値分アップする。
 (2):1ターンに1度、自分フィールドの「ラーの翼神竜」1体をリリースして発動できる。
 その攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://yu-gi-oh.jp/index.php?page=details&id=784

 [[デュエリストパック−冥闇のデュエリスト編−]]で登場する[[永続罠]]。~
 [[《ラーの翼神竜》]]が存在すれば[[セット]]した[[ターン]]でも[[発動]]できる[[効果外テキスト]]、[[ライフコスト]]を払い[[《ラーの翼神竜》]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を[[強化]]する[[効果]]、[[《ラーの翼神竜》]]を[[リリース]]してその[[攻撃力]]分[[ライフ]]を回復する[[効果]]を持つ。~

 [[効果外テキスト]]・[[効果]]いずれも[[フィールド]]の[[《ラーの翼神竜》]]を必要とする。~
 ただし、[[セット]]した[[ターン]]に[[発動]]可能にする[[効果外テキスト]]のみ、元々の[[カード名]]を指定するため条件がやや重い。~
 一方、2つの[[効果]]は[[《ファントム・オブ・カオス》]]等で[[コピー]]したものでも構わないので若干だが条件が緩和できる。~

 (1)は[[フリーチェーン]]で[[ライフコスト]]を払い[[《ラーの翼神竜》]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を[[強化]]する[[効果]]。~
 [[《ラーの翼神竜》]]自身の持つものと上昇方法・数値は同じだが、あちらは[[アドバンス召喚に成功した]]時に限定される。~
 [[《千年の啓示》]]で[[特殊召喚]]した[[《ラーの翼神竜》]]を補う他、[[《ラーの翼神竜》]]の(4)の[[除去]]を使ってから残った[[ライフポイント]]を[[強化]]に回すことが可能。~
 [[《ラーの翼神竜−球体形》]]で[[攻撃力]]4000で[[特殊召喚]]した[[《ラーの翼神竜》]]をさらに[[強化]]してもいい。~
 [[特殊召喚]]された[[《ラーの翼神竜》]]に限られるため、[[アドバンス召喚]]した[[《ラーの翼神竜》]]を更に[[強化]]することはできない。~

 (2)は[[フリーチェーン]]で[[《ラーの翼神竜》]]を[[リリース]]してその[[攻撃力]]分[[ライフ]]を[[回復]]する[[効果]]。~
 (1)や、[[《ラーの翼神竜》]]自身の持つ[[効果]]で失った[[ライフ]]を取り戻す用途となる。~
 [[《ラーの翼神竜》]]自身が[[除去]]される際の[[サクリファイス・エスケープ]]の他、[[バーン]]や他の[[モンスター]]の[[戦闘ダメージ]]で[[ライフ]]が0になることの回避にも使える。~
 [[《古の呪文》]]で[[リリース]]分の[[攻撃力]]を得た[[《ラーの翼神竜》]]であればさらに[[回復]]可能であり、他の[[カード]]による[[強化]]も[[回復]]の補強につながる。~
 [[バトルフェイズ]]中に[[《ラーの翼神竜−不死鳥》]]に繋げることもでき、4000の[[戦闘ダメージ]]を水増しできる。~

 弱点として、(1)と(2)は同一[[チェーン]]上では[[発動]]することはできない。~
//このため、(1)に[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[破壊]]される場合に、さらに(2)を重ねて[[ライフ]]を取り戻すという回避法は使えない。~
//そもそもチェーン発動した時点では強化されてないため、リリースしても回復にはならない
 (1)の消費は激しいため、(2)を使えなくなるリスクは大きく、[[除去]]されないように注意する必要がある。~
 特に、[[ライフ]]を支払って[[無効]]にされた場合、[[《ラーの翼神竜》]]自身も[[《ラーの翼神竜−球体形》]]で出していなければ[[攻撃力]]0で棒立ちとなってしまう。~

-(2)の[[効果]]は[[攻撃力]]0の[[《ラーの翼神竜》]]を[[リリース]]することもできる。~
当然[[ライフ回復]]はしないが、[[《ラーの翼神竜−不死鳥》]]に即座につながるため有用に働く場面は少なくない。~

-[[《ラーの翼神竜》]]の[[カード名]]を得られる[[モンスター]]の内、[[《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》]]は併用する価値は高い。~
[[貫通]][[効果]]を自身が得られるため[[強化]]後に[[1ターンキル]]を狙いやすくなる他、[[元々の攻撃力]]2800あるため[[回復]]量も増える。~

-[[《究極・背水の陣》]]以来、2枚目となる[[ライフポイント]]を100になるまで払う[[罠カード]]である。~

-「合一」とは、二つ以上のものが合わさって一つになること、もしくは合わせて一つにすることを指す。~
原作において闇マリクが[[《ラーの翼神竜》]]の第二の能力を使用した際には自身と一体となっており、これが元になっているのだろう。~
--[[イラスト]]には[[《ラーの翼神竜》]]の嘴と手のみが映っている。~
[[カード名]]を踏まえると、[[《ラーの翼神竜》]]と一体化し頭部に出現したマリクの主観視点を描いていると思われる。

--ちなみに、以降のシリーズ作品でも使用者と[[モンスター]]が一体となる事は度々ある。~

-原作・アニメにおいて―~
モチーフは原作における[[《ラーの翼神竜》]]の第二の能力だろう。~
(2)の[[効果]]も、[[《融合解除》]]で[[攻撃力]]分の[[ライフゲイン]]を行ったシーンを再現している。~

--原作において[[《融合解除》]]を使用した際、[[《ラーの翼神竜》]]そのものは[[攻撃力]]0の状態で[[フィールド]]に残っていたのに対し、この[[カード]]の(2)の[[効果]]を使用した場合、[[《ラーの翼神竜》]]は[[フィールド]]から消えてしまうので若干差異がある。~
上述の通り、(2)を使うと[[《ラーの翼神竜−不死鳥》]]に繋げられるため、恐らくはあちらとの[[シナジー]]を優先したのだろう。~
---尤も、上記の戦術を披露した「闇遊戯vs闇マリク」戦の闇マリクはそのまま[[攻撃力]]0の[[《ラーの翼神竜》]]を[[エンドフェイズ]]に[[墓地へ送って>墓地へ送る]]いるので、その一連の流れまでを含めて再現しているとも解釈できるか。~

--原作での第二の能力には、この状態の際に他の[[モンスター]]を[[リリース]]して、そのステータス分の数値を[[攻撃力]]・[[守備力]]に加算することも出来る[[効果]]もあった。~
何らかの手段で強化した場合にその分も[[ライフ]]を取り戻せる点は再現されているが、強化手段そのものは再現されていない。~

--[[イラスト]]では爆炎の中にこの[[攻撃]]を受けた[[《死霊操りしパペットマスター》]]・[[《ダーク・ネクロフィア》]]・[[《首なし騎士》]]・[[《ゲルニア》]]のシルエットがうっすらと確認できる。~
この状況は[[《ラーの翼神竜》]]の第二の能力が明らかとなった「vs闇バクラ」戦(原作版)のものである。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《ラーの翼神竜》]]

-[[《神秘の中華なべ》]]
-[[セットしたターンに発動できる罠カード>《ディメンション・スライド》#card]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ラーの翼神竜》]]

-[[《首なし騎士》]]
-[[《ゲルニア》]]
-[[《死霊操りしパペットマスター》]]
-[[《ダーク・ネクロフィア》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−冥闇のデュエリスト編−]] DP24-JP007

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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