堕天使(だてんし)アスモディウス/Darklord Asmodeus》

効果モンスター 
星8/闇属性/天使族/攻3000/守2500
このカードはデッキまたは墓地からの特殊召喚はできない。
1ターンに1度、自分のデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
自分フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分フィールド上に「アスモトークン」(天使族・闇・星5・攻1800/守1300)1体と、
「ディウストークン」(天使族・闇・星3・攻/守1200)1体を特殊召喚する。
「アスモトークン」はカードの効果では破壊されない。
「ディウストークン」は戦闘では破壊されない。

 Vジャンプ(2009年4月号) 付属カードで登場した闇属性天使族最上級モンスター
 天使族デッキから墓地に送る?効果破壊されて墓地に送られた?時にアスモトークンディウストークンを生成する効果を持つ。

 墓地を肥やす効果は、《アテナ》《大天使クリスティア》と相性が良い。
 しかし、《大天使クリスティア》がいるとトークン特殊召喚できず、二つ目の効果の意味がなくなる。
 それでも2体の高攻撃力モンスターが並ぶと相手は厳しい展開になるので、あまり気にしなくても良い。

 闇属性なので闇属性天使族で固めて、《終末の騎士》のように運用するのもありだろう。
 墓地に送る?候補としては《ゼータ・レティキュラント》《堕天使スペルビア》が筆頭か。
 その場合、変わった使い方では《ダーク・アームド・ドラゴン》の採用も検討できる。
 《ダーク・パーシアス》《ダーク・クリエイター》との相性もよく、闇属性天使族墓地を肥やし墓地の《堕天使アスモディウス》を除外コストにすれば無駄が無い。
 もちろん光属性墓地に送れる?ので《カオス・ソーサラー》も難なく使用できる。

 フィールドから破壊され墓地へ送られた時に2体のトークンを生成する効果を持つ。
 2体のトークンはそれぞれに別の破壊耐性があるので、1度では破壊されづらいのが特徴。
 リリースの素材にもシンクロ素材にも制限がないので、召喚サポートの際には地味に役立つ。
 ただし2枚とも守備表示のときに《レッド・デーモンズ・ドラゴン》アスモトークン攻撃されると、2枚とも破壊されてしまう。
 場持ちのよさが災いしてディウストークンのみがフィールドに残り、《神の居城−ヴァルハラ》の邪魔になることもある。
 1体だけリリースしてアドバンス召喚するのであれば、同じ闇属性天使族《堕天使ディザイア》《堕天使ゼラート》や、《光神機−轟龍》妥協召喚がいいだろう。
 かわった使い方としてアスモトークン《団結の力》を装備させると、ディウストークンが場に居れば攻撃力3400の破壊耐性もちアタッカーとして活躍できる。

 自身の攻撃力が高く、また墓地効果発動するため《スキルドレイン》と相性が良い。
 勘違いしがちだが、トークンはすべて通常モンスター扱いのため二種のトークン耐性は失われず、トークン自身も《スキルドレイン》と好相性と言える。
 ただし、《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》を出されるとデッキから天使族モンスター墓地に送る?こともトークンの生成もできなくなってしまう。

 特殊召喚の制限は、天使族の定番である《光神化》からの《地獄の暴走召喚》等による手段を封じるもの。
しかしデッキ墓地からの特殊召喚はできないが、手札からと除外からの帰還による特殊召喚は可能である。
 よって、天使族専用のサポートカードである《神の居城−ヴァルハラ》《奇跡の光臨》による特殊召喚は問題なく行える。
 《奇跡の光臨》《闇次元の解放》を使用する場合は、《闇の誘惑》等との相性が非常に良い。

 相手ターンエンドフェイズ《光神化》特殊召喚すれば、トークンを2体もフィールドに残せるので、そこからアドバンス召喚シンクロ召喚に繋げる事ができる。
 《奇跡の光臨》帰還させれば、《奇跡の光臨》破壊されてもトークンが生成できるので大きなアドバンテージを得ることができる。
 ただし元々の攻撃力が3000という高い数値のため、《光神化》特殊召喚した場合でも《奈落の落とし穴》の射程圏内に入ってしまうのが痛い。
 幸い、これらのカードフリーチェーンなのでチェーン2以降に発動して相手タイミングを逃させることもできる。
 《ジェネレーション・チェンジ》を使い、《次元幽閉》《奈落の落とし穴》を回避しつつ確実に効果を使い、後続をサーチすることもできる。

関連カード

―堕天使

収録パック等

FAQ

Q:このカードが裏側表示のまま破壊され墓地へ送られた場合でもトークン特殊召喚する効果発動しますか?
A:はい、発動します。(09/07/01)