*《&ruby(だてんし){堕天使};アスモディウス/Darklord Asmodeus》 [#ncce9b71]
 効果モンスター
 星8/闇属性/天使族/攻3000/守2500
 このカードはデッキまたは墓地からの特殊召喚はできない。
 1ターンに1度、自分のデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
 自分フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
 自分フィールド上に「アスモトークン」(天使族・闇・星5・攻1800/守1300)1体と、
 「ディウストークン」(天使族・闇・星3・攻/守1200)1体を特殊召喚する。
 「アスモトークン」はカードの効果では破壊されない。
 「ディウストークン」は戦闘では破壊されない。

 [[Vジャンプ(2009年4月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[闇属性]]・[[天使族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[天使族]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[効果]]、[[破壊]]されて[[墓地へ送られた]]時に[[アスモトークン]]と[[ディウストークン]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~

 [[墓地を肥やす]][[効果]]は、[[《アテナ》]]・[[《大天使クリスティア》]]と相性が良い。~
 しかし、[[《大天使クリスティア》]]がいると[[トークン]]が[[特殊召喚]]できず、2つ目の[[効果]]の意味がなくなる。~
 それでも2体の高[[攻撃力]][[モンスター]]が並ぶと[[相手]]は厳しい展開になるので、あまり気にしなくても良い。~

 [[闇属性]]なので[[闇属性]]・[[天使族]]で固めて、[[《終末の騎士》]]のように運用するのもありだろう。~
 [[墓地へ送る]]候補としては[[《ゼータ・レティキュラント》]]・[[《堕天使スペルビア》]]が筆頭か。~
 その場合、変わった使い方では[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の採用も検討できる。~
 [[《ダーク・パーシアス》]]や[[《ダーク・クリエイター》]]との相性もよく、[[闇属性]]・[[天使族]]で[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]、[[墓地]]の《堕天使アスモディウス》を[[除外]][[コスト]]にすれば無駄がない。~
 もちろん[[光属性]]も[[墓地へ送る]]ことができるので[[《カオス・ソーサラー》]]も難なく[[使用]]できる。~
 [[天使族]]を[[墓地へ送る]]という性質上、[[種族]]統一[[デッキ]]なら[[《一族の結束》]]とも相性がよく、自身と[[トークン]]の[[強化]]に繋がる。~

 [[フィールド]]から[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時に2種類の[[トークン]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~
 2種類の[[トークン]]はそれぞれに別の[[破壊]][[耐性]]があるので、1度では[[破壊]]されづらいのが特徴。~
 [[リリース]]の素材にも[[シンクロ素材]]にも制限がないので、[[召喚]]サポートの際には地味に役立つ。~
 ただし2体とも[[守備表示]]のときに[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]に[[アスモトークン]]を[[攻撃]]されると、2体とも[[破壊]]されてしまう。~
 場持ちのよさが災いして、[[《神の居城−ヴァルハラ》]]の邪魔になることもある。~
 1体だけ[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]するのであれば、同じ[[闇属性]]・[[天使族]]の[[《堕天使ディザイア》]]・[[《堕天使ゼラート》]]や、[[《光神機−轟龍》]]の[[妥協召喚]]がいいだろう。~
 かわった使い方として[[アスモトークン]]に[[《団結の力》]]を装備させると、[[ディウストークン]]が[[フィールド]]に居れば[[攻撃力]]3400の[[破壊]][[耐性]]もち[[アタッカー]]として活躍できる。~
 また、[[《暴走闘君》]]を使うことで[[アスモトークン]]は[[攻撃表示]]のときは[[破壊されない]][[攻撃力]]2800の[[アタッカー]]として存在することができる。~

 自身の[[攻撃力]]が高く、また[[墓地]]で[[効果]]が[[発動]]するため[[《スキルドレイン》]]と相性が良い。~
 勘違いしがちだが、[[トークン]]はすべて[[通常モンスター]]扱いのため2種の[[トークン]]の[[耐性]]は失われず、[[トークン]]自身も[[《スキルドレイン》]]と好相性と言える。~
 ただし、[[《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》]]を出されると[[デッキ]]から[[天使族]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことも[[トークン]]の[[特殊召喚]]もできなくなってしまう。~

 [[特殊召喚]]の制限は、[[天使族]]の定番である[[《光神化》]]からの[[《地獄の暴走召喚》]]等による手段を封じるもの。~
 しかし[[デッキ]]と[[墓地]]からの[[特殊召喚]]はできないが、[[手札]]からと[[除外]]からの[[帰還]]による[[特殊召喚]]は可能である。~
 よって、[[天使族]]専用の[[サポートカード]]である[[《神の居城−ヴァルハラ》]]や[[《奇跡の光臨》]]による[[特殊召喚]]は問題なく行える。~
 [[デッキ]]と[[墓地]]からの[[特殊召喚]]が制限されている為、[[天使族]]の定番である[[《光神化》]]からの[[《地獄の暴走召喚》]]や[[《アテナ》]]による再利用は封じられている。~
 しかし、[[手札]]と[[除外]]からの[[特殊召喚]]は可能なので、[[天使族]]専用の[[サポートカード]]である[[《神の居城−ヴァルハラ》]]や[[《奇跡の光臨》]]による[[特殊召喚]]は問題なく行える。~
 [[《奇跡の光臨》]]や[[《闇次元の解放》]]を[[使用]]する場合は、[[《闇の誘惑》]]等との相性が非常に良い。~

 [[相手]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[《光神化》]]で[[特殊召喚]]すれば、[[トークン]]を2体も[[フィールド]]に残せるので、そこから[[アドバンス召喚]]や[[シンクロ召喚]]に繋げる事ができる。~
 [[《奇跡の光臨》]]で[[帰還]]させれば、[[《奇跡の光臨》]]が[[破壊]]されても[[トークン]]を[[特殊召喚]]できるので大きな[[アドバンテージ]]を得ることができる。~
 ただし[[元々の攻撃力]]が3000という高い数値のため、[[《光神化》]]で[[特殊召喚]]した場合でも[[《奈落の落とし穴》]]の射程圏内に入ってしまうのが痛い。~
 幸い、これらの[[カード]]は[[フリーチェーン]]なので[[チェーン]]2以降に[[発動]]して[[相手]]の[[タイミングを逃させる>タイミングを逃す]]こともできる。~
 [[《ジェネレーション・チェンジ》]]を使い、[[《次元幽閉》]]や[[《奈落の落とし穴》]]を回避しつつ確実に[[効果]]を使い、後続を[[サーチ]]することもできる。~

-[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]や[[《終焉の王デミス》]]との相性もいい。~
[[《終焉の王デミス》]]等の[[効果]]で[[フィールド]]を[[リセット]]してから[[アスモトークン]]と[[ディウストークン]]を[[特殊召喚]]することでほぼ確実に[[ダメージ]]を与えることができる。~
その上、次の[[自分]][[ターン]]に再び[[《終焉の王デミス》]]の[[効果]]を[[発動]]しても[[アスモトークン]]は[[破壊]]されない。~
[[《終焉の王デミス》]]の[[儀式魔法]]である[[《エンド・オブ・ザ・ワールド》]]で[[儀式召喚]]できる[[《破滅の女神ルイン》]]を[[墓地へ送る]]ことも可能。~
[[儀式魔法]]がすでに[[デッキ]]内にない場合やすでに[[墓地]]に落ちているときに[[手札事故]]を避けることもできる。~
もちろん、[[全体除去]]に対する[[メタ]]として使うのもいい。~

-[[アスモトークン]]と[[ディウストークン]]の[[レベル]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]の合計は、この[[カード]]と同じである。~
そのため、これらの[[トークン]]を利用すれば[[《極神聖帝オーディン》]]の[[シンクロ召喚]]も行いやすくなる。~

-初にして現在唯一の、2種類の名前の[[トークン]]を[[特殊召喚]]する[[カード]]である。

-[[カード名]]の由来は、ユダヤ教とキリスト教の悪魔の1体である「アスモデウス(Asmodeus)」だろう。~
キリスト教では[[七つの大罪>《グリード》]]のひとつ「色欲」を司る大悪魔で、堕天する前は[[智天使>《智天使ハーヴェスト》]]だったとされる。~
「ゲーティア」においては、[[ソロモン72柱>《ソロモンの律法書》#d085cfa2]]に属する魔神の一柱で、72の軍団を率いる序列32番の大いなる王と記されている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「響みどりvsレジー・マッケンジー」戦で、響みどりが使用。~
[[罠カード]]《ダーク・ミスト》によって[[デッキ]]から[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]、後に[[罠カード]]《堕天使降臨》によって[[《堕天使スペルビア》]]と共に[[墓地]]から[[特殊召喚]]された。~
[[罠カード]]《堕天使の幻惑》の[[効果]]で[[攻撃対象]]を変更させられ、[[攻撃]]を仕掛けた[[《大天使クリスティア》]]を返り討ちにし、更に返しの[[ターン]]で《聖神パーマル》を[[戦闘破壊]]した。~
しかし、マッケンジーの策略によってみどりがとどめを刺すのをためらってしまったため、[[《The splendid VENUS》]]に撃破されてしまった。~
漫画内では[[効果]]を持たない[[モンスター]]であり、上記の通り[[墓地]]からの[[特殊召喚]]も可能だった。~
[[攻撃]]名は「ヘル・パレード」。~

--犬☆遊☆戯で行こうでは始めから二人組で《堕天使 明日もディウス》だった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#m17300a7]
-[[アスモトークン]]
-[[ディウストークン]]

-[[《終末の騎士》]]
-[[《おろかな埋葬》]]

―堕天使~
-[[《堕天使エデ・アーラエ》]]
-[[《堕天使スペルビア》]]
-[[《堕天使ゼラート》]]
-[[《堕天使ディザイア》]]
-[[《堕天使ナース−レフィキュル》]]
-[[《堕天使マリー》]]
-[[《魔天老》]]

//―《堕天使アスモディウス》の姿の見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【神の居城−ヴァルハラ】]]

**収録パック等 [#g653492e]
-[[Vジャンプ(2009年4月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]] VJMP-JP039 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#u034a5f8]
Q:この[[カード]]が[[裏側表示]]のまま[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合でも[[トークン]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。(09/07/01)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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